ゲーム出身。ジムベース。カラーリング。特殊システムによるモードチェンジ……と、特徴の数々がブルーディスティニーと被る(実際にはBD-1も頭がジムなだけで大方は陸戦型ガンダムなようですが)ペイルライダー。 まぁそもそも最大の特徴である “HADES” システムが “EXAM” の発展型のようなものらしいので、BDの後継機と呼べなくもないのか…… ガンプラとしての初出は当のゲームの初回限定版に付属していたもので、それはとくに装備のない素体に近い内容だったと記憶しています。 その後プレバン限定で陸戦重装備仕様、さらに期間をおいて空間戦仕様の発売となった次第。 陸戦仕様のほうは箱はいつものモノクロなのにインストはカラーで機体解説もありの通常仕様と、当初は一般販売の予定だったものが諸般の事情によりプレバン送り(まさに送り……だなぁ)となったような気配。 それから随分間を置いての空間戦仕様は箱、インストともにモノクロのいつものプレバンクオリティとなっております。 それではレビューに移ります。 キットは素組みに最低限の墨入れ、付属シールでの仕上げです。 陸戦重装備仕様 陸戦仕様の特徴はバックパックにマウントした180㎜キャノンと脚部に装備したミサイルポッド。 ちなみにこちらは随分前に “HADES” 発動状態で製作。 各部スラスターやダクトのゴールドおよび周りのホワイトはシール。 その他細々と色の足りない部分はあるものの塗装はしていません。 たぶん、面倒臭かったんだろうな。 本当にかなり前のことなんで、どういうテンションで作ってたのかまったく覚えてない…… 空間戦仕様 陸戦仕様との違いは、本体部分は肩アーマーのみ。 装備としては180㎜キャノンがジャイアントガトリングに、主兵装がハイパービームライフルに変更。シールドも専用のものに。 さらにバックパック下のウエポンラッチに大型のプロペラントタンクが追加され、脚部ミサイルポッドはオミット。 武装類 適当にアクションカット 構造的には二昔くらい前のキット。 それでも可動はなかなかで接地性も十分。 陸戦、空間戦両仕様合わせて豊富な武装をいろいろ選べるので、プレイバリューは高め。 問題になるのは、やはり両仕様ともに目玉となる大型武装が扱いづらいこと。 接続アームにもう一つ間接があるだけでかなり違うと思うんだけれど。 先に言った通り、両仕様での本体の違いは肩アーマーだけなので、今回の空間戦仕様の発売で陸戦重装備仕様と空間戦仕様の通常時とHADES発動時、合計4形態の換装が手軽に出来るようになりました。 バイザーだけとかならともかく、そこら中色変わられたら本体一個じゃどうしようもないからね。 そういう意味では、BDシリーズより遥かに厄介。 以上、“HGUC ペイルライダー(陸戦重装備仕様)&(空間戦仕様)” でした。
ゲーム初のマイナーな機体ながら既存キットの流用ではなく、完全新規設計。 色分けこそシール頼りの部分が多いものの、それは設定の弊害でもあり、パーツ割りそのものはけっこう頑張っている印象です。 さすがに今見ると古くささも感じますが、可動、プロポーション、拡張性も含めてなかなか高水準のキットだと思います。 なんらかの事情で一般販売が流れた(というのは僕の邪推に過ぎないかもしれませんが)のは残念でしたが、今回空間戦仕様が発売されたのも、陸戦重装備仕様が一定以上の売り上げを達成した結果でしょうし、ということはまた今回空間戦仕様が売れれば、きっとさらなる展開もあることでしょう。 それでは、今回はこれにて。 またのご訪問を。
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ほかの宇宙世紀シリーズの主役機たちが1/100、1/144含めて次々と新作でリリースされるなか、ぽつんと忘れ去られた感のあったダブルゼータガンダムでしたが、ようやく、満を持してVer.Kaでのリリースと相成りました。 ネオジオン系のMSがなかなか立体化に恵まれなかったり、久々にスパロボに参戦したかと思えば空気だったり、30周年でもとくになにもなかったりと、なにかと不遇なダブルゼータ。 しかし主役機の扱いからして微妙なのは、やっぱり物語前半のギャグテイストが古参のファンに受け容れられなかったのがまだ尾を引いてるのかなぁ…… 僕個人としては始めて通して視聴したテレビシリーズ(高校生くらいのときにCSで全話見ました)だったり、RE ハンマ・ハンマのときにも書いたように始めて作ったリアルタイプのプラモシリーズだったこともあったりで、わりと思い入れがあるんだけれども。 キットは素組みに最低限の墨入れ、あと初回限定で付属したプレミアムデカールに通常仕様の水転写デカールを併せて仕上げました。 では、レビューに参ります。 もちろんプロポーションは最新のMGらしく抜群で、イメージ通りの重厚感はあるものの旧MGのような野暮ったさはなく、一言で言うならマッシブ&スタイリッシュといった感じ(あれ? 二言になってる)。 