日本でサイバトロン(オートボット)の副官といえばマイスター(ジャズ)ですが、海外玩具やアメコミでは彼が副官となる場合が多いようです。思いのほか重要キャラ扱いされてます。 どうでもいいけど、公式サイトのメイン画像、なんで彼だけ棒立ちなんですかね? さて、直近ではモール限定のUW-EX コンボイグランドプライムの合体要員として、コンバイナー仕様で発売されたり、アニメイテッド版では黒いボディでバイクに変形するなどほぼ別人になっていたりと、G1オリジナルデザイン準拠のリメイクとなると、マスターピースを除くとヘケヘケ以来、ということになりますかね。 着々と数を増してくオートボット戦士たちのなかでも一際目立つ白いボディ。 緊急車両繋がりのマイクロマスターと一緒にレビューしていきます。 プロール ロボットモード 背面はすっきり。両肩のウイング(ビークルモードのドア)は裏面にもしっかりディティールが入っています。 一方、脛裏のスカスカ感は少し残念。踵をこんなに大きくとるくらいなら、その半分を使って蓋でもできなかったんだろうか? また、ほかのシリーズアイテムが共通してややつやを抑えたカラーリングなのに対し、彼はホワイト部分がかなりつやつやしているのもちょっと気になります。 ウェザリングも一切ないし、なんか別のシリーズのアイテムみたい…… ビークルモード オリジナルはパトカー仕様の日産フェアレディZ・S130型に変形しますが、今回はその雰囲気を多少残したやけに鼻の長いフューチャーカータイプにトランスフォーム。 形状的にはサイバトロンモードらしいですが、カラーパターンは完全にパトカー。ちゃんとパトライトも付いてるし。 車体側面、ドア部分にはおそらくサイバトロン文字でなにか書いてあります。“警視庁” とかだったら面白いけど。 フロントおよびリアのウインドウ部は薄いブルーのクリアパーツの裏面にメカニカルなディティールが施され、シルバーで塗装されています。 変形パターンはヘケヘケ版やマスターピース、そしてたぶんオリジナルから大きな変化はなく、シンプルかつ王道。 付属武器 W-45 アシッドペレット ストライクブラスター パトライト取り付けた “アックスモード” は公式仕様ですが、銃口部分が5㎜軸になっているわけではないので、実際の斧のように持つことはできません。 同時発売のクロミアの付属武器が計4パーツからなり、組み替えも2パターンあったのに較べると、どうしてももの足りなく感じてしまいますね。 レッドヒート & ステイクアウト ロボットモード 元ネタはおなじみ “トランスフォーマーZ” より、レスキューパトロールチーム4名のうちの2名が選抜。 左がレッドヒート(旧名レッドホット・日本名ファイヤー)でトップショットの仕様変更品。 右のステイクアウト(日本名ホーリー)もロードハンドラーかスウィンドラーのそれかと思ったんですが、地味に完全新規でした。 両者ともに相変わらず小さいうえに重心が後方に偏りがちで自立もままならないときもありますが、手脚に加えて腰も可動と、昔のミニボットから考えるとすごい進化ですねぇ。 ビークルモード レッドヒートが消防はしご車、ステイクアウトがアメリカン仕様のパトカーにトランスフォーム。 レッドヒートはトップショットでは砲塔だった部分がはしごユニットに変更され、基部で回転するほかはしご自体も上下に可動、さらに真ん中で降りたたむことができます。 ステイクアウトは実写版バリケードのようなカラーリングがなかなか格好いいんですが、後部(脚部)の合わせが悪く、若干浮いた感じになってしまします。これは個体差なのか、そもそもの設計に問題があるのか…… ちなみに、バリケードっぽいですが、彼はれっきとしたオートボット戦士です。 ウエポンモード バイナーブースト サルベージ ブラスター 比較画像 今回のシージ版では(モール限定のジェネレーションセレクトではありますが)リカラー頭部変更でスモークスクリーンの発売が決定していますが、ヘケヘケ版でも同じくスモークスクリーンとストリークがリカラー(頭部も同型)で発売されています。 シージ版ストリークは発売されるんだろうか?
レッドヒートとトップショット。 こんな小さなアイテムでもしっかり頭部を変更してくる丁寧さには感心しますが、なんで同じことをディセプティコンバトルマスターではできないのか……(笑) ビークルモードでも、メインユニットと成型色の変更は当然として、前面の塗装面積を拡大することで車体がちゃんと消防車に見えますもんね。 ステイクアウトとロードハンドラー、スウィンドラーと。 単体で触っているときには、ロードハンドラーによく似てる……と思ってたんですが、実際に並べてみると全然違う。太股と脛の長さの割合を見るとわかりやすいですね。 以下、イメージカット 以上、“SG プロール” でした。
ちょっと極端なプロポーションは好みが分かれるかもしれませんが、個人的には古き良きトランスフォーマーの雰囲気が強くてけっこう好きです。 ただ、武装がテーマのシージにしては貧相過ぎる付属品だったり、表面処理が妙につやつやしてるうえにウェザリング塗装もなかったりと、どうもシリーズの方向性からは微妙にずれた感じになってしまっているのは気になりました。 今後、同じ型でバリケードとスモークスクリーンが発売されますが、その二つも公式画像を見る限りウェザリングはないっぽいんだよなぁ…… べつにウェザリングなんてなくていい……というか、ないほうがいいんですけど、大多数がそうなってるなかでポツンと真っ新ボディのヒトがいるのはおかしいし。 やるならやるで徹底してほしんですよねぇ。 といったところで、今回は終了。 またのご訪問を。
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