2019年。明けましておめでとうございます。 このサイトも、2017年の6月に初めてからかれこれ1年半。レビュー数も160本を超えました。 当時ほぼ無職だったこともあり、それこそ暇つぶしに始めたものを、まさかこんなに続けるとは思ってなかった…… これからもこれまで通りのんびりと、自分がただ感じたことだけを忖度なく書いていきますので、そのへんに大らかな方のみお付き合いください(笑)。 というわけで、 SOLシリーズに3人めが登場しました。 これまでメガミデバイスは、デビューアイテムのWISM・ソルジャーからSOL、朱羅、Chaos & Prettyと、2アイテムずつのリリース(WISMのみ、キャラクターは2×2で4人。コラボアイテムの吾妻 楓は除く)だったので、ここへきて3人めを出してきたのは以外でした。 それもSOLって、けっこう初期のアイテムですよ。 まぁ、SOLシリーズの成功が、現在のメガミの繁栄(笑)の礎になったと思えば、これも納得の展開だと思います。 実際、僕はWISMが発売された時点ではあまり興味を引かれなかったんですが、SOLのデザインが気になって購入後まんまと嵌まり、あとからWISMの二つも再販分を購入した次第です。 以後、最新作のこのラプターまで、コトブキヤショップ限定品やカラバリ品を除いて一通り買い続けています。 まぁ、朱羅だけは初回版を買い損ねて、蒼衣のほうを買うことになったんですけどね(そして直後に通常版が再版が決まるという……)。 さて、僕は普段、大抵のプラモは基本素組みで、せいぜい墨入れや部分塗装くらいの簡単なことしかしません。 その墨入れにしても、ガンプラでは必ずやります(それも基本外装部のみ)が、コトブキヤのキットにはしていません。理由は、ガンプラよりも造型が細かいことが多いので、やりだすと普通に大変だから。塗装も、とくに気になるときだけ筆塗りで対処してるくらいです。 水転写デカールにも苦手意識があり、極力貼らずに済ませてきました。 先日レビューした吾妻 楓では、カラー再現の必要に駆られて久々に挑戦してみましたが、見事に一箇所だけミスる始末。 だいたいが面倒臭がりなので、あまり手間のかかることはしなくないというのが本音です。 なので、このラプターも今まで通り単純な素組みだけで済ませようかとも思っていたんですが……いや、実際の素組み状態、とくに武装モードがあまりに白いので、さすがに寂しく感じてしまって。 まずはデカールに再挑戦しようか、と思ったんです。 で、だったらついでに部分塗装もして、墨入れもしてみるか……といった調子で作業が増えていき、最終的にトップコート仕上げを薦められ…… 慣れないこと、初めてのこともあったので、数々失敗もしましたが、なんとか完成にまで漕ぎ着けました。 結局十日以上かかったのかな。普段の素組みだけなら、3~4日もあれば終わってたろうに。 決して100点満点の出来ではない……というか、せいぜい6、70点の出来ですが、自分なりにはそれなりに満足です。 整理すると、素組みに墨入れと部分塗装、付属水転写デカールの貼って、最後に肌色のパーツ以外をつや消しトップコートで仕上げています。 それでは、久しぶりに前置きが長くなりましたが、レビューしていきたいと思います。 どうか大らかな気持ちで見てやってください(笑)。 素体モード 部分塗装箇所はこの素体モードに集中しており、胸部パーツ首許と脛外側のホワイトのラインと、前腕外側のUの字のイエローのラインを筆塗りにて対処。後述の青色太股パーツの細かいホワイトも塗っています。 腹部のイエローの変形Vの字は塗装済みパーツです。 太股下部の赤いラインマーキングはデカール。どうせなら白と黄色のラインもデカールでフォローしてほしかったです。 表情パーツはいつも通り3種が付属。 半眼気味の通常顔からキャラが立っていますが、笑顔というより失笑しているような表情に、ギャン泣き顔(口内はこだわりの別パーツ)と、今回もなかなか振り切った感じ。 でも、泣き顔はともかく、笑顔はこれもう別人だろ。 なお、同じSOLシリーズのホーネット、ロードランナーとは表情パーツの互換性がありますが、3人全員肌の色が違うという…… 今回、トップコートまでしてよかったと思ったのが髪パーツの質感。無処理だとツヤツヤでプラスチック感が強かったものが、まるで塗装したような落ち着いた色味に。 ちょっと吹き過ぎて溝に白く結晶が残ってしまいましたが……またあとでちゃんと処理しよう。 でも非常に効果的だと思います。今後も髪パーツへのつや消しは基本工作になりそう。
武装モード 前面
一方で背面を見ると、バックパックはホーネットのものをそのまま使用。ウイングを接続するジョイントと基部のバーニアも流用です。 ヘルメットは、ホーネット、ロードランナーと同様ノーマルの頭部と交換式。表情パーツとポニテは共通です。今回チンガードは付属せず、フルフェイス状態にはできません。 バーニアのノズルと上部は上品なゴールドの成型色になっています。 Chaos & Prettyから採用された、メガミデバイスのロゴが入ったクリアパーツ製の簡易ディスプレイベースが付属。 付属武装・オプション 専用ライフル シールド ミミズク型メカ 比較画像 以下、イメージカット ボディの可動性能に関しては、もはや説明の必要はないかと。 いつも完成直後は保持力も十分で、ガシガシ動かせる(そしてその都度トップコートが剥げるという……)んですけどね。ある程度経つと途端に各部が脆弱になる……久々に出してきたホーネットとロードランナーなんか、もう足腰の衰えが酷くて…… ラプター独自の可動となると、やはり後頭部の3連ポニテが秀逸。