前々回のFAG レティシアのレビューで、「これ以降5月までガール系キットは買わない」とか言ってたのに……って、いた、もうあのレビュー書いてるときにはもうすでに購入してて、ほぼ完成もしてたんですよ。だから、あのレビュー書いた時点からもうしばらくは買わない、ってことで。どうでもいい話ですが。 さて、武装神姫再始動プロジェクトの第1弾にして、メガミデバイスと他シリーズのコラボアイテムとしては第2弾となるエーデルワイス。 個人的には、メガミデバイス自体がコトブキヤによる武装神姫のリボーンという認識(プロデューサー、素体原型、キャラデザが基本一緒だし)だったので、正直今さら感はなきにしもあらず…… そもそもは武装神姫第1弾アイテムのアーンヴァルとストラーフをメガミ規格でリメイクするって話だったように思うんですが、そっちはどうなったのかな? オリジナルの武装神姫については、シリーズ中盤辺りまではけっこう揃えていました。 徐々に価格が高騰して手が出しにくくなって、気が付くと終了してしまってましたね。 素体となるフィギュアに色々な武装を着せていくという発想は、個人的には聖闘士星矢以来ということもあり、懐かしくも新鮮な感じで当時かなりハマったのを覚えています。というか、その延長としての現在はFAGやメガミにどっぷり浸かってしまっているわけですが。 本当、全然抜け出せない…(笑) それでは、レビューに移ります。 キットは素組みに一部塗装、髪など一部パーツにつや消しトップコートで仕上げています。 素体モード そういう意味では、やはり雰囲気はコラボ第1弾の吾妻 楓に近いです。 でも、武装神姫も設定としてはメガミとほぼ一緒で、人じゃないアンドロイド的なものだったはず。そう思うと、今回の彼女は普通に人のフィギュアとして見られるデザインになっていますし、正直あまり神姫らしさは感じられないです。 この状態では、ティアラと首のチョーカー(?)、ホットパンツのベルトがあらかじめ塗装済み。 ベルトのバックルと胸のサイドのライン、袖のホワイトラインは塗装しました。 なお、本来ベルトのバックルはシルバー、胸のラインがグリーンなんですが、今回はどちらもゴールドで塗装しています。 あと、髪とコルセットにつや消しを吹いています。 武装モード パーツ交換は普通にあるんですが、シルエットとしては背面の武装アームが追加されたくらいで、劇的な印象の変化はなし。その点もあまり神姫らしくない、メガミシリーズとしてみてもかなりシンプルな内容になっています。 この形態では、色分けされていないバイザー中央の菱形部分を黒く塗ったあと、ついでにその周囲の枠をゴールドで塗装したほか、各部のリベット状のモールドもゴールドで塗装(公式ではシルバー)。ブーツの黒部分につや消しを吹いて、肩アーマーに付属の水転写式デカールを貼っています。 なお、肩アーマー用のデカールには今回貼っているハートのほかにスペード、クラブ、ダイヤが用意されています。トランプの柄ですね。色は全部同じグリーンですが。 表情パーツはいつも通り3種類が付属。 少し吊り目気味の凜々しいお顔立ち。実は耳が尖っていて肌も白くて、イメージとしてはエルフのお姫さまといった感じです。 なお、照れ顔はそのままだとあまり照れてるようには見えませんが、付属の水転写式デカールで頬の赤みや汗を足すことができるのでそこはお好みで。 付属武装 ライフル サーベル 背部アームムユニット 比較画像 造型的にはもう、雲泥の差と言っていいかも。これはまぁ、年月を考慮しても完成品とキットの性格の違いもあれば、そもそものメーカーの違いもあるでしょう。 とくにフェイスプリントの精度……アーンヴァルの表情、これヤバイな……(笑) 余談ですが……数年振りに箱から出したアーンヴァルとストラーフは、髪や顔がべったべたでした。 まぁ、よくある話ですが、あそこまでべたついてたのは初めてだったので、ちょっとびっくり。しかもアーンヴァルのほうは一部のパーツが酷く黄ばんでいて…… 洗浄漂白でべたつきは解消されましたが、黄ばみのほうはなんともならず。もっと強力な漂白剤に浸すしかないのかなぁ。 ほかの神姫たちもお手入れしてあげないとだわ。 以下、イメージカット とくに後ろ姿が美しい。いろいろと問題もあるので、あえて美しいと表現します(笑)。とくにどこが、とは限定しません。ポージングから察しましょう(笑)。 ただ、吾妻 楓もそうでしたが、素肌の肩を出したデザインだと、どうしても肩胛骨パーツが浮いてしまうのが残念ですね。ここはいずれ改良していってほしいポイントかな。 ツインテールは定番の球体関節。さらに頭部側はボールジョイント接続になっていてフレキシブルに可動します。 武装モードでは、やはりフレキシブルに動くアームユニットが最大のポイント。ただ、ツインテールとの干渉には注意です。 踵のアンカーは可動。肩アーマーもボールジョイント接続である程度自由に動くんですが、この二箇所が今回のポロリポイント。アンカーは白い三角のパーツは外れやすく、肩アーマーも側面の白い装甲部分が外れやすいので、どちらも接着してしまったほうがいいと思います。 でも、これまでのシーズアイテムからすれば、この程度なんとも思いません。 以上、“メガミデバイス エーデルワイス” でした。 武装神姫とのコラボ第1弾! なんですが、正直なところ、あまり武装神姫感は感じないアイテムでしたね。 なにより武装モードのボリュームがない。 武装神姫としてというより、メガミデバイスとしてもかなりシンプルな内容です。直近でラプターを組んでたから余計にそう思います。 でも、だからダメということは全然なくて、デザイン、プロポーションはメガミシリーズを通して最上と言っていいと思いますし、シンプルゆえに組み替えも容易で、干渉や破損への注意も最小限でいいなど、とにかくストレスなくいじれます。 これまでのメガミというと、ポージングのたびにどこかでなにかが外れてる、といことがけっこうな頻度で起こっていたので、そういうことがないだけでも随分と印象がいいです。 なにより美人でスタイルも抜群ですしね(笑)。 メガミデバイス入門には良いアイテムだと思います。ただ、ライセンス料がかかっているのか、シンプルな内容のわりにちょっとお高いですが…… それにしても、FAG レティシアでも思ったんですが、コトブキヤのガール系キットの顔はどんどんよくなってますね。決して元デザインには似てないんですが、本当に可愛いし、プリントの質も非常に高い。今回数年振りに再会した武装神姫を見て、あらためてそう思いました。 いや、ストラーフはまだしも、アーンヴァルは酷いよ……(笑) 昔あれ見てどう思ってたんだろう? といったところで、今回は終了。 またのご訪問を。
2 コメント
犬
13/11/2019 00:58:43
エーデルワイスのレビューを探していて、こちらにたどり着きました。
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退屈と惰性と
13/11/2019 09:47:58
コメントありがとうございます。
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