先にも言ったように、これまでのVer.Kaのような過度のディティールや尖ったアレンジもなく、パっと見は顔付きとデカール以外にVer.Kaの特徴はなし。 これ、普通にVer.2.0として発売されてても誰も違和感感じなかったんじゃないかな。 ただガンプラとしては珍しく、要所要所にあらかじめシルバーで塗装されたパーツが使われていたりと、ほかのMGとの差別化が図られてる感じはあるかも。 ちなみに、初回限定のプレミアムデカールは箔を使った豪華なもの。写真ではちょっと判りづらいですが、金属光沢があって綺麗です。基本、通常付属のデカールと同デザインながら、フォローされているのはMS本体に貼るもののみ。 でも、ダブルビームライフルはともかく、本体の一部でもあるシールドに貼るものも省かれてるのはどうかと…… 武装等 ハイメガキャノン ダブルビームライフル ハイパービームサーベル/ダブルキャノン ていうか、でかいよ。ちゃんと持ててないし。 いや、キットでは持ち手側にピンがあるのでしっかり固定はできますが。 柄がでかいので当然のように刃もでかい。 これ、ひょっとしてHGUC デンドロビウムに付いてたのと同じかな? 21連装ミサイルランチャー コア・ファイター コア・トップ ダブルゼータガンダムの上半身(いわゆるAパーツ)とコア・ブロック、ダブルビームライフルからなる戦闘機。 機首のコクピットでも操縦は可能なので、コア・ブロックは必ずしも必要ではないはず。今回は合体状態で。 胸部の変形なんかはゼータガンダムを踏襲しながら、腕部はただ真っ直ぐ伸ばしただけという、複雑怪奇な変形構造を持つ可変MSが跋扈していたグリプス戦役を経て急にオモチャ感溢れる仕上がりに。 アナハイムエレクトロニクスでいったいなにがあったのか…… キット的にはプロポーションはともかく、各部のロック機構が微妙に緩いのが気になります。 個体差なのかなぁ……ダブルビームライフルとコクピットハッチはかっちり留まらないし、前腕カバーもパカパカ開くし。 あと腕の位置とか、主翼の角度とかは各自で調整する必要あり。まぁ間接がしっかりしているので、そうそうへたるようなことはなさそうですが。 機首先端と腹部装甲を展開することでランディングギアが出現。 機首先端のキャノピーは開閉可能で、中にパイロットフィギュアを乗せられます。ただしフィギュアはコア・ファイターのものと共用でそれも二体しかないため、どちらに乗せるかは選択の必要あり。 一応、インストではこちらに乗っているのはイーノということになっています。 コア・ベース ダブルゼータガンダムの下半身とバックパック(Bパーツ)とコアファイターからなる重攻撃機。 こちらはコア・トップのような単独運用はできず、コア・ファイター必須。 変形は脛をぐるりと180度引っ繰り返すという独特のもので、コア・トップのお手軽変形よりは少なくともインパクトは大。 もちろん、キットもそこは完全再現。各部のロック機構がコア・トップに較べて遥かにしっかりしているので、かたち的にはかっちり決まります。 ただ、やっぱり緩い。バックパックと両脚部を接続するジョイントは、けっこうな頻度でパカパカ外れます。バックパックだけ持って持ち上げたりすれば、覿面。これも個体差なのかなぁ? そういう意味では、コア・トップよりもかたちを維持するのは困難かも。 こちらはフロントアーマーと膝装甲が展開してランディングギアを形成します。 こうして見ると、ダブルゼータとバウとはそれぞれの分離形態が見事に真逆のスタイルなんだなぁ。 Gフォートレス 適当にアクションカット
以上、“MG ダブルゼータガンダム Ver.Ka” でした。 かれこれシリーズを積み重ねてきたVer.Ka。 ここへきてのダブルゼータガンダムというのはけっこう意外なチョイスで驚きました。 内容的にもこれまでのVer.Kaにありがちだった過度のディティールアップや尖ったアレンジもなく、あくまでベースデザインに沿って各部をブラッシュアップした、という感じで、これならわざわざカトキハジメにプロディースを頼まなくても、Ver.2.0として通常ラインでリリースしてもよかったんじゃないかという気もします。 いやまぁ、実際にカトキハジメがデザインおよびプロディースして出来上がったものなんだから、Ver.Ka以外のなにものでもないわけですが。 ただ、なにかしら新規ギミックがあるんじゃないかと思っていたので、そういう意味では若干拍子抜けした感はあります。 とはいえ、キットとしての完成度は高く、概ね設定通りの可変機構を実現しながらの可動とプロポーションの両立は高い次元で成功していると思います。 フレーム素材はKPSながら要所にポリキャップが使用され、不安だった関節強度も少なくとも今のところは問題なし。 各所には明らかに “アレ” の装着を見越して設計された機構もあり、今後のバリエーション展開にも期待が持たれます。 なにより不遇と言われ続けたダブルゼータガンダムが、最新のフォーマットで1/100キットとして再誕したことは素直に喜ばしい。 この勢いでアクシズ系MSのキット化が加速していってくれればなおよし。 そういえば、ハンマ・ハンマ以降、REはまったく音沙汰がないんですが…… そんなところで今回は終了。 またのご訪問を。