基部で回転、上下に可動するほか、テールも1本1本が独立して回転でき、頭頂部の2本のアホ毛のボール可動も含め、髪の動きだけでいろいろな感情表現が可能です。 非常に干渉物が多く見える武装モードですが、さすがに素体モードほど柔軟な可動は望めないものの、ホーネットから流用されたアームのおかげで主翼はかなりフレキシブルに可動し、ポニテの可動とも相まって上半身の可動にそれほど不自由は感じません。 脚部も、膝アーマーが可動するほか、各部のウイングも当然角度の変更が可能なので、手順さえ踏めば支障なく動かせます。 形状、大きさと様々なウイングパーツが多数付属。 デフォルトの装着位置にこだわらず、自由に付け替えて楽しむのはメガミデバイスでは定番ですが、なかなかセンスの要る作業です。 左(上)の画像は、説明書等にも載っている作例をベースに組み替え。イメージはウイングガンダムゼロ(EW版)の大気圏突入モード。ちなみに背中側はほぼ丸出しです(笑)。 右(下)の画像は、付属のオプションアタッチメントを使ってウイングパーツをブレードに見立てて持たせています。 武装パーツだけでもけっこうなボリュームなので、それらとオプションアタッチメントだけを使ってなにか作れないかと思って作ったのが、こちら。 バックパックを中心にヘルメット以外の武装パーツのほとんどを取り付けた飛行メカです。バックパックのメインスラスターがカエルの顔みたいに見えるのは周知のネタですが、それをしっかり活かせたかと。 右側のミミズクは、火器完成及びレーダー担当のサポートシステムというイメージで。 各パーツが主張の強い形状ということもあって、適当に繋げただけでもけっこうかたちになりましたよ。 以上、“メガミデバイス SOL ラプター” でした。 SOLシリーズの3人めにして、メガミデバイス史上最大ボリュームのキットとなったラプター。 先の吾妻 楓の段階でパッケージもかなりの分厚さになっていましたが、さらに厚みを増すことになりました。 彼女であの厚みなら、最新のBULLET NIGHTS ランチャーなんかどうなるんだろう? キットの内容としては、メガミデバイス躍進のきっかけとなったSOLシリーズの純粋なバリエーションであり、朱羅以降、どちらかというとイロモノ色の強くなった最近のアイテムに較べると正統派のメカ娘といったデザインが安心、安全のクオリティでした。 一方でカラーリングはオレンジとブラック主体からブルーとホワイト主体に一新され、航空機を思わせる新規パーツとも相まって基本は同じものなのにがらりとイメージが変わっています。 どちらかというと悪っぽかったホーネット、ロードランナーに対し、ラプターは正義の戦士といった印象。でも表情パーツは半眼に微妙な笑顔に泣き顔と、武装の勇ましさとのギャップがまたいい。 実際売り上げのほうも予約段階から好調だったのか、発売直後にカラバリのストライクラプターが発売決定しています。 こちらには通常版には付属しないホーネットの武装パーツと髪パーツが追加され、カラーもブラックメインに変更。闇堕ちバージョンのような仕様ですが、内容的にはSOL完全版といってもいいものになっています。 僕は、メガミは基本1色のみと決めている(キリがないし)ので、こちらはスルーするつもりですが、正直ずるい……と思いましたね(笑)。 でも、やっぱこっちの白いほうが好きかな。髪色もこっちのほうがいい。 さて、このラプターの発売でほかのシリーズでも3人め発売の可能性が出てきたんじゃないでしょうか? 朱羅の3人めで騎馬武者とか、Chaos & Prettyの3人めでサキュバスとか、どうかなぁ? 騎馬武者なんかはむしろ馬のほうがメインになりそうですが、ヘキサギアからの流用とかならいけそうな気も…… といったところで、今回は終了。 今年もこんな調子で続けていきますので、お気が向かれましたら、またのご訪問を。
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いやぁ、ついに発売されましたね。全ゾイドファン待望のキャタルガが(笑)。 アニメの10話くらいだったかなぁ(そのときはまだ見ていた)。とくに前情報もなかったと思うんですが、冒頭でいきなり登場して、 モルガっぽいのキターーー!! と、心のなかで叫んだのは僕だけではないと思う。 でもそのときは、モルガからの思い込みでてっきりS型だと思ってました。それがまさかのM型。 まぁ、サンラータンの運び屋という設定、そしてキャリアを引く姿でピンとこないといけなかった。 このキャタルガは、見た目こそモルガですが、役割としてはグスタフに相当するわけです。 このあたり、以前グソックのレビューでいったかもですが、そのグソックとキャタルガで、モチーフと機体としての役割が入れ替わっているのは面白いですね。 さて、本来ならナンバー順に、同時発売のハンターウルフのレビューを先に上げるべきところなんですが、2018年最後ということで、個人的により思い入れの強いこちらを先に取り上げさせていただきます。 というわけで、レビューしていきますよ。 ボーン復元 後面 各部ディティール 頭部下のキバ(下顎)は多少上下に可動します。 1番の特徴であるボディ側面のタイヤ(回転足)にはリング状のゴムパーツが取り付けられています。 モーター駆動になったとはいえ、モルガよりはるかに大型化したボディに後述のキャリアを接続、さらにほかのゾイドを搭載すればけっこうな重さになりますが、そのゴムパーツのおかげか走行はスムーズです。 復元完了 後面 各部ディティール 装甲を被った頭部はまさにモルガ。 アイパーツはこれまでのシリーズアイテムとはほとんど共通点のない独特のデザイン。メタリックオレンジのカラーも初めてですかね。 尻尾先端に取り付けられた尾角の形状は見るからにレーザーガンですが、基本的に飛び道具のないワイルドの世界観なので、レーダー的なものなのかとも思ったんですが、これに関しては一切説明はなし…… ライダーは背中に跨がる、ワイルドシリーズの基本スタイル。フィギュアも1番数が出ているタイプです。 ワイルドブラスト(本能解放)状態 後面 各部ディティール 牽引キャリア 後面 キャリア取り付け 捕縛ロープ 比較画像
