今回のレビューは、1/24スケール ヘキサギア より、 “ヘキサギア ブロックバスター VF仕様”、 “ヘキサギア モーター・パニッシャー LA仕様”、 “ヘキサギア ボルトレックス LA仕様” です。 コトブキヤのオリジナルコンテンツ “ヘキサギア” より、 これまでに発売されたリカラーアイテム3種をまとめて紹介したいと思います。 シリーズ開始からかれこれ一年半が経過したヘキサギア。 これまでにメインとなる機体・ヘキサギア(リカラー除く)が11種、搭乗者・ガバナーが8種、その他ブーストパックなどの関連アイテムも発売され、この春以降も続々と新商品が予定されています。 今回は、昨年夏、および新年2月に発売されたリカラーアイテム三つを、まとめてサクッとレビューしていきたいと思います。 いずれもシリーズ初期のキットの成型色を変更し、M.S.G.やガバナー(これもリカラー)を追加したものになります。 それぞれ単品で購入するよりもお安くなっており、ヘキサギア入門にもぴったりな商品かと思われます。 それでは、参ります。 キットは、基本的に素組みオンリーですが、ボルトレックスVF仕様に付属の白いイグナイトのみ、一部塗装しています。 ブロックバスター VF仕様 シリーズ開始の時間軸ですでに旧式になってしまっている空中機動砲型ヘキサギアのVF(ヴァリアント・フォース)仕様 先に発売された通常版(LA仕様)はメインカラーがアイボリーとレッドでしたが、VF仕様ではほかのVF仕様機同様のモスグリーンメインに変更。 追加で装甲色と同じモスグリーン成型のM.S.G.マルチミサイルが2セット付属し、デフォルトではスナイパーキャノン基部とエンジンユニット、後部ハッチのハードポイントに装着するようになっています。 キャノン先端のアサルトブレードや、基部タンクのホワイトのラインマーキング、センサー部などが塗装済みパーツになっています。 マルチミサイル 単品はグレー成型なので、別の色で成型されているものは新鮮だし貴重ですね。 弾頭部のみ赤なんかで塗ってやると、より効果的だと思います。 LA仕様と比較
モーター・パニッシャー LA仕様 ブロックバスターよりも新式の、偵察や軽戦闘を目的とした空中軌道型ヘキサギアのLA(リバティー・アライアンス)仕様。 カラーリングがレイブレード・インパルス同様のアイボリーとブルーメインに変更され、目のように見えるセンサー(?)も相まってパトカーっぽい印象に。 個人的には、LAは純粋な軍というよりも、警察や治安維持部隊のようなイメージがありますね。 大顎根元のベージュの部分は塗装済みパーツです。 センチネル LA仕様 VF仕様と比較
ボルトレックス LA仕様 もともとはLA傘下(?)のアースクライン社が開発していた陸戦用ヘキサギア。しかし、生産していた工匠が都市ごとVFによって陥落させられたため、LA側の残存数は極めて少ない、そんな機体。 こちらもアイボリーとブルーがメインカラーとなっていますが、出自を考えるとそもそもこちらが正式採用時のカラーだったのでしょう。 なお、外装のブルー部分は塗装済みパーツ。ちょうど、VF仕様で赤で塗られていた部分がすべて青になっています。ほか、アイパーツなどが塗装済みです。 これまでのシリーズアイテムでは、フレームおよび共通ジョイントパーツはガンメタリックの成型色で統一されていました。しかしなぜか、このボルトレックスLA仕様はそれらのパーツがライトグレーで成型されています。 それに、PSおよびABS素材のパーツ(ランナー)が、どういうわけか妙に柔らかい気がします。 いったいどうしてこうなった……? イグナイト LA仕様 白いボルトレックスを駆る、白いイグナイト。 普通の人間がイグナイトの装甲服を着ているというわけではなく、パラポーンなんですが、なんらかの理由でLAに協力しているという設定。 正直、ただでさえ複雑な設定をよりややこしくしないでほしい…… キットでは、マスクのスリットとバックラー中央のブルーのみ塗装済み。でも、それだけだとあまりに白いので、トサカや胸部のイエロー、肘や膝のグレー(本来はもっと明るい、すみれ色に近い色なんですが)を筆塗りしました。 VF仕様との比較
以下、イメージカット 以上、ヘキサギアのリカラーアイテム、“ブロックバスターVF仕様”、“モーター・パニッシャーLA仕様”、“ボルトレックスLA仕様” でした。
敵対する組織が同じ機体を運用する。カラーリングが違ったり、一部の装備が違ったり。 キットブロックというコンセプトで組み替えを推奨するヘキサギアに限らず、ユーザーの自由な発想、解釈で改造、塗装をして楽しむことがプラモデル全般の醍醐味ともいえますが、僕のような手抜きモデラーのなかには、今回のリカラーキットのように手軽に世界観を拡げられるアイテムを歓迎する向きもあるのかもしれません。 まぁ、僕個人はただの色違いというだけならスルーすることもありますし、同じものでも複数買いすることもあります。個々の価格も大いに関係してきますが。 今回の3アイテムは、既存のキット複数のいわば抱き合わせアイテムですが、それぞれを単品で買うよりも800~500円安くなっています。 値引き率はまちまちなので、まさしくメーカーの匙加減といったところですが、こういうサービス精神、どこぞの大手メーカーには見られませんよ。 さすがコトブキヤ。勢いのあるところは違うなぁ……と感銘を受けて(笑)買わせていただきました。 単純に、ヘキサギアは作るのが楽しいんですよね。ガンプラとかは途中で飽きてくることもあるんですけど、これは飽きないんだよなぁ。 ただ、完成したあとにストレス抱えることは多いんですけどね。 完成から時間経てば経つほど、各部がへたれていくのはどうにかならないものか……… といったところで、今回は終了。 またのご訪問を。
0 コメント
返信を残す |
Details
|