ブロックバスターがカブトムシなら、モーター・パニッシャーはクワガタムシ。 要はダブルソーダですよ。色は緑系になりましたが。 ブロックバスターが、どちらかといえばカブトムシに見えなくもない……というようなフォルムだったのに較べ、このモーター・パニッシャーはほぼまんまです。 そういう意味では、これまでの発売されたヘキサギア四種のなかでは一番ゾイドに近い。 今回は同時発売された拡張パーツセット、ブースターパック01も併せて紹介していきたいと思います。 コトブキヤキットなので素組みオンリーでいきたかったのですが、案外ポイントとなる部分に色が足りていなかったので、そこだけ塗装しています。詳細は後述。 では、レビューに移ります。 ゾアテックスモード 最初にも言ったとおり、見た目はまんまクワガタです。 ブロックバスター同様四本脚にしているところが、せめてものこだわりなのかもしれない。 これ、六本脚だったら普通にゾイドの新作だもんね。 設定上は基本構造をブロックバスターから継承してるというようなことですが、実際共通のパーツはごく一部。比率でいったらレイブレード・インパルスとボルトレックスのほうが共通点は多いくらい。 アサルトモード 武装その他 ちなみに今回の塗装箇所はこのシザース内部のツメ。 宣材写真などではシルバーっぽく見えたので、そのようにしました(成形色はガンメタ)。 あとは目のように見えるクリアピンクのパーツの縁をやはりシルバーで、後部フロート右側に付いている警告灯のようなパーツをメタリックレッドで、それぞれ塗装してあります。 適当にアクションカット 脚部はもちろん、頭部や大顎が可動、目(ライトかな?)の位置も変えられるので、ブロックバスターに較べてポーズにかなり動きを付けられます。 前脚を伸ばし、頭部を少しそらすようにしてやれば、今まさに敵を放り投げようとするクワガタそのもの。 一応空戦用の機体ということになっていますが、飛行装置としては機体の前後に小型のフローターがあるだけであまり目立ちませんし、なにより四本の脚が特徴的なので、その脚で陸をシャカシャカ歩いてるほうがイメージとしては浮かびやすいかも。 ブースターパック01 ヘキサギア初の拡張パーツセットとして発売されたブースターパック01。 内容的にはいくつかの連結可能なフレームに小型のウイングやスタビライザー、ブースターポッドなどのオプションパーツとヘキサギア共通のジョイントパーツ、ヘキサグラムのランナーをセットしたものになっています。 というわけで、“ヘキサギア モーター・パニッシャー” と “ブースターパック01” でした。
単純に出来のいいプラモデルですよ。 組み替えとか、本気で考え出すといくら時間があっても足りないし、なにより個人のセンスが問われるのである意味で苦痛にもなってくるのですが、そんなこと気にせずに、ただインスト通りに作って、たまにどかっからパーツ持ってきてくっ付けてやるだけで十分楽しめます。 多分、僕も今後そういうライトな遊びしかしないと思う…… ただそこで気になってくるのが、ヘキサギア共通ジョイントランナーの扱いです。 これまで発売になった四種のヘキサギアすべてに共通ジョイントランナー二種が二枚ずつ、計四枚封入されていたわけですが、第一弾のレイブレード・インパルスとボルトレックスはそこそこ使っていたものの、第二弾のブロックバスターおよび今回紹介のモーター・パニッシャーでは脚の付け根とスタンドジョイントに使うパーツ以外使わないため、ほとんどが余剰という状況に。 それでもきっちり四枚入ってるんですよ。 さらに、ブースターパック01にもしっかり四枚入っています。 正直、要らないよね。 まぁ、シリーズのコンセプトを考えると入っているべきなのかもしれないけれど、どれだけのユーザーがこれを使いこなせているのかと…… 当然コストにも反映されるわけですし、そのあたりも少し考えていって欲しいかな、とは思います。 といったところで今回は終了。 またのご訪問を。 前弾の “レイブレード・インパルス” がネコ科モチーフ、 “ボルトレックス” が肉食恐竜モチーフの陸戦用機という、ゾイド的には主人公機とライバル機という王道のデザインだったのに対し、第二弾で発売された二機種は昆虫をモチーフにした空戦用の機体で来ました。 まぁ、それも王道といえば王道か…… 今回紹介する “ブロックバスター” はカブトムシ。 カラーリングも含めたデザインを見てサイカーチスを思い出した人も多かったのではないでしょうか。 これは、HMMにおける小型昆虫型ゾイドの発売にフラグが立ったか……? いやマジで、こいつらの売れ行き次第ではサイカーチスとダブルソーダの発売も夢じゃないぞ! と、妄想は尽きないので本題のレビューに移りたいと思います。 