電動アクション
以下、イメージカット 手動で動かせる部分は、下顎と尾角のみ。 いつもながらポージングはほぼ不可能なので、画像撮影には苦労します。 とくに言及することもなく…… 以上、“ZW キャタルガ” でした。
旧シリーズを代表する名機、モルガの現代版ということで個人的に非常に期待値が高まっていたんですが、そんな期待を裏切らない見事な出来でした。ワイルドブラスギミックは……まぁ、許容範囲です。 完全に割り切ったデザインと進化したアクション。大型化に伴いグスタフの役割を追加した仕様など、古参のゾイドファンを強く意識したアイテムの登場で、今後の展開がまた別の意味で楽しみになってきました。 まぁ、だいたいが旧シリーズをオマージュしたキットがほとんどなんですけどね。 バランスとしては、空戦用ゾイドの層が薄いので、サラマンダーやプテラスに相当する翼竜種の機体にそろそろ登場してもらいたいところです。 でも実際、空中戦に特化したゾイドがまったく出てこないのはどういう理由なんだろう? 生身のライダーが、ただ跨がるだけという仕様が災いしてるのかもしれない。 マッハ2とか出す機体の背中に普通に乗ってられないよね? みたいな。 まさかとは思いますが。 さて、なんとか今年中にレビューを書き上げられました。 というわけで、2018年もあとわずか数時間。 来年、2019年もこんな感じでだらだら続けていきますので、気が向いた方はまた覗きにいらしてください。 では皆さま、よいお年を。 レジェンズの後半(海外的にはタイタンズリターン)で展開してきた2010キャラのリメイクにおいて完全に置いてけぼりを喰らったレックガーが、パワーオブザプライムでようやくリメイク。 とはいえ、PPデラックスクラスの例に漏れず、コンバイナー仕様…… それでも新規ならまだしも、単純なリカラー頭部変え。まぁ、だからこそという部分もあります。要はインフェルノと一緒ですね。 しかし、インフェルノと違って海外では限定販売だったものが、日本では一般販売になったのはありがたいことだとは思います。 もちろん、モノ自体の出来はべつの話ですよ。そもそも入手できなければ評価の仕様もないわけで。 そう思うと、来年に発売されるスローンオブザプライム、パンチ/カウンターパンチも含め、PPというシリーズにあまりいい印象が持てなった日本のファンへせめてもの……という意味合いもあるのかもしれません。 ただ、その3アイテムのなかではこのレックガーがダントツに売れないだろうけども。 では、レビューしていきます。 ロボットモード まぁ、フェイス自体はオリジナル(アニメ)でも細面だったんですが、バイクのカウルをそのまま被ったようなヘルメット部分はもっと大きく、左右の角も長くして欲しかった。 ここは、変形時に余剰になっても着脱式のヘルメットにするとかの選択肢もあったんじゃないかなぁ? そもそもレジェンズ(タイタンズリターン)のときにサイクロナスともどもヘッドマスターとしてリメイクできなかったのは、その特徴的な頭部が原因だったはず(と僕は思っています)なのに、そのあとで出してきたモノが結局コレじゃあなぁ…… ビークルモード オートバイにトランスフォーム。 この形態での元型からの変更点はカラーのみ。ホットスポットからのインフェルノ、ムーンレーサーからのノヴァスターと同じです。 ロボットモードは、中国人とインディアンを足したような無戸籍な風貌(主に顔)もあってあまり気にならなかったんですが、ビークルモードとなると、この色のバイクは正直ダサいなぁ…… さらに、説明書に載っているほうはハンドル及びジョイントの形状からイラストのような角度にはできず、画像の位置でほぼ固定されます。 結局、パッケージ裏の画像の取り付け方法のほうが走行の邪魔にはならないじゃないかと。でも、どのみちこんなところにプライムアーマーを取り付けたらほかのヒトは乗れないけどね。 合体モード さて、これで今のところ日本で発売が予定されているPP版コンバイナーはすべて発売されたわけですが、インフェルノないしエリータワンをコアにオートボット勢はPPの面子だけで合体できる(コアは1体余ってしまいますが)のに対し、ディセプティコン勢は腕脚組が2体足りません。そのへんも、本当に中途半端だなぁ…… 合体できるオートボット勢にしても、まるで必然性のない面子だし。 比較画像
