2019年。明けましておめでとうございます。 このサイトも、2017年の6月に初めてからかれこれ1年半。レビュー数も160本を超えました。 当時ほぼ無職だったこともあり、それこそ暇つぶしに始めたものを、まさかこんなに続けるとは思ってなかった…… これからもこれまで通りのんびりと、自分がただ感じたことだけを忖度なく書いていきますので、そのへんに大らかな方のみお付き合いください(笑)。 というわけで、 SOLシリーズに3人めが登場しました。 これまでメガミデバイスは、デビューアイテムのWISM・ソルジャーからSOL、朱羅、Chaos & Prettyと、2アイテムずつのリリース(WISMのみ、キャラクターは2×2で4人。コラボアイテムの吾妻 楓は除く)だったので、ここへきて3人めを出してきたのは以外でした。 それもSOLって、けっこう初期のアイテムですよ。 まぁ、SOLシリーズの成功が、現在のメガミの繁栄(笑)の礎になったと思えば、これも納得の展開だと思います。 実際、僕はWISMが発売された時点ではあまり興味を引かれなかったんですが、SOLのデザインが気になって購入後まんまと嵌まり、あとからWISMの二つも再販分を購入した次第です。 以後、最新作のこのラプターまで、コトブキヤショップ限定品やカラバリ品を除いて一通り買い続けています。 まぁ、朱羅だけは初回版を買い損ねて、蒼衣のほうを買うことになったんですけどね(そして直後に通常版が再版が決まるという……)。 さて、僕は普段、大抵のプラモは基本素組みで、せいぜい墨入れや部分塗装くらいの簡単なことしかしません。 その墨入れにしても、ガンプラでは必ずやります(それも基本外装部のみ)が、コトブキヤのキットにはしていません。理由は、ガンプラよりも造型が細かいことが多いので、やりだすと普通に大変だから。塗装も、とくに気になるときだけ筆塗りで対処してるくらいです。 水転写デカールにも苦手意識があり、極力貼らずに済ませてきました。 先日レビューした吾妻 楓では、カラー再現の必要に駆られて久々に挑戦してみましたが、見事に一箇所だけミスる始末。 だいたいが面倒臭がりなので、あまり手間のかかることはしなくないというのが本音です。 なので、このラプターも今まで通り単純な素組みだけで済ませようかとも思っていたんですが……いや、実際の素組み状態、とくに武装モードがあまりに白いので、さすがに寂しく感じてしまって。 まずはデカールに再挑戦しようか、と思ったんです。 で、だったらついでに部分塗装もして、墨入れもしてみるか……といった調子で作業が増えていき、最終的にトップコート仕上げを薦められ…… 慣れないこと、初めてのこともあったので、数々失敗もしましたが、なんとか完成にまで漕ぎ着けました。 結局十日以上かかったのかな。普段の素組みだけなら、3~4日もあれば終わってたろうに。 決して100点満点の出来ではない……というか、せいぜい6、70点の出来ですが、自分なりにはそれなりに満足です。 整理すると、素組みに墨入れと部分塗装、付属水転写デカールの貼って、最後に肌色のパーツ以外をつや消しトップコートで仕上げています。 それでは、久しぶりに前置きが長くなりましたが、レビューしていきたいと思います。 どうか大らかな気持ちで見てやってください(笑)。 素体モード 部分塗装箇所はこの素体モードに集中しており、胸部パーツ首許と脛外側のホワイトのラインと、前腕外側のUの字のイエローのラインを筆塗りにて対処。後述の青色太股パーツの細かいホワイトも塗っています。 腹部のイエローの変形Vの字は塗装済みパーツです。 太股下部の赤いラインマーキングはデカール。どうせなら白と黄色のラインもデカールでフォローしてほしかったです。 表情パーツはいつも通り3種が付属。 半眼気味の通常顔からキャラが立っていますが、笑顔というより失笑しているような表情に、ギャン泣き顔(口内はこだわりの別パーツ)と、今回もなかなか振り切った感じ。 でも、泣き顔はともかく、笑顔はこれもう別人だろ。 なお、同じSOLシリーズのホーネット、ロードランナーとは表情パーツの互換性がありますが、3人全員肌の色が違うという…… 今回、トップコートまでしてよかったと思ったのが髪パーツの質感。無処理だとツヤツヤでプラスチック感が強かったものが、まるで塗装したような落ち着いた色味に。 ちょっと吹き過ぎて溝に白く結晶が残ってしまいましたが……またあとでちゃんと処理しよう。 でも非常に効果的だと思います。今後も髪パーツへのつや消しは基本工作になりそう。
武装モード 前面