例によってコトブキヤキットなので基本は素組みオンリーなのですが…… “ガバナー ライトアーマータイプ:ローズ” についてはちょっとそういうわけにもいかず、けっこうな箇所部分塗装を施しています。詳細はのちほど。 では、いってみましょう。 ゾアテックスモード 昆虫(カブトムシ)モチーフというのはたんにデザイン上の話で、作品世界においてこの形状がどういう意味を持っているのかは、とくに語られていません。 脚部の構造なんかには “HMM デススティンガー” で培われた技術が活かされている感じがします。 間接の渋みも十分で、簡単にへたることはなさそう。 ACMモード ネイキッドモード 武装その他 ガバナー ライトアーマータイプ:ローズ それとは別にマウントおよびほかのガバナー保持用のものがブレードは一本、ガンナイフは二丁付属。 ブレード用のマウントパーツは背中のヘキサグラムを外した部分に取り付けます。 ガンナイフも左右のふくらはぎ外側にマウント可能。 手首、足首の構造が先の二種から変更されていることもあり、ポロリはほぼありません。 適当にアクションカット 脚部の自由度は高いものの、動きを付けられるのは実質そことキャノンのみなので、ポージングは限られます。 まぁ空戦用。それも砲撃主体の機体という特性を思えば、さほど気にはならないかと。 以外に大型のキットですが、中身がぎっしり詰まっているわけではないので表面積のわりには軽く、スタンドを使って浮かせても不安定ということはありませんでした。 ヘキサギアの搭乗シートは基本バイクっぽくて風っ晒しですが、今回は風防付き。 空戦用ということもあり、さらには主兵装であるキャノンの衝撃からガバナーを守るための措置なのかな。 実際の搭乗の際にはキャノピーと後部ハッチがそれぞれ大きく前後に開くようになっています。 でも……やっぱヘキサギアはガバナー乗せてなんぼなんだし、もうちょっと搭乗姿勢かっちり決まらないもんかな。 今回のローズはまだマジだけれど、前弾の二種はポロリがひどかったから、ただ乗せるだけでもけっこうストレスが溜まりました。 あと、なんだかんだで結局それほど上体が反らないので、あんまり前傾姿勢だと顔が正面向かないんだよね。 でも十分キリンとかシカみたいに見えません? ただもちろんシートも逆さまなので、このままではガバナーは搭乗できませんが、あくまで見た目に変化ということで。 以上、“ヘキサギア ブロックバスター” と “ヘキサギア ガバナー ライトアーマータイプ:ローズ” のレビューでした。
新しいなかにも懐かしさを感じさせるシルエット。 組みやすいうえに、完成すると意外なボリュームに驚かされる好キットだと思います。 やっぱ虫型ロボットは作ってて楽しいね。 独自の道を突き進むコトブキヤ。 美少女系のフィギュアで稼いだ金をロボットに注ぎ込む……なんてことを言われたりもしているようですが、それはある意味で男子みんなの夢なのかもしれません。 というか、今どきよくもこんな代物をなんのタイアップもなしに開発、販売できたもんだなぁ……と。 二ヶ月の短期間にヘキサギア本体4種、ガバナー3種、オプションパーツと専用ツールを一種ずつ、一気にリリースしたのも、実際にチャレンジだったはずです。 かくして結果は……多少のインターバルは開くものの、第三弾キットが来年一月に発売予定。さらに先のホビーショーではさらなる後続キットの発表もあり、少なくとも短命企画に終わることはなさそうです。 僕個人としても長く楽しみたいシリーズなので、焦らず、じっくりと練ったキットの開発を続けていってほしい思っています。 といったところで今回はここまで。 またのご訪問を。 怒濤のリリースが続くレジェンズシリーズですが、まさかあのシャークトロンまでリメイクされるとは…… しかも手のひらサイズでなんか可愛い。 まぁ、ロボットモードはデブいおっさんなんでまったく可愛くはないんですが。 色が違えば別のヒト、ともいわれるトランスフォーマー世界では珍しい、個別のキャラクターを持たない量産タイプのシャークトロン。 今回は同じモブ仲間 (?) のスウィープスが日本オリジナル新規造形のヘッドマスターとして付属するという通好みの仕様での商品化となっています。 ナンバー的にはこいつをロディマスの前に紹介するべきだった…… それではレビューに移ります。 ロボットモード しかし、レジェンズシリーズのレジェンズクラスって……なんかややこしいな。 ビーストモード G1当時の旧玩具と比較 シャークトロンの旧玩具は日本では数量限定の販売だったようで、当時小学生だった僕は父親のアメリカ出張に引っ付いていって現地で買ってもらいました。 ほかにもスカイリンクスとかリパッグとか、日本未発売商品をお土産にねだったたものでした。 で、シャークトロンですが、サイズが変わったのは一目瞭然。 変形方法も変わったので、とくにロボットモードでの背部シルエットは全然違うものになっています。 その辺りを含め、どちらがより劇中のイメージに近いかというと、正直旧玩具のほうに軍配が上がってしまうかと。 