以下、イメージカット 可動性能は安定のコンバイナーデラックスクラス。 腰裏にはスタンド用3㎜穴も完備です。 なお、このレックガーは過去アイテムからの単純なリカラー、頭部変更仕様なので、PP版コンバイナーデラックスクラスに共通のプライムアーマーの胸部への取り付けはできません。 これが海外でも一般販売されたら、ジョイントも新規にしてギミック盛り込んでたんだろうけど、限定品だったからね。 限定品とか言いながら、その実体は手抜き品というのが多いのはどこも同じ。 ちなみに、同じく2010からの新規キャラで、スカイリンクスもコンバイナー仕様でのリメイクに留まっていますが、あっちは一応新規型なので、そのぶん優遇されてるかと。 まぁ、あれをなにかの流用で作るのはまず不可能だろうけど。 以上、“PP レックガー” でした。
PPリカラー祭りも三ヶ月目に突入。 そしてすごく今さら感のあるレックガー…… まぁ、人気のあるキャラとは思えないけど、それにしたって扱いが雑過ぎる気が…… ともあれ、日本発のグルーブ型もこれで3体目ですよ。 リカラ-、リデコ、パーシャルを駆使して様々なキャラをリメイクしてきたコンバイナーも、ひとまずここで終了ですかね? まさか、最後のアイテムがレックガーになるとは…… 忘れた頃にモール限定でステッパーの発売とかはありそうですけどね。レッドスワープのほうは、べつにいいや。 UW版ライオカイザーはもうないのかなぁ? 今なら当然モール限定だろうけど、レオザックとジャルガー、それからブレストアニマルも新規で作ってくれて、デラックスクラスの6体合体で20000円なら買うでしょう。 デスコブラも追加の7体セットで25000円でも、十分許容範囲ですよ。 といったところで、今回は終了。 またのご訪問を。 初夏の頃に、およそなんのタイアップもなく発売されたHGAC リーオー。 ファーストガンダムでいうところのザクの立ち位置に近いリーオーは、劇中でも様々な仕様、オプションを装備した姿で登場していました。 当然、HGキットでもそのあたりのバリエーション展開は期待されていたわけですが、期待していた人々のほぼ全員が予想していた通り(笑)、一連のバリエーションキットはプレバン限定となりました。 まぁ、そうなるわね。 まずは第1弾として、劇中でも印象的な紫色の宇宙仕様がリリース。 続いて、飛行ユニット仕様が東南アジア仕様の淡いブルーのカラーリングで発売されます。 今回、宇宙仕様のほうはほかとの兼ね合いで2次生産分を注文しました。飛行ユニット仕様のほうは来年1月の初回分を注文したので、両方揃ってからまとめてレビューしようかとも思ったんですが、今制作中の某メガミさんに手こずっておりまして、その完成を待つとけっこう長い間更新なし……という状況になりそうだったので、合間に作っていたこのヒトをとりあえずレビューしておこうと思った次第です。 そんなわけで、リーオー宇宙仕様、レビューしていきます。 キットは、素組みに最低限の墨入れ、一部塗装と若干の工作(後述)を行っております。
付属武装 ロング型/ショート型ビームライフル 基部の形状は同じなので、設定としてはそれぞれに換装可能な構造なんだと思いますが、キットでは1丁ずつ付属します。 コロニー用ビームライフル メガビーム砲 通常版リーオーに付属した武装も、もちろんそのまま付属。 ビームサーベルのデバイスはシールド裏にマウント可能。 シールドは、アーマーを外した肩にアタッチメントを介して取り付けます。 比較画像
以下、イメージカット ボールジョイント接続の胸部や足首アーマーはとくに顕著で、新規造型のバックパックも、接続軸が短いためにわりと簡単に外れてしまいます。 集合イメージで。 通常版のリーオーも2個買いしましたが、今回の宇宙仕様もしっかり2個買い。 小隊編成とかを再現するなら3個買うべきなんだろうけど、一般販売品ならともかく、定価販売のプレバンアイテムの複数購入にはちょっと思い切りが必要ですね。 まぁ、定価っていっても1400円なんですが…… でも、今度の飛行ユニット仕様は1700円。もう本体とオプションの差がほとんどなくなってるよ。 以上、“HGAC リーオー(宇宙仕様)” でした。 HGAC リーオーの発売に先んじてRGではトールギス(EW版)が発売、さらにほどなくHGBDでアルトロンガンダムベースのジーエンアルトロンが発売されるなど、にわかにガンダムW再燃か? とも思ったんですが…… 年内はとくになにもなかったね。 まぁ、年が明けてもたぶんなにもないでしょう。ガンプラ界隈ではよくあることです。 RGでWの5機のガンダム発売とか、そんな話なかったっけ? ただ、MGで一回失敗してるからなぁ。RGで残り4機が一般販売、というのはまずないとは思うけどね。それに、どうせあってもEW版だし。ファンが本当に欲しいのはTV版(のはず)だし! そして、個人的にはもうRGは遠慮したいので、できることならHGでお願いしたいです。 とりあえずアルトロンないしシェンロンはいつでも出せるはず。 まさか、ジーエンアルトロンが原型機への流用を考えていないとか、レオパルド・ダヴィンチの二の轍を踏んでるなんてことはないよね? それでなくても、RギャギャからRジャジャへの例もあるので、何年待たされるかわからないけど。 同一シリーズに登場するMSのキットは、ある程度近い時期に連続してリリースしてほしいもんです。実際、そのほうが世間一般の購買意欲も増すと思うんですが。 あちらさまには、そういう一般的なマーケティングは通用しないからなぁ…… と、またキットそのものとは関係のない話になってしまったので、今回はこのへんで終了。 またのご訪問を。 先日レビューしたバンディットホイールと同時に発売された、アビスクローラー。 バンディットホイールが、生物をモチーフにした形態=ゾアテックスモードを持たず、3種のビークルモードへの変形ができたのに対し、このアビスクローラーは2種のゾアテックスモードを持つ反面、ビークルモードへの変形はできない機体となっています。 