一方で背面を見ると、バックパックはホーネットのものをそのまま使用。ウイングを接続するジョイントと基部のバーニアも流用です。 ヘルメットは、ホーネット、ロードランナーと同様ノーマルの頭部と交換式。表情パーツとポニテは共通です。今回チンガードは付属せず、フルフェイス状態にはできません。 バーニアのノズルと上部は上品なゴールドの成型色になっています。 Chaos & Prettyから採用された、メガミデバイスのロゴが入ったクリアパーツ製の簡易ディスプレイベースが付属。 付属武装・オプション 専用ライフル シールド ミミズク型メカ 比較画像 以下、イメージカット ボディの可動性能に関しては、もはや説明の必要はないかと。 いつも完成直後は保持力も十分で、ガシガシ動かせる(そしてその都度トップコートが剥げるという……)んですけどね。ある程度経つと途端に各部が脆弱になる……久々に出してきたホーネットとロードランナーなんか、もう足腰の衰えが酷くて…… ラプター独自の可動となると、やはり後頭部の3連ポニテが秀逸。基部で回転、上下に可動するほか、テールも1本1本が独立して回転でき、頭頂部の2本のアホ毛のボール可動も含め、髪の動きだけでいろいろな感情表現が可能です。 非常に干渉物が多く見える武装モードですが、さすがに素体モードほど柔軟な可動は望めないものの、ホーネットから流用されたアームのおかげで主翼はかなりフレキシブルに可動し、ポニテの可動とも相まって上半身の可動にそれほど不自由は感じません。 脚部も、膝アーマーが可動するほか、各部のウイングも当然角度の変更が可能なので、手順さえ踏めば支障なく動かせます。 形状、大きさと様々なウイングパーツが多数付属。 デフォルトの装着位置にこだわらず、自由に付け替えて楽しむのはメガミデバイスでは定番ですが、なかなかセンスの要る作業です。 左(上)の画像は、説明書等にも載っている作例をベースに組み替え。イメージはウイングガンダムゼロ(EW版)の大気圏突入モード。ちなみに背中側はほぼ丸出しです(笑)。 右(下)の画像は、付属のオプションアタッチメントを使ってウイングパーツをブレードに見立てて持たせています。 武装パーツだけでもけっこうなボリュームなので、それらとオプションアタッチメントだけを使ってなにか作れないかと思って作ったのが、こちら。 バックパックを中心にヘルメット以外の武装パーツのほとんどを取り付けた飛行メカです。バックパックのメインスラスターがカエルの顔みたいに見えるのは周知のネタですが、それをしっかり活かせたかと。 右側のミミズクは、火器完成及びレーダー担当のサポートシステムというイメージで。 各パーツが主張の強い形状ということもあって、適当に繋げただけでもけっこうかたちになりましたよ。 以上、“メガミデバイス SOL ラプター” でした。 SOLシリーズの3人めにして、メガミデバイス史上最大ボリュームのキットとなったラプター。 先の吾妻 楓の段階でパッケージもかなりの分厚さになっていましたが、さらに厚みを増すことになりました。 彼女であの厚みなら、最新のBULLET NIGHTS ランチャーなんかどうなるんだろう? キットの内容としては、メガミデバイス躍進のきっかけとなったSOLシリーズの純粋なバリエーションであり、朱羅以降、どちらかというとイロモノ色の強くなった最近のアイテムに較べると正統派のメカ娘といったデザインが安心、安全のクオリティでした。 一方でカラーリングはオレンジとブラック主体からブルーとホワイト主体に一新され、航空機を思わせる新規パーツとも相まって基本は同じものなのにがらりとイメージが変わっています。 どちらかというと悪っぽかったホーネット、ロードランナーに対し、ラプターは正義の戦士といった印象。でも表情パーツは半眼に微妙な笑顔に泣き顔と、武装の勇ましさとのギャップがまたいい。 実際売り上げのほうも予約段階から好調だったのか、発売直後にカラバリのストライクラプターが発売決定しています。 こちらには通常版には付属しないホーネットの武装パーツと髪パーツが追加され、カラーもブラックメインに変更。闇堕ちバージョンのような仕様ですが、内容的にはSOL完全版といってもいいものになっています。 僕は、メガミは基本1色のみと決めている(キリがないし)ので、こちらはスルーするつもりですが、正直ずるい……と思いましたね(笑)。 でも、やっぱこっちの白いほうが好きかな。髪色もこっちのほうがいい。 さて、このラプターの発売でほかのシリーズでも3人め発売の可能性が出てきたんじゃないでしょうか? 朱羅の3人めで騎馬武者とか、Chaos & Prettyの3人めでサキュバスとか、どうかなぁ? 騎馬武者なんかはむしろ馬のほうがメインになりそうですが、ヘキサギアからの流用とかならいけそうな気も…… といったところで、今回は終了。 今年もこんな調子で続けていきますので、お気が向かれましたら、またのご訪問を。
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