ヘッドマスター スウィープス 適当にアクションカット さすが、ほぼ棒立ちだった旧玩具に較べればよく動きます。 脚部の接地面積も広く、転けることはほぼありません。 腰は回りませんが、そもそも劇中でももっさりした動きしかしていなかったように思うので、これくらいの可動で十分かと。 腕は肩の回転のみ。 脚は結構大きく開くことができるのでイメージ通りのがに股にできます。ただし開きすぎるとバランスがとれず、顔から転けることに。 変形用の軸移動を利用すればさらに脚を大胆に動かすことも可能。 口を大きく開いて、口腔内にヘッドマスターを乗せる (ただ立たせるだけ) ギミックがあるのですが、これって後付けなのかなぁ? 写真を見ればわかると思いますが、これ背中側のジョイントが外れてるんですよね。 下顎と連結してるロボットモードの頭の干渉もあって、実はあまり大口は開けられないんです。 一方でヘッドマスターの背中 (フェイス部分)も干渉するので、けっこう無理があります。 これならショックウェーブのほうがまだ上手くでっち上げてるよ。 以上、“TFLG シャークトロン&スウィープス” でした。
懐かしのモブキャラのセット。しかもシャークトロンの旧玩具は当時入手困難だったということもあり、今回のリメイクを楽しみにしていた人も多かったのではないでしょうか。 サイズこそレジェンズクラスで劇中イメージよりも随分と小さくなってしまいましたが、キャラクター性を鑑みればコレクションにも適した今回のサイズ設定は成功だったと思います。 なにより手のひらサイズのビーストモードが思った以上に可愛い………いや、キモ可愛い。 ただセットのスウィープスに関しては、ちょっと言いたい部分もあります。 同じく明確な個を持たないその他大勢のモブキャラ同士というコンセプトはいいと思いますし、こういうかたちでもないとスウィープスのヘッドは商品化されなかったかもしれません。 ただ、集団でなんぼのキャラである以上、やはり集団で揃えたい人もいるでしょう。まぁ、経済的な理由でやりたくともできない人がほとんどでしょうが。 シャークトロンはいいです。普通に複数買いすればいいだけですから。 しかしスウィープスのほうはそうはいきません。 一大スウィープス部隊を作ろうとすると、当然トランステクター (身体) のほうも必要なわけで、となると既発売のスカージと今回のシャークトロン&スウィープスが同数必要になってくるわけです。 そしてスカージの頭だけが余っていくという…… スカージの一般での再販もなさそうだし、実際遊びこなすにはけっこうな障害のあるアイテムなのかも…… といったところで今回は終了。 トランスフォーマーの連続レビューも、とりあえず今月分は終了です。 では、またのご訪問を。 トランスフォーマーが、ザ・ムービーを経て2010という新シリーズに移ったとき、サイバトロン、デストロンともにメインキャラが刷新されたわけですが、当時は幼心にそのデザインに違和感を覚えたものでした。 今になって思えば、ロボットモードにおいてわりと直線的なデザインが多かった旧キャラに対し、ザ・ムービーから2010で登場した新キャラたちは曲線主体のデザインで、そのデザインと変形ロボというコンセプトが、幼き日の僕のなかでイマイチ消化できなかったんだと思います。 それに、旧キャラたちが実際現実に存在する車やジェット機に変形する一方で、新キャラたちはSFチックな、いわゆる “未来の乗り物” に変形するというのも、ん? と感じた部分ではあります。 このチャーのデザインなんかも、どこに変形の要素があるんだよ? ってくらいにフラットで、中身的にも爺ぃキャラということもあり、当時はまるで魅力を感じませんでした。 でも今、あらためてリメイクされた彼を手にしたところで、これまでの印象はがらりと変わりました。 いや、よくできてるよ、このヒト。 若き騎士、ホットロディマスが変形トイとしては非常にオーソドックスな出来だったのに対して、この老兵が最近のトレンドを貪欲に取り入れているというのも面白いところ。 それではレビューに参ります。 ロボットモード ビークルモード フューチャーカーにトランスフォーム。 たたんだだけの腕が丸見えですが、それでもけっこうな劇中再現度だと思う。 あのおっさんがどうやってこの形になるのか、最近のトランスフォーマーに触れてる人でないと容易には想像できないのではないでしょうか。 一度車体側面を開いてからコの字型にたたむことでロボットモードの脚ができ、ボンネットからキャノピー部分も何度か山折り谷折りすることで胸になる。あとは腕を伸ばしてヘッドオン! この、パタパタとたたんでいく過程が面白いんですよ。文字だけじゃわかりづらいだろうけれど。 ヘッドマスター ターゲットマスター リコイル 旧玩具と比較 といってもG1時代のものは持っていないので、ユナイテッド版のカップ (チャーの英名) と比較。 まぁ、比較するのも可笑しいくらいに別人なんですが。頭身もまるで違う。 