アニメ第1話から見切れていたシュプリーム団所属ゾイドが、ようやくの発売となりました。 相方のパケトドスも、6月に発売が決定したようでなにより。 しかしシリーズ全体を見渡してみると、クリスマス前のデスレックスの発売から年明けのファングタイガーの発売までがピークでしたね。以降のペースダウンが酷い…… いや、べつに一月に1アイテムの発売でもいいんですけどね。それが全部既存キットからの流用っていうのがなぁ‥…同じタカラトミーのトランスフォーマー、パワーオブザプライムの晩期を見ているようで切ないものがあります。 とはいえ、このアンキロックス(とパキケドス)については個人的にずっと待っていたので、とにかく発売されてよかった。 アンキロックスは先月発売のディメパルサー同様、ガブリゲーターの流用キットではありますが、外見はがらりと変わり、ワイルドブラストギミックもまったく違うものになっております。 では、レビューしていきます。 ボーン復元 後面 つまり、このゾイドワイルドの世界ではガブリゲーターよりもステゴゼーゲに近いべきなので、そこはもう少しこだわってほしかった気もします。まぁ、このがに股スタイルも可愛いからいいけどね。 各部ディティール 若干受け口気味の嘴がキュート。 背面は外装がない状態でもほぼ装甲です。側面の突起はウイングリブと名付けられていますが、もちろん飛行能力はありません。 尻尾……メイステイルは、パッケージ画像ではしなっていますが、実物はまっすぐ。先端部も含め多数の3㎜軸があるのでカスタマイズでより凶悪な武器にもできそうです。 復元完了 後面 ダイオウグソクムシの外皮よりアンキロサウルスのそれが柔いなんてことはないと思うんですが…… 各部ディティール 頭部装甲は丸みがあって先端部がでかい鼻に見えて可愛いです。 背面装甲……ロックバックは1枚ものではなく、左右で分割されています。ブロック状のディティールと色のせいで板チョコ感がすごいです。ミルクチョコですね。美味しそう(笑)。 尻尾先端に装備したハンマー……バッシュボーンはアンキロックス最大の武器。なんか椰子の実みたいですが。 ワイルドブラスト(本能解放)形態 各部ディティール 比較画像 電動アクション
ただ、先にも言ったように脚部がアンキロサウルス本来の骨格ではないので、 やはりリアルムービングとは言えません。
以下、イメージカット 手動で動かせる部分は尻尾のみですが、通常形態でも先端部のスライドやバッシュボーンの展開は可能。 フォルムが秀逸なので、ただ飾っておくだけでも十分(あくまで個人的な感想)です。 以上、“ZW アンキロックス” でした。 アニメにおける立ち位置にしては、発売までえらく焦らされた感じでしたが、ともかくもようやく発売されたアンキロックス。 個人的には待望のアイテムだったわけですが、フォルム、ボリューム、アクションすべてにおいて待った甲斐があったと思える出来でした。 ガブリゲーター、ディメパルサーと、この型にはハズレがないです。 ただ、脚部のかたちが本来のアンキロサウルスではないので、そのへんにこだわる人はいるかもしれませんが、キットの構造自体は単純なので改造も容易いと思います。 また、この型を使ってこのギミックということなら、アンキロサウルス以外にもグリプトドンなんかをモチーフにしても面白かったかもしれませんね。 グリプトドンなら、爪だけそれっぽいにものにしたら脚部はこのままでもあまり違和感はなかったんじゃないかな。さらにモチーフとしてはゾイド初になるので、より注目されてたかも。 まぁ、僕個人はこのアンキロックスのフォルムは可愛くて非常に気に入っているので、なんの不満もありませんが。 さて、今後のシリーズですが、四月発売のギルラプターはギャラガー専用ではなく、指揮官機ということになりましたね。まぁ、キットとアニメは完全リンクしているわけではないので、ここへきて急にギャラガーの名前を出されても……という感じはあったのでよかったんですが。 商品説明を見る限り、単純なリカラーっぽいですね。しれっとハイパワーユニット搭載とかにならないかな? 5月にはS型のディロフォス……というところまでは、前回ディメパルサーのレビューを書いた時点で判明(リーク動画ですが)していましたが、そのあとさらにいろいろと情報が出てきました。 パキケドスの6月発売は最初に言った通り。そこでシリーズは一区切りといっところですかね。 そして7月以降、新型ライガー登場、武装解禁、お待ちかねのオプションパーツと怒濤の新展開となるようです。個人的には、本格的な空戦用ゾイドの登場が嬉しい。 7月というとアニメ開始から1年ですし、第1作のように数年後の第2部としてリスタートするのか、それとも一旦終了して新シリーズが始まるのか、それともアニメ放送は終了するのか、わかりませんが、キット展開はまだまだ継続されるようで一安心です。 ちなみに現状判明しているラインナップは、カメを除いてほぼアニメ第1作の第2部、ガーディアンフォース編を彷彿させる面子です。 ただちょっと気になるのは、それらの7月発売アイテムが軒並みに値上がりしてることかな。 まぁ、内容が伴っているのならいいんだけどね といったところで、今回は終了。 またのご訪問を。
2 コメント
通りすがりのゾイドファン
17/4/2019 02:37:29
以前、公開していないだけでまだ控えているゾイドがいるかもしれないとコメントしましたがその線は無さそうですね…。ペースダウンと引き換えにコロコロでは極限解放のライガーと今月の白いタイガー、ゲーム限定のイーヴィル、バトハンのブレード、限定グラフィティラベルなど限定商法を多くしてる印象があります。それと同時にライガーの優遇っぷりが露骨すぎてなんだかなぁとも…。ライガー大好きですけど他のゾイドもそれに負けず劣らず魅力的なのだからスポットライトを当てて欲しいですね。
返信
退屈と惰性と
17/4/2019 15:08:51
コメントありがとうございます。しかもこんな長文で(笑)。
返信
返信を残す |
Details
|