キットとしては、今年1月に発売されたハイドストームのフレームを流用(設定上ではハイドストームの残骸から再現製造したことになっています)しながら、まったく違うフォルムを実現。この辺りの自由度はさすが、ヘキサギアといったところです。 ボリュームも単品アイテムとしては過去最大となり、箱の厚みも冗談じみた感じに(笑)。 とはいえ、すでに先日、価格にして倍以上のアグニレイジが発売されたのでその印象も薄れてしまうかも…… アグニレイジのほうも、もちろん予約購入済み。まだ手許には届いていませんが。 実際に作ってレビューできるのは、年明けかなぁ。 では、レビューしていきます。 キットは、素組みのみでの仕上げです。 第1形態 後面 第2形態 後面 武装・ギミック バイティングシザース ICS(インベーションカウンターシールド) ちなみに、発生器となる装甲パーツは先にもいったように右側用のパーツ(左用と対称の形状)も付属するのですが、クリア製のエフェクトパーツはこの一組しかなく、右に装備した場合は上下を入れ替えて取り付けることになります。 フレイムスロワー ブラストリーコン ヘッドアンカー とはいえ、第2頭部の重さには耐えられるはずもなく、当然へたることになりますが専用のスタンドなどは付属しないので、そこは各自対処が必要になります。 それにしても、普通クモはお尻(腹部)から糸を出しますが、頭部を飛ばすという逆転の発想…… 比較画像
以下、イメージカット 以上、“ヘキサギア アビスクローラー” でした。 遅れてきたハイドストームのライバル機。 水生生物モチーフのヘキサギアの2機めが登場しました。 夏頃はカラバリアイテムが続いていたので、バンディットホイールともども久々の新作です。 ブロックバスターVF仕様も、モーター・パニッシャーLA仕様も両方買いましたが、基本ただのカラバリなのでレビューの予定はありません。 ただ、新作といっても二つとも既存キットからフレームパーツを流用しており、完全新作ではないのは少し残念。 とはいえ、今回レビューしたアビスクローラーのほうはこれまでのゾアテックスモードからビークルモードへの変形という定番を覆し、カニとクモをモチーフにした2種のゾアテックスモードへの変形を採用。そして、直接戦闘というよりは探索などの特殊任務用の機体という設定は、ヘキサギアの世界観にさらなる広がりをもたらしてくれたと思います。 キットそのものも、簡単なステップでがらりと印象の変わる2種の形態にそれぞれで特徴的なギミックも盛り込まれた見所のある内容になっています。 ハイドストームの触手先端のクローなど、余剰扱いながら有用なパーツもけっこうあるので、組み替えスキーにもお勧めのキットかと思います。 僕はもう、最近は組み替え作例を考える気力もないですが…… そんなところで今回は終了。 またのご訪問を。 フレズヴェルク以降、FAGからはしばらく遠離り、すっかりメガミデバイス派になっていたんですが、ここ最近シルフィー、初音 ミクと立て続けに出たコラボ系のアイテムをきっかけに、またFAGにも手を出すようになった次第です。 でも、いわゆる正統派のFAGの購入は本当に久しぶりですね。 それも “グライフェン” て……けっこう初期のキットですよ。 ラピエールとか、マガツキ、ドゥルガーとか、もっとFAGに合うような機体はいろいろあるだろうに、なんで今グライフェン? とは思いましたが、個人的にはけっこうお気に入りの機体だったので一も二もなく購入。 見た目にも、素体のファッション、武装モードのデザインともにこれまでのFAGとは少し毛色の違う、変化球に近いアイテムというような印象で非常に楽しみにしていたんですが、当初の10月発売が延期になり、11月の初旬に発売。 感覚としてはせいぜい1週間か2週間の遅れだったので、根本的な不具合があったわけではなさそうですが、なんだったのかな? まぁいいや。 それでは、レビューしていきたいと思います。 キットは、素組みに一部塗装での仕上げです。 素体モード 膨らんだ袖に合わせたような大きめのハンドパーツは、通常のFAG用ハンドパーツよりもかなり大型でグローブ状のディティールが入った専用パーツ。2種の平手と握り手、それに組み立て式の武器持ち手と種類は少ないですが、非常に特徴的なパーツになっています。 バーゼラルドやフレズヴェルクの素体は、あくまで素体でしかありませんでしたが、このグライフェンの素体は非常に個性的で、単体でも十分に見所のある内容になっていると思います。 素体としては多い色数は、細かいパーツ分けでかなりのところまで再現されています。しかし唯一、太股のベルト、肌色部分を縦に走るところはしっかりパーツで色分けされているんですが、タイツの上を斜めに走るものに関しては色分けされていません。さすがに強度的な問題があったんだと思います。 ほかがしっかり色分けできてる以上無視するわけにもいかず、とりあえず手許にある塗料で近い色を塗ったんですが……ご覧の通り、濃過ぎましたね。結局、ライトブラウンのパーツをすべて塗ることで対処。ついでに全身の金具やリベット状のディティールもグレーで塗りました。 最初は、襟と袖のホワイトラインを塗るだけにしようと思ってたのに……まぁ、結果いい感じに仕上がってのでよしとします。 表情パーツは3種が付属。 笑顔パーツは口内を別パーツで再現するなど、こだわりの仕様。 でも、相変わらずFAGは表情の変化に乏しいです。シリーズすべて互換性があるとはいえ、もうちょっと振り切った表情も欲しい。 