面白いのが、ロボットモードとビークルモードで両者の印象がテレコになるところ。 ロボットモードの見た目が劇中通りにシンプルな今回のレジェンズ版がフューチャー科に変形するのに対し、メタリック塗装のせいもあっていかにもなロボットデザインのユナイテッド版が、実際に走ってそうなピックアップトラックに変形するんだもの。 もちろん、今回のものが設定通りなわけですが。 適当にアクションカット 基本的な可動箇所は先に紹介したホットロディマスと大差ないのですが。余計な装飾がないぶん、とくに肩周りがよく動きます。 あと特筆すべきは、変形の都合上、腹部に多軸の間接が隠れているので、写真のようなちょっと前傾する姿勢をとることができる点。 横から見ると身体が完全にへし折れた格好になりますが、そんなこと気にしない。 腰裏には3ミリ穴もあるので、スタンドを使った空中姿勢もばっちり決まります。 ちなみに個体差でしょうが、うちのチャーさんは右拳の穴がちょっと大きいようで、武器を構えようにもゆるゆるで苦労しました。 キャノピーが開閉、内部にヘッドマスターが登場できるのはいつも通り。 武器取り付けようの5ミリ穴は車体側面に一つずつ、荷台部分に二つありますが、付属のターゲットマスターはどこに取り付けてもイマイチしっくりきません。 ロボットモードで乗っけとくのが一番似合う。 日本国内展開に合わせて急遽決まった仕様だけに、そのへんは仕方ないのかなぁ。 というわけで、“TFLG ターゲットマスター チャー” でした。
キャラの外見的にも中身的にも地味な印象が拭えない老兵チャーですが、変形トイとしては意外なほど新しい構造で、主人公格ゆえにか完成されたオーソドックスな機構で作られたホットロディマスよりもむしろ触っていて楽しい製品になっていると思います。 より劇中に近付けた日本版の新規造形箇所もいい出来で、いまにも阪修さんの声で話しかけてきそうな風格すらあります。 惜しむらくはホットロディマス同様ターゲットマスター以外の手持ち武装がないことと、肝心のターゲットマスターの装備がビークルモードではどうにもしっくりこないところでしょうか。 2010キャラの旧玩具はほとんど持っていなかったので、30年の時を経て最新のフォーマットでリメイクされた彼らを集められるというのは、なんというか感慨深いものがあります。 ヘッドマスターにする必要は、まぁないけれどね。 しかしこうなってくると、サイクロナスとレックガーも欲しくなってくる。二人ともいまだリメイクの気配はないけれど、なんでハブられてるんだろう? まぁ二人ともね、特徴的な頭だからね。ヘッドマスター仕様にするのは難しいからって、それだけの理由だとは思うんですが。 サイクロナスはヘケヘケ版がけっこういい出来だし、レックガーもユナイテッド版がそれほど尖ったアレンジではないから、意外と並べてみると違和感はないのかもしれない。 でもやっぱり、同じカテゴリで揃えたいよね。そういう意味じゃ、スプラングももう一回作り直して欲しいところ。もちろんサンドストームも。 アーシーはあのままでいいです。海外版ではブラーのリデコでヘッドマスターになってますが、すでに発売されてるもので十分ですから。 と、チャーさんとは関係のない話になったところで今回は終了。 またのご訪問を。 連続トランスフォーマーレビューは、とりあえずのところ次回で一旦終了の予定。 今年に入って少し展開が緩やかになっていたトランスフォーマー レジェンズですが、八月のダイナザウラーを皮切りに、怒濤のラッシュが始まります。 少なくとも現時点で来年三月まで最低3アイテムのリリースが確定してるって…… タカラトミーは本気で我々ファンを殺しに来ている (いい意味で) ぞ! といった感じで今回のホットロディマスですが、すでに2010キャラが続々と発売されるなか、満を持しての真打ち登場といった感じです。 まぁ、本当の真打ちは先のハズブロのショーで発表された新シリーズのロディマスコンボイ (英名ロディマスプライム) ということになるのでしょうが、そっちの日本国内販売はもう少し先だろうしね。 なにより今回は日本独自の仕様ということでターゲットマスターが完全新規で付属という気合いの入れよう。 でも僕、このターゲットマスターって全然印象にないんですよね。 ザ☆ヘッドマスターズ中盤で登場した新規キャラについては玩具も発売されていたようですが、このホットロディマスのように既存キャラに設定がプラスされたものについては当時国内販売はなく、後に復刻版のコレクションシリーズでホットロディマスとチャーがターゲットマスター仕様で発売された……そうな。 なんというコアなチョイス……まぁ、レジェンズ自体が新規ファンというよりは古参のファン (つまりはおっさん)がターゲットだと思うので、そういう意味では納得の仕様なのかもしれません。 もちろんロディマス自体、ヘッドマスター含め細部の形状や塗装が海外版から変更され、より劇中の姿に近い製品に仕上がっています。 それではレビューに移ります。 ロボットモード ビークルモード フューチャーカーにトランスフォーム。 変形は単純で、良くも悪くも完成されたかたちでかっちり決まります。 少し気になったのは、新規造形のエンジンブロック (胸部) とウインドウとの間に隙間ができることと、基本成形色なので全体的にオモチャっぽさが強いこと。 オモチャだけどさ。 ヘッドマスター ターゲットマスター ファイアーボルト
