というわけで、記念すべきレビュー第一号は MG ジャスティスガンダム です。 放送十五周年を迎え、今の根強い人気を誇る 機動戦士 ガンダムSEED より、 第二の主人公 アスラン・ザラ 後半の搭乗機 “ZGMF-X09A ジャスティスガンダム” がマスターグレードで発売されました。 放送当時、僕はもう成人していたのですが、なんか妙にハマってしまって、DVDも全巻揃えていまだに持っています。 ちなみに、僕が一番共感したキャラクターはサイでした。キラにもアスランにも苛立ちこそすれ、まったく共感できなかった。 今にしてみれば、良くも悪くも思うところの多い作品だったように思います。 さて、思い出話はこのくらいにして、サクッとレビューいきます。 素組みに最低限の墨入れで完成。 マーキング類は指示のあるものすべてを貼るとうるさいので、文字のみのコーションマークなんかは基本貼ってません。 前面 背面 ファトゥムを外すと一気にシンプルな装いに。 フレームは先のフリーダムver.2.0、プロヴィデンスと基本共通。兄弟機だしね。 とくに今回のアレンジでは腕や腰アーマーなど外装部分にもフリーダムとの共通点が多く見られます。 喩えるならジャスティスとフリーダムは年子、プロヴィデンスはちょっと年の離れた弟、みたいな。 ジャスティス本体、ファトゥムともに色分けはほぼ完璧。股間や膝裏のスラスター内部や、ファトゥムのウイング先端のイエローまでパーツ分けされています。 武装類 ファトゥムOO ジャスティス本体から外してウイングを展開すれば飛行形態に。ちなみにウイングにロック機構はなし。 機首は前方にスライド。さらに二重関節が仕込まれているので、背負った状態でビーム砲だけ前に倒したりもできるように。あと、左右にも若干振れます。 そのMA-4B フォルティスビーム砲も基部が前後にスライドし、砲身が上下に可動。 エンジンブロック上部のM9M9 ケルフス 旋回砲塔機関砲は基部が回転、砲身も上下に若干可動。 後部スラスターにも迫り出しに連動してカバーが開くギミックあり。 高機動形態(でいいのかな?) 通常形態同様、ジャスティス本体とはフレームのみでの接続。 せめて機首側に肩との接続ジョイントがあってほしかったなぁ。 リフター形態では左右の装甲がスライドして横幅が増加。少しでも劇中イメージに近付けようとした結果の新ギミック。 それでもやっぱり乗り物としてはまだ小さいかな。バランスとるの大変そうで不安になる。 キットとしては足裏にあるピンで固定できるから安定して乗せてられるけれど。 これを言っちゃあお終いなのかもしれないけれど、そもそもこれ、外して上に乗る必要あるか? 放送当時から抱いていた疑問です。 適当にアクションカット ジャスティスといえばこれらのポーズ(個人の印象)。 肘関節は先の兄弟二機と同じく引き出すことで可動域が拡大。フレームが同じなんだから当然か。 どちらかというと格闘主体の戦闘スタイルってイメージがあるけれど、そんなイメージ再現にも十分な可動域。 股関節もスライドするので、蹴りポーズもばっちり決まる。 劇中でもよく相手MSとかを蹴ってた印象。 このへんはやっぱりボディカラーも含めてシャアザクへのオマージュなんだろうな。 兄弟機たちと一緒に。 ついでにストライクルージュとも。 しかしあらためて思い返してみると、ジャスティス単体の見せ場って劇中ではほとんどなかったように思う。 ミーティア着てカラミティぶった斬ったとこくらいか。それもさらっと流されてるし。 最終局面なんか完全にイザーク無双だし。 なにはともあれ、放送から随分時間が経ちましたが無事発売された
MG ジャスティスガンダム でした。 プロヴィデンスもそうですが、これが発売されたのも賛否両論あったフリーダムver.2.0がなんだかんだでけっこう売れたということなんでしょうね。 始めから発売予定があったなら、もっと余剰のないランナー構成になってただろうし。 つまるところ、なにかキット化してほしいMSがあるなら、それと関係の深いキットを買え、ということか……。今さらですが。 ともかくも、SEED関連はこれにて一段落ということになるでしょう。 さすがにレイダー、フォビドゥン、カラミティのMG化はないよね。フレーム流用も難しそうだし。 出たら買っちゃうだろうけれど。 とまぁこんなところで、今回は終了いたします。 またのご訪問を。
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