ちなみに顔そのものに関しては、宣材写真を見た時点ではイマイチかなぁ……と思ってたんですが、現物はなかなか可愛いです。 素体としてのトータルデザインで評価するなら、僕個人はこのコが1番好きかも。 なお、パッケージイラストは微妙です。 武装モード 素体自体のパーツ換装はほとんどなく、唯一、ネクタイを外して胸部アーマーを取り付けるのみ。 左右の大型ハンドは素体腰側面のハードポイントと腰裏に取り付けたアタッチメント(後述)の2点で固定。脚部アーマーも太股と脛(外、内)の3点で固定します。最後にグリップを持たせて武装モード完成。 それぞれの接続はしっかりしており、武装パーツのポロリはほぼありません。しかし、組み立て式のハンドパーツは指部分が外れやすく、グリップの保持にはストレスが堪るかも。 可動に関しては、一見してだいたい想像はつくと思いますが、かなり制限されます。詳しくは後ほど。 武装パーツの色分けは、素体とは対照的にかなり大雑把です。実際にはけっこう細かく色が足りてないんですが、今回はシリンダー部分のみ気になったので塗装しました。 ライドビークル 中央フレーム部の構造からして、もちろん当初から想定されていた形態ではあるんですが、なんというか、あとから思いつきで無理くりでっち上げたような形態です。 なんか、びっくりどっきりメカ感が強い…… 最大の特徴である大型ハンドやサブアームが一切活かされていないし、そもそも水中用FAのグライフェンがモチーフなのに、なんで2足歩行型? フレズヴェルクのビークルモードは、空戦用というモチーフをしっかり消化してたんですけどね。 オプション & ギミック ハンドナイフ なお、このハンドナイフだけでなく以下のマシンガン、ロケットランチャーも武装モードでは組み替えて武装パーツの一部となるため、基本的に武装モードでこれらのオプションを持たせることはできません。 つまり、武装モードで使用可能なデフォルトの武装は大型ハンドとサブアームのみ。うーむ…… マシンガン ロケットランチャー 大型ハンド & サブアーム ヘルメット 後ろに取り付けることでオープン時をイメージした状態にもできますが、どのみちこれ被ったところで潜水作業なんかできないよね。後頭部まるっと開いてますから。 あくまでイメージです。 比較画像 以下、イメージカット 脚部以外では、首と胸部の可動が少し気になりましたかね。どちらもほとんど反らせることができません。 まぁ、それはFAG全体に言えることなので、とくに不満というわけでもありませんが。 武装モードで。 先にも言いましたが、この状態での稼働はかなり制限されます。 上半身は、グリップを保持している状態だとほとんど左右に動けませんし、ツインテールや後ろ髪が大型ハンドの基部に干渉するので顔を動かすのも一苦労。 脚部も、アーマーが太股と脛で接続されているため、膝はわずかに曲げることしかできません。 スリッパは多重関節でかなり柔軟に動くため、接地性は問題ありませんが、どうしても重心が後ろに傾きがちななので、自立させるのにはコツが要ります。 大型ハンドに加えてサブアームも展開した姿はなかなかの迫力ですが、サブアームに回転軸がないので、立体感に乏しい感じは否めません。 ビークルモードにライドオンで。 トリっぽいが意見のビークルモードですが、脚部にあたる部分の可動は申し訳程度のもので、とてもじゃないけど疾走感は出せません。 なんか、ぴょこぴょこ跳ねてる感じの画しか撮れなかった。 なので、こっちにもエクステンドアームズを積んでみる。 以上、“FAG グライフェン” でした。
しばらくメガミデバイスばかりに傾倒していて、FAGからは遠離っていたのですが、この2ヶ月ほどで立て続けに新作を作ってみたところ、FAGも確実に進化してるのだと感じました。 可動性能や組み替えの自由度では、メガミデバイスのほうが優れています。ただ、強度面でストレスを感じる部分が多く、サイズが小さいがゆえの組み立てや組み替えの煩わしさも少なからずアリ、そこがメガミの欠点かな、と僕は思います。 一方のFAGは、メガミより一回り大きなサイズに可動よりむしろ素体のフォルムを重視するかのような構造でメガミよりも強度面で勝り、パーツのポロリも少なく安定感があるという印象です。 まぁ、それもここ最近作ったシルフィー、ミク、そしてこのグライフェンで感じたことで、初期のFAGは可動もそこそこでパーツはポロリしまくりだったもんですが。 このグライフェンにはそういった不安はほとんどありません。武装モードの安定感は申し分なし……まぁ、そのぶん可動は制限されるんですが、なにより素体モードの出来が抜きん出ています(個人的な嗜好が多分に含まれていますが)。 やはり水中用にハズレなし、だな(笑)。 メガミデバイスがスタートした頃は、なんでまた似たようなものを別シリーズで立ち上げるんだ? と思ったものですが、今のところ互いに食い合うこともなく、仲良く共存できてる感じなんでしょうか? どっちかに統一してくれよ! という意見もあるでしょうし、僕もどちらかと言えばそう思ってるほうですが、今のところそんな気配はなさそうです。 少なくともメガミのほうの勢いは衰える様子がない。また先日も新作の予約がスタートしましたし。 いずれ両方のいいとこ取りをしたようなものが出てきそうですが、そのときにはきっと両方のシリーズが終わることになるんでしょうね。 そんなところで、今回は終了。 またのご訪問を。 