旧玩具との比較 まずはG1時代のオリジナルと。 ロボットモードでの全高はほぼ変わらず。ただスタイルの差は歴然かと。G1顔でかいなぁ。 可動性能に関しては言わずもがな。G1のほうは唯一肘が曲がるのみ。 いや、この棒立ち具合がトランスフォーマーだよ。 一方のビークルモードは今回のもののほうが一回り大きく、造形のメリハリも利いていて普通に格好いいと思う。 でもエンジンやマフラー部がメッキ処理されていたり、爪先がダイキャスト製だったり、そういう部分はやっぱり旧玩具のほうが豪華だね。 ただ保存状態があまりよろしくなかったので、各所のシールが傷んでたり、メッキやダイキャストに錆が浮いてたり…… 続いて “変形!ヘンケイ!トランスフォーマー” 版と並べて。 いわゆるクラシックシリーズとして海外で展開されたものの日本導入版として発売され、のちにユニバース、ジェネレーションズと名前を変えて続いていくリメイクトランスフォーマーシリーズの第一弾が “変形!ヘンケイ!トランスフォーマー” (以下、ヘケヘケ) なのですが…… あらためて見てみると、うん、別物だねこれ。 なんかこう、リメイクの方向性がまったく違うというか、少なくともヘケヘケ版はアニメ劇中のイメージにと近付けようという気はさらさらない感じ。 それでも一応比較ということになると、ロボットモードでは今回のものがヘケヘケ版よりも単純に頭ひとつ分大きくて、ビークルモードでは逆にヘケヘケ版のほうが気持ち大きいような気がします。 というか、ヘケヘケ版のビークルモードがG1以上にのっぺりしてるからそう見えるだけかも。 なんか上から押しつぶされたみたいなかたちだし。ウイングのゴールドメッキは綺麗だけれども。 最後に三体揃い踏みで。 ヘケヘケ版の顔の小ささときたら…… 当然といえば当然なのだろうけれど、やっぱり今回のレジェンズ版がロボット、ビークル両モードで一番いいスタイルをしていると思います。 でも、やっぱ肩のボリュームはもう少し押さえめのほうがよかったかな。今気付いたけれど、そのせいで真正面からじゃ背中のウイングが見えないんだね。 適当にアクションカット 腰はもちろん、肘、腿にもロール軸があり、肩も基部ごと上に上げられるので、可動性能そのものは良好。 ただおそらく個体差なんだろうけれど、僕のロディマスは股関節がちょっと緩めでした。気を抜くとすぐ股裂き状態に…… でもなんだろう、動きが堅く見えるのは、分厚い箱形の胸部パーツとこれまた箱形でごつい腕のせいなのかなぁ。 あと、やっぱりターゲットマスター以外の武器も欲しかった。剣とか。 銃ひとつきりだとどうしてもポーズの幅が限られちゃうんだよねぇ。 また、腰裏に3は㎜穴があるので、スタンド穴として利用可能。 トランスフォーマーもディスプレイスタンドで飾る時代になったか…… ビークルモードではウインドウが開閉、これまでのヘッドマスター仕様製品同様、ヘッドマスターを乗せることが可能。 ターゲットマスターはウエポンモードでエンジンの5ミリ穴に装備。 どこかもう一箇所くらい、たとえばウイングの手前とかにも穴開けといて欲しかったかな。だってこれ、前見えないでしょ。 前輪の後ろにも穴はあるけれど、位置が低過ぎてターゲットマスターは取り付けられないし…… 以上、“TFLG ターゲットマスター ホットロディマス” でした。
てっきりブラーやスカージみたく単体での発売になるのかと思っていたら、ターゲットマスター仕様での発売。 商品単価を上げるためといってしまえばそれまでなんですが、そのために新規に金型を起こしてしるわけで、そういう部分の努力はある種のサービス精神といってもいいように思います。 少なくとも海外仕様そのままのダイナザウラーに較べれば、十分に価格分の価値はあるかと。 ただ、この流れで今後本来ターゲットマスターではないヒトたちもターゲットマスターとして発売されるのはどうなんだろう? そんなこといいだしたら、そもそもほとんど全員ヘッドマスターじゃないだろ! ってことなんですが。 まぁ、ヘッドマスターでもべつにいいんですよ。 ただ、頭だけで胴体のないヒトがちらほらいるのが気になるくらいで。 余談ですが、今回発売のアイテムからパッケージの内部の仕様が変わってモノを取り出しやすくなりました。 これまでモノを保護するプラケースが内側の台紙にツメを差し込むかたちで固定されていて、しかもそれがけっこうな粘着力のテープで留めてあったもんだから、開けるのがかなり面倒臭だったんだよね。 そういう部分の改善はユーザー目線で非常によいと思います。 といったところで今回は終了。 またのご訪問を。 連続のトランスフォーマーレビューはまだまだ続くよ。 “最後の騎士王” ……わりと面白かったみたいですね。 結局僕は映画館には行きませんでしたが、いずれ安くなったらBDを買って観よう。 ちなみに前作 “ロストエイジ” も、ハウンド付きの限定版が40%offくらいになってから買ってたり…… で、スコーンさんですが、今回の映画には出てないそうな。 出てたのはグリムロック (ティラノサウルス) とスラッグ (トリケラトプス) と、あとよくわからない小さなモブだけで、ストレイフ (二つ首のプテラノドン) も出てなかったとか。 前回普通に出てた人をなんの説明もなくリストラするのは実写トランスフォーマーではよくあることですが、なんなんだろうな? アメリカ人はそういうの気にならないのかね。 そして何故リストラされた人を完全新規の、しかもボイジャークラスという前回よりワンランク上の商品で出してくるのか? 本当、アメリカ人の考えは理解できない……って、作ったのは日本人か。 まぁモノ自体は非常によくできていて、僕個人としてはスクィークスに続いて今回のムービートイ二個目の購入と相成りました。 それではレビューに参ります。 ビーストモード こちらが基本形態のようなので、まずはこちらから。 モチーフはスピノサウルスで、G1にはいかった、実写映画版のオリジナルキャラクター。 ここ最近のトランスフォーマーでは破格のボリューム。少しお値段控えめなムービー版のボイジャークラスということも踏まえてみると相当なお値打ち品です。 造形もかなり気合いが入っていて、そのせいで前作のリカラーで済まされてしまった他のダイノボットたちと並べるのは憚られるほど。 とくに同じボイジャークラスのグリムロックさんの隣りになんか置いた日には…… 今回はグリムロックさんの名誉のためにも写真は撮りませんでした (というか、たんに発掘できなかっただけ)。 それにしても、スピノサウルスのイメージが劇的に変わったのは、確かジュラシックパーク3だったかな。今でも鮮明に覚えてますよ。 それまでディメトロドンをただ二本脚で立たせただけといったイメージだったものが、まったく違う姿になって出てきたときは衝撃でした。 それで笑ったのが、当時シリーズが復活し、アニメも放送していたゾイド。 スピノサパーという、スピノサウルスの旧イメージを踏襲したデザインの小型ゾイドが発売された数ヶ月後にはダークスパイナーという新イメージでデザインされた大型ゾイドが発売されるという…… 同じタカラトミー製品ということで、ちょっと言いたかった。 ロボットモード ロボットモードでも比較。 ビーストモード時以上に別人です。 わりとスマートでヒロイックな体型だった前回のデラックスクラスに較べ、今回のボイジャークラスはマッチョで無骨な感じ。 変形プロセスも、デラックスクラスが腰を起点に上半身を90度回す方式だったのに対し、胸部装甲を起点に縦方向に両腕を90度回すという方式に変更。 似ているようで真逆の発想になっている点が面白い。 ギミックというか、個人的に注目した点 適当にアクションカット 変形の都合上腰が動かないものの、トランスフォーマーとしては十分な可動性能。 わりと背中が重い感じはしますが、足腰がしっかりしているので滅多なことでは後ろに倒れることはないかと。 何件か組み間違いなどの不具合も報告されているようですが、僕が手に入れたものはそういったこともなく、間接もしっかりしていて動かしていてストレスがありません。 変形の際に動かすことになる両肩内部のクリックが最初めちゃくちゃ堅くて苦労しましたが、二、三度変形させればスムースに動かせるようになりました。 でもあんまり動かすとゆるゆるになりそうで怖い。まぁ、それは全てのトランスフォーマーに共通することではありますが。 というわけで、ボイジャークラス “ダイノボット スコーン” でした。
リベンジ以降劣化の著しいムービートイのなかにあって久々に気合いの入った製品です。 ロストエイジのときに発売できてればよかったのにね。 なんで出演してない映画のシリーズで出すんだよ。 まぁ、前作のときは間に合わなかったというか、資料がなくて満足なものが作れなかったんだろう。 要は映画制作側とハズブロ (というかタカラトミーか) との連携不足ということですね。 それじゃあ仕事にならないよ。 発売から半月ほど経った時点でどんどん値下がりしてるのは、結局のところ映画に出てないから、売れてないってことでしょう。 同日発売で同じボイジャークラスのニトロは転売屋が横行するなか、来年二月の再販が決まったくらいなのに…… 多分映画制作側……少なくとも監督なんかは、トイが売れようが売れまいがどうでもいいんだろうね。 トランスフォーマーが好きで撮ってるようには思えないし。 ともあれ、このスコーンはもっと売れて欲しい。せっかくモノはいいんだから。 そんなところで今回は終了。 またのご訪問を。 |
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