シリーズ開始から一年余り、あっという間に人気シリーズになってしまったメガミデバイス。 ラインアップもすでに6種を数え、春にはさらに2種が発売。夏以降も強気な展開が待っているようです。 とくに第三弾の “朱羅” の人気がすごいようで、今年冬に発売された通常版は予約の段階でも各所で売り切れが続出。その後は例によって転売屋が横行。先日コトブキヤのネットショップ限定で発売されたリカラー品の “影衣” も即完売で、二次、三次と生産が決まったようですが、これも現在注文できない状態になっています。夏に一般販売される “蒼衣 忍者” も、おそらくは入手困難になる思われます。 通常版を予約し損ねた僕ですが、“蒼衣” は無事予約できました。 たまたまブログをチェックしたら、翌日予約開始の記事がアップされてたので、もう次の日はスマホ片手に待機ですよ。 近いうちに始まるだろう “弓兵” の予約にも、油断せず備えたいと思います とまぁそんなわけで、“朱羅” の通常版を買えなかったので、次までの繋ぎにと再販品がちょっと安くなってた “WISM・ソルジャー” 2種を購入した次第であります。 “SOL ホーネット” のレビューのときに言ってたかもしれませんが、僕は当初、この “WISM” シリーズにはあまり食指が動きませんでした。 無個性というか、個々のバリエーションにほとんど違いがなかったので、あまり面白みを感じられなかったんですよね。“SOL” 以降がわりと突き抜けた感じに軌道変更されたので余計にね。 なので、今回の購入も最初に言った繋ぎ以上の意味はありませんでした。 まぁ、アクションモデルの素体としての出来の良さは “SOL” のときに実感していたので、持っておいても損はないか、というくらいの軽い気持ちですね。 でも、実際に触ってみると、コレはこれでいいものですね。 確かに地味ですが、それはユーザーそれぞれに想像や工夫の余地があるということで、はなから強いキャラクター性を持った以降のラインナップよりも懐が深い、まさにシリーズ開始を飾るに相応しい仕様なんだと思えます。 ちなみに、“WISM” はwoman‘s imperial space marines (帝国婦人宇宙海兵隊)を略したものだそうです。 “SOL”はSonic Operation Lady。こちらは日本語訳が載ってなかったんですが、直訳すると “音速作業婦人” ……ですか。訳さないほうがよかったかな。 それでは、レビューに移ります。 キットは、基本のボディパーツ一式に頭部および露出してる肌色のパーツが2種、そしてアサルトおよびスカウト用のオプションがセットになっていて、どちらか一方を選択して組み立てる内容になっています。 もちろん組み合わせは自由なのですが、今回は公式の設定通りに組み立てました。 素組みに一部塗装による仕上げです アサルト 武装モード ハンドパーツは武装モード専用の硬質ゴム製で、手首まで一体成形のボール可動になっています。 多少柔軟性には欠けますが、そのぶん接続は堅めで、大型の武器などを保持するにはこっちのほうがいいかも。 素体モード スカウト 武装モード 素体モード なお、前髪が四つのパーツで構成されてるので、接着推奨。でないと表情交換の度に細かいパーを飛ばしてイラつくはめに…… WISM間で表情パーツの互換性があると言いましたが、髪で顔の基部がすっぽり隠れてるアサルトの頭部にスカウトの表情パーツを付けるのはともかく、耳の出てるスカウトの頭部にアサルトの表情パーツを付けると顔の前後で肌の色が違う、なんてことに。 武装等 ハンドガン アサルトナイフ & スコップ 偵察ユニット ヘルメット 階級章 SOL ホーネットと 武装モード
素体モード 適当にアクションカット 可動性能につては、以前 SOLシリーズのレビューの時にも書きましたので、詳しくはそちらをご覧ください。 というか、そのあたりのスペックは既にこの段階で完成してます。 ただ、手首および股関節のジョイントが破損しやすいということで、SOL以降はより強度の高いパーツが新たに追加された……んだったと思うんですが、これにも付いてました。再販分から追加されたのかな? でも、どうせなら2セット付けてほしいですね。手首はともかく、武装モードと素体モードで股関節2個あるのに、ジョイント1本だけだし、どっちか一方は結局折れるかもしれないやつを使わなきゃいけないわけで…… 同時購入したスナイプ/グラップルのボディを使ってのツーショットあれこれ。 胸部パーツのみ共通ではなくなっているので、スカウトさんのその部分のボリュームがアップしていますが、気にしないでください。 やっぱり、単独より複数並べたほうが絵になりますね。 そういう意味でも、コンパチ仕様じゃなくてそれぞれ単体で、その分もうちょい値段下げてやったほうがもっと売れたんじゃないかなぁ。 まぁ、買う人はしっかり2個ずつ買ってるんだろうし、十分売れてたんでしょうけども。 以上、“メガミデバイス WISM・ソルジャー アサルト/スカウト” でした。
シリーズの開幕を飾るアイテムということで、一商品としての個性よりもシリーズの方向性を示す内容としてこういった仕様になったのでしょうか。 続くスナイプ/グラップルも同様ですが、互換性と拡張性を前面に押し出すあまり、地味な印象になってしまった感は否めません。 当初、僕がスルーしていたのもそういった理由からですが、まず基本形としての “WISM” シリーズがあったからこそ、 以降の “SOL”、“朱羅” 、“Chaos & Pretty” という極端なベクトルのアイテムをリリースする発展性が得られたのかもしれません。 フレーム・アームズ・ガールとの差別化の意味合いもあったでしょうね。こっちは元ネタのない、真っ新な状態からのスタートなんですよ、みたいな。 それがここまでヒットするとは……、最初から想定されていたのか、それともさすがに予想外だったのか…… とにかく今のコトブキヤは勢いに乗っているので、今後もこの調子で突っ走っていってほしいですね。まぁ、息切れしない程度に。 といったところで、今回は終了。 またのご訪問を。
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