アニメでもフリ-ダム団と団のシュプリーム混成チームを相手に圧倒的なパワーを見せつけた、デスメタル帝国皇帝ギャラガーが操る最凶ゾイド。 この世に1体しかいないそうで、主役機であるワイルドライガーと同じ伝説級のゾイドがクリスマスを前に堂々の登場。 しかし、そのへんの販売上の戦略はギリギリまで詰められていなかったのか、10月発売の覚醒ワイルドライガーともどもシリーズナンバーと発売日が前後する事態になってしまっています。 こういうの、地味に気になる…… ともあれ、過去シリーズにおけるデスザウラーやギルベイダーに相当する大ボスゾイドの登場には、俄然テンションが上がります。 果たしてその実力や如何に? では、レビューに移ります。 動力ユニット まずは動力ユニットから。 M型のワイルドライガー、そしてL型の2種は主動力となるモーターユニットとワイルドブラスト再現用のギミックユニットは別個に封入されていましたが、このデスレックスではその二つがすでに一つのコアユニットとでもいうべき状態に組まれたものが入っています。 同じXL型のグラキオサウルスもそうでしたね。 使用する電池は、単3型が2本。 ボーン復元 後面 このデスレックスのほうがちょーっとばかり頭が大きいけど、それも本物のティラノサウルスにより近付けたということで。 デフォルメ感なども含め、シリーズアイテムとしてのトータルバランスは非常によくまとまっていると思います。 各部ディティール でかい頭部は、頭蓋骨の厚みも感じさせる十分なボリューム。牙の造型もなかなかシャープです。 実際のティラノサウルス同様、前脚は小振り。でも、ラプトールと違ってちゃんと独立したパーツです(このサイズなんだし当たり前だけど)。電動歩行時にはちゃんと動きますしね。でも、ツメくらいはパーツ分割して、手動で動かせるくらいはしてほしかったかも。 脚部もいつも通り、足以外は1パーツ。 復元完了 後面 各部ディティール 外装のなかで1番目につくのは、やはり体側にたたまれたヒレ状のパーツ(デスジョーズ)ですが、それに関しては次の項で。 デスレックスの外装は、XL型ということもあってわりとパーツ数も多いほうだと思いますが、それでも基本、身体の上部分にしか装着されておらず、お腹側は無防備。まぁ、懐に入られることもそうないだろうけども。 ライダーは首……というか肩の辺りに搭乗。フィギュアは着座タイプです。 ワイルドブラスト(本能解放)形態 後面 各部ディティール 設定としては隠し武器のウブラドリルですが、すでにこれまでの画像を見てもらっていればおわかりの通り、けっこう普段から見えてる(笑)。 せめて基部の筒の中にドリル本体を収められなかったのかなぁ…… 比較画像
電動アクション
ワイルドブラストアクションは複数の動きを同時に組み合わせた複雑なもので、同じXK型のグラキオサウルスでさえ、2種類の動作を順番にこなしていただけだと思うと、さすが大ボスなだけあってかなり気合いが入っています。 まぁ一つ一つの動作に関しては、これまでのシリーズキットでも近い動きは見られたんですけどね。デスジョースの展開ギミックなんかは、グラキオサウルスハンマーボーン展開ギミックの応用でしょうし。 一方で、設定上はほぼ同じ動作を実際に再現したという意味では、ガブリゲーターでは不可能だった口内のドリル(ミキサー)の回転などに進化が見られます。 そして、忘れてはいけないのがそのドリルの発光ギミック。今回のシリーズでは初のライトギミックが採用されています。 しかし、ゾイドでライトギミックといえばどうしても目が光る、というイメージがあるので、光るのはあくまでドリルだけ、というのはちょっと残念だったかな、と。 でも、1番残念なのはその発光も含めたドリルのギミックの全容が、デスジョーズが邪魔で真横からはほぼ見えないということ……
以下、イメージカット 例によって手動で動かせる部分はほぼなし。でもでかいし、ただいるだけで圧倒的な存在感を発揮するのは過去のボス系ゾイドと共通。 デスジョーズも、実際のアクション時にこれくらい開いてくれれば真横からでもドリルも見えていいんだけどね。一度閉じたあとの開閉の幅が狭過ぎるんだよなぁ。
以上、“ZW デスレックス” でした。 一応、ストーリー上の大ボスにあたるゾイドだと思うので、正直なところ案外早い段階で発売したな、という印象です。 アニメのほうもおそらく折り返し地点を迎えるところで、一度圧倒的な存在としてそのパワーを見せておくべきというのは、演出上の王道ではありますが、キットシリーズの展開としてみる場合、今後これを超える大型キット(単純な大きさの意味ではなく)が果たして出てくるのか? という心配はあります。 奇しくも本日、来年1月に発売されるキットの情報が公開され、予約受付も開始されました。 待望のファングタイガーがようやく発売されますが、こちらについては、逆になんでここまでひっぱったんだろうか? 設定画を見た限り、素体はワイルドライガーと同じようで、ワイルドブラストギミックもほぼ同じっぽい。しかも、アニメ劇中ではすでに一度フェードアウトしています。 おそらくキットの発売と前後してアニメでも復活するのでしょうが、そんなネタバレあり? 公式サイトで商品情報を見た限り、予想通りにワイルドライガーの仕様変更品です。変更点は外装のみ。ワイルドブラストギミックもそのまま。しかも、なんか面長で思ったほど格好良くない…… せめてワイルドブラストギミックくらい変えてくれれば新鮮味もあるのに、本当なんでここまでもったいぶったのか…‥ すみません、デスレックスとは関係ない話ばかりになってしまいました。 デスレックスはいくつか気になる点はあるものの、シリーズ初のライトギミック搭載や、合わせ技のワイルドブラストギミックなど、かなり気合いの入ったアイテムには違いないなので、そのボリューム含め、悪の首領好きには堪らないアイテムだと思います。 興味のある方は是非。たぶん、実店舗の店頭では普通に買えると思います。 といったところで、今回は終了。 またのご訪問を。
