先に発売された “SOL ホーネット” の姉妹機というかニコイチというか、基本的な仕様は同じになる今回のロードランナーさん。 一、二弾は素体一つに対し装備が二種類付属という、一見お得な感じがするものの、結局のところ二形態を同時に並べるためには二個買いする必要があったわけで、その点で不満を感じたユーザーも少なくなかったのではないでしょうか。 そんな意見を参考にしたのかどうかは判りませんが、前弾のホーネット以降は二つ一組の商品を月を跨いでリリースするというかたちで、少なくとも第八弾まではスケジュールが決まっているようです。 そういった商品展開の方向性も、かつての武装神姫を彷彿とさせるもので思わずにやついてしまったり…… とまぁ、そんなところでレビューに移りたいと思います。 あと、ホーネットのときには言い忘れていましたが、僕はコトブキヤのキットの製作に当たっては、基本的に素組みオンリーです。墨入れはしません。ごくまれに部分塗装はしますが、メガミデバイス (以下MD) やフレームアームズ・ガール (以下、FAG)の場合はほぼ塗りません。 ガンプラに較べていろいろと細かいというのもあるのですが、なんとなく、とくにこの手のキットはランナーから切り離しただけのそのままの質感で置いておきたいんですよね。 本当にただなんとなく、なんですが。 今回も通常顔のほかにちょっと驚いたような顔にニヤリ顔と、計三種の表情パーツが付属。 通常顔がすでにちょっと笑顔という……、ホーネットみたいな真顔もほしかったかな。 ホーネットとは互換性があるものの、顔付き(目付き)が違ううえにそもそも肌の色が違うので、表情を変えるというよりはそれぞれの髪形を交換するような格好に。 ヘルメット装着。 クリアパーツのバイザーやチンガードなど、お好みに応じていろいろとつけ替え可能。 ホーネットと同じくチンガードを胸部装甲に装着することも可能。 デザインには似た部分が多いものの、いわゆる普通のヘルメットのかたちをしていたホーネットのものと違って、このロードランナーのヘルメットは頭頂部や後頭部が大きく開いています。 武装類 適当にアクションカット 姉妹で一緒に フルアーマーモード SOLシリーズ一番のウリであるホーネット、ロードランナー両方のオプションをフル装備した状態。 以上、“メガミデバイス 4 SOL ロードランナー” でした。
基本構造をホーネットと同じくしつつオプションのコンセプトは真逆、さらに両方のオプション全部盛りのフルアーマーモードと、インストの指定に倣うだけでも十分に楽しめる内容になっていたと思います。 もちろん拡張性も抜群で、同じMDシリーズやFAG、FA(フレームアームズ) 、その他コトブキヤから多数リリースされているオプション群を自由に取り入れて自分なりのメガミを生み出すのもいいでしょう。 まぁ、僕はあくまでお手軽なパーツ組み替えで楽しむ程度ですが…… でも、そういう意味で残念なのは、今回のロードランナーの武装脚部があくまで “脚” でしかなかったことです。 これが、素体の脚部に装甲パーツやホイールを組みつけていくかたちだったなら、もっと組み替えの幅が広がったろうになぁ。 最初にも言ったように、今後のメガミデバイスは同様のコンセプトでのリリースがしばらく続くようです。 戦國時代をモチーフにした第五、六弾については購入予定ですが、魔法をモチーフにした第七、八弾の購入にはちょっと勇気がいるかな。 まぁ、それも今後の情報公開でどう転ぶかわかりませんが。 といったところで今回はこれにて。 またのご来訪を。
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