ゲーム出身。ジムベース。カラーリング。特殊システムによるモードチェンジ……と、特徴の数々がブルーディスティニーと被る(実際にはBD-1も頭がジムなだけで大方は陸戦型ガンダムなようですが)ペイルライダー。 まぁそもそも最大の特徴である “HADES” システムが “EXAM” の発展型のようなものらしいので、BDの後継機と呼べなくもないのか…… ガンプラとしての初出は当のゲームの初回限定版に付属していたもので、それはとくに装備のない素体に近い内容だったと記憶しています。 その後プレバン限定で陸戦重装備仕様、さらに期間をおいて空間戦仕様の発売となった次第。 陸戦仕様のほうは箱はいつものモノクロなのにインストはカラーで機体解説もありの通常仕様と、当初は一般販売の予定だったものが諸般の事情によりプレバン送り(まさに送り……だなぁ)となったような気配。 それから随分間を置いての空間戦仕様は箱、インストともにモノクロのいつものプレバンクオリティとなっております。 それではレビューに移ります。 キットは素組みに最低限の墨入れ、付属シールでの仕上げです。 陸戦重装備仕様 陸戦仕様の特徴はバックパックにマウントした180㎜キャノンと脚部に装備したミサイルポッド。 ちなみにこちらは随分前に “HADES” 発動状態で製作。 各部スラスターやダクトのゴールドおよび周りのホワイトはシール。 その他細々と色の足りない部分はあるものの塗装はしていません。 たぶん、面倒臭かったんだろうな。 本当にかなり前のことなんで、どういうテンションで作ってたのかまったく覚えてない…… 空間戦仕様 陸戦仕様との違いは、本体部分は肩アーマーのみ。 装備としては180㎜キャノンがジャイアントガトリングに、主兵装がハイパービームライフルに変更。シールドも専用のものに。 さらにバックパック下のウエポンラッチに大型のプロペラントタンクが追加され、脚部ミサイルポッドはオミット。 武装類 適当にアクションカット 構造的には二昔くらい前のキット。 それでも可動はなかなかで接地性も十分。 陸戦、空間戦両仕様合わせて豊富な武装をいろいろ選べるので、プレイバリューは高め。 問題になるのは、やはり両仕様ともに目玉となる大型武装が扱いづらいこと。 接続アームにもう一つ間接があるだけでかなり違うと思うんだけれど。 先に言った通り、両仕様での本体の違いは肩アーマーだけなので、今回の空間戦仕様の発売で陸戦重装備仕様と空間戦仕様の通常時とHADES発動時、合計4形態の換装が手軽に出来るようになりました。 バイザーだけとかならともかく、そこら中色変わられたら本体一個じゃどうしようもないからね。 そういう意味では、BDシリーズより遥かに厄介。 以上、“HGUC ペイルライダー(陸戦重装備仕様)&(空間戦仕様)” でした。
ゲーム初のマイナーな機体ながら既存キットの流用ではなく、完全新規設計。 色分けこそシール頼りの部分が多いものの、それは設定の弊害でもあり、パーツ割りそのものはけっこう頑張っている印象です。 さすがに今見ると古くささも感じますが、可動、プロポーション、拡張性も含めてなかなか高水準のキットだと思います。 なんらかの事情で一般販売が流れた(というのは僕の邪推に過ぎないかもしれませんが)のは残念でしたが、今回空間戦仕様が発売されたのも、陸戦重装備仕様が一定以上の売り上げを達成した結果でしょうし、ということはまた今回空間戦仕様が売れれば、きっとさらなる展開もあることでしょう。 それでは、今回はこれにて。 またのご訪問を。
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