もはやなんでもアリの様相を呈してきたヘキサギア。 生物モチーフの第3世代型ヘキサギアからスタートし、世界観が広がる過程で人型、作業機械型の第2世代旧型機もリリース。そうこうするうちに、ついに普通の車両タイプまで登場しましたよ。 いや……まぁ、デザインはケレン味たっぷりで到底普通ではないんですが。 “リバティー・アライアンス” と “ヴァリアントフォース” の戦闘に突如介入し、両陣営を蹂躙し、そのヘキサグラムを残らず奪い去った謎の存在。人と同サイズながら第3世代型ヘキサギア以上の戦闘能力を誇ったそれは、“ゾアントロプス” と呼ばれた…… そんなゾアントロプスが乗り、戦場を駆け抜ける大型車両が “バンディットホイール”で、これまた既存のヘキサギアとの共通点がほとんどない謎の機体という設定。 実際のキットでも、M.S.G.ギガンティックアームズ ラピッドレイダーのフレームを流用し、基本的にほかのヘキサギアとは共通パーツのない仕様になっています。 それでは、レビューしていきたいと思います。 キットは、今回久々に素組みのみでの仕上げです。 (※ 12/15 一部画像を追加、修正、本文を修正しました) バンディットホイール バイクモード 後面 実際、六角ジョイントを使っているのはホイールの接続部くらいで、ほとんどが通常の3㎜や5㎜の軸接続。 車体側面、左右のエグゾーストパイプの根元にはヘキサグラムストレージを装備。 ヘキサグラムストレージというのは、ヘキサギアの動力源であるヘキサグラムの貯蔵庫兼エンジンのようなものと解釈しています。スケアクロウも装備していたタンク状の装置と同じものですね。 通常、ヘキサグラムは六角ポリパーツを指しますが、このバンディットホイールではその励起状態を専用のクリアパーツを使って再現しています。 ただこのパーツ、取り付けは当然六角軸になるんですが、相変わらず穴のほうが非常にタイトなため、非常に取り付けにくいです。 また、後輪及び下段のエグゾーストパイプには固定用のアタッチメントパーツが付属します。 ホバリングモード 後面 エイミングモード 後面 各部ディティール 付属品 ツールボックス(ハンマー/レンチ/メタルカッター) ダブルバレルショットガン/ハンドガン/サブマシンガン ゾアントロプス・レーヴェ キットはハンドパーツも含めて完全新規。胸部や腹部、頭部パーツの一部が塗装済みとなっています。 ハンドパーツや足パーツの外れやすさは改善されていますが、その代わり全8パーツからなる頭部がとにかくバラけやすく、むしろ弄ってるときのストレスは増した感じ。 付属武装 グラムカッター 比較画像 なににせよ、こういった跨がるタイプの乗り物への搭乗姿勢をもっと自然にこなせるためには、股関節構造の抜本的な見直しが必要でしょうし、一朝一夕にできることではなさそうです。 以下、イメージカット レーヴェ単体で。 可動性能は基本的にほかのガバナーと同程度ですが、膝アーマーが独立可動するようになっています。 あと、胸部パーツは可動重視の幅が少し狭いものも付属します。そちらに交換すれば腕の前方向への可動域が少し広がりますが、あくまで少し。それほどの変化は感じません。なので今回の画像は使用せず(半年ほど前に作ったきり、しまい込んでいたために単に忘れていたという説もある)。 FAGやメガミの構造を単純にダウンサイジングすれば、もっと動くガバナー持つくれるようにい思いますが、これ以上パーツが小さくなると強度も落ちるだろうし、なにより組むほうの神経が磨り減ってしまう(笑)。 やっぱりこのサイズだとこれくらいが限界でしょうね。足が外れにくくなっただけでも十分だ。 以上、“ヘキサギア バンディットホイール” & “ゾアントロプス・レーヴェ” でした。
既存のヘキサギアのどれとも共通点のない、謎の機体を再現するのに違うシリーズのフレームを流用するという発想は面白いと思いました。 ただ、そのせいでヘキサギアの特徴でもある六角ジョイントがほぼ活用されていないという、なんだか本末転倒な感じになってしまいましたけどね。 流用元になったラピッドレイダー及びコンバートキャリア、そしてその合体形態のアームドブレイカーが、外装部分でけっこう六角ジョイントを使える仕様になっていただけに、なんだかなぁ、という印象があります。 まぁ個人的には、タイト過ぎて組み立て時にも組み替え時にもけっこう神経を使う六角軸と六角ジョイントはあまり好きではないので、こういう仕様はむしろ歓迎です。 六角の接続はもうヘキサグラムをはめ込む部分だけでいい(笑)。 今後、内部フレームにフレームアーキテクトを使ったりするものも出てくるかもしれない。セルフコラボとでもいうのか。 しかし、今のところ発表されている来年以降の新製品は既存キットのバリエーションばかりで、完全新規はない感じですね。 かなり早い時期に設定画だけ発表された、カミナリ竜モチーフの超大型ヘキサギアはどうなったのか…… といったところで、今回は終了。 またのご訪問を。 |
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