第一弾、第二弾にはあまり食指が動かなかったのですが、この第三弾 SOL ホーネットからキャラクター性がアップしたこと、そしてシリーズのコンセプトがかつての武装神姫を受け継ぐものらしいと知ってついつい手を出してしまいました。 初期から中期の武装神姫はけっこう持ってたんですよね。今は屋根裏の奥の方で眠ってますが…… また掘り出してみようかな。 キットは新規設計の素体 “マシニーカ” に武装を施していく構成になります。 同シリーズ内での組み替えはもちろん、同じコトブキヤのキットであるフレームアームズ (以下、FA) やフレームアームズガール (以下、FAG) とのミキシングも手軽に楽しめる内容となっています。 そのへんはオリジナルならではの強みだと思います。 それではいってみましょう。 表情パーツは通常顔、ジト目顔、笑顔の三種。 笑顔の口内はこだわりの別パーツ。 瞳や眉毛はもちろん、頬のハイライトまでプリント済み。 ちなみに第一、二弾との互換性はないらしい。なんで? ヘルメット装着。 実際には頭部ごと取り替えるわけですが、ちゃんと中に表情パーツを組み込めます。 クリアパーツのバイザーとチンガードは取り外し可納。チンガードのほうは胸部装甲に取り付ることも。 FAGと比較 近くにいた FAG 轟雷10式ver と比較。 単純に背が低いというわけではなく、全体的に一回り小さい。 太腿とかかなりほっそりしてます。 頭部以外では、二の腕から下はそのまま入れ替えることができるものの手首関節は腕側の軸の太さが違うため入れ替え不可(ハンドパーツは入れ替え可能)。 また脚部に関しては太腿から下の接続軸が雄雌が逆な上に径も違うので交換不可。ごっそり付け根から入れ替えることは可能です。 手軽にミキシングが楽しめるとか言っておきながら、この痒いところに手が届かない感じ…… 可動範囲など 見事な柔軟性。 適当にアクションカット 非常に軽いので、付属の簡易スタンドでもこのくらいのポーズで飾る分には問題なし。 というわけで、 “メガミデバイス” より、 “SOL ホーネット” でした。
美少女+メカ。そしてフィギュアのプラモ化という意味で、どうしたって FAG と比較されてしまう MD 。 まぁ、これが他メーカーの製品だったらパクリだなんだって叩かれるんでしょうが、同メーカーだからね。 逆に言えばなんで作ったの? って感じ。 FAG もまだ継続していくのだろうし、果たして共存していけるのか、どちらかがひっそりと消えていくんじゃないだろうか、と心配になったりもします。 ただ実際に触ってみると、 FAG と MD ではやはり感触が違うんですよね。 あくまでFAのスピンアウトである FAG ではできることに限界があるわけで、 FAG で一定の手応えを感じたメーカーとしてはより自由度の高い製品を作りたかったのかもしれません。 そのためには新たなシリーズを立ち上げるほかなかったのかと。 技術の更新も、既存のシリーズ内でやるよりは新シリーズでやるほうがスムースですしね。 微妙に互換性がないところも、シリーズとしての差別化を考えてのあえての仕様なのかもしれない。 なにはともあれ、 FAG の成功あっての MD だとは思います。 さて、最初にこの MD がかつての武装神姫のコンセプトを受け継ぐシリーズらしいと書きましたが、なんということか、武装神姫そのものが、いずれプラモシリーズとして復活するそうですね ( これ書いてるときに知った ) 。 え? なら MD って、ひょっとしてそのための肩慣らし? いや、まさかね。 だいたい触ってみた感触はほぼ武装神姫だし、名義使えるんならもう武装神姫だって言っちゃってよかったんじゃないかとすら思う。そのほうが売れただろうし それとも、コトブキヤ版武装神姫はあくまでオリジナル武装神姫のキャラをプラモでリリースするという、HMM ( ハイエンドマスターモデル = コトブキヤ版ゾイド ) みたいなシリーズになるのかなぁ。 どちらにせよ、せっかく立ち上げた新シリーズがひっそりと消えていくようなことにだけはならないでほしい、と切に願うばかりです ( 二回目 ) 。 本当、トータルの出来は FAG よりずっといいんだから。 といったところで、今回は終了。 またのご訪問を。
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