アニメも第3クールに投入したゾイドワイルド。 それに伴って公式サイトもリニューアルしたかなぁ? と思って覗いてみたら、なにも変わってなかった…… いや、ストーリーは毎週更新してるんだから、それに合わせてキャラとゾイドのページくらい足していこうよ。 あと、キャビアのCVちゃんと表記してあげて。 と、そんな感じで相変わらずなアニメのほうはさておき、キットのほうは順調にアイテム数を増やしております。 例によってアニメ登場済みのゾイドを差し置いて、急に新型機を投入してきますが…… 今回紹介するスパイデスも、なんの脈絡もなく急に出てきた感じです。 モチーフは旧シリーズでも何度か登板しているクモですが、そのアクションやギミックは過去のクモ型ゾイドとはまた違ったアプローチとなっております。 名前の語感とモチーフ、それにカラーリングから、てっきりデスメタル帝国側の新型やられメカだと思いきや、所属はフリーダム団になってます。付属ラベルに “YOUKAN” というマーキングがあったので、そんな名前のキャラが乗るようです。 では、レビューしていきます。 ボーン復元 後面 各部ディティール 後ほどアクションの項で詳しく書きますが、こちらはホイールで走行するタイプのキットなので、4対の脚の扱いはグソックのそれと同様です。 しかし、設定上はちゃんと脚で歩行するようで、脚部先端のヴェノムスパイクおよび顎の鋏角は敵ゾイドに突き刺して毒を注入する強力な武器ということです。 脚の話ばかりになりますが、ワイルドブラストギミックとの兼ね合いで、脚部全体が前に向き過ぎなのがちょっと気になりました。 復元完了 後面 各部ディティール 注目すべきは腹部の外装。上部外装は上に、下部外装(フラップ)はそれぞれ左右に展開が可能です。 お尻の先に取り付けるジェットアンカーはゼンマイのネジも兼ねていますが……これが巻きにくいことこの上ない、 ライダーフィギュアは一般的なジョッキータイプになります。 ただ、細い糸でやる利点はやっぱりそれっぽいのと、そこそこの長さにしてもアンカー側に巻きつけてやれば綺麗に収納できることです。本来ウインチ機能を持っている腹部ですが、ギミックは再現されていませんので。 なお、このアンカーから伸びる糸はデススレッドと呼ばれ、そもそもスパイデスは発掘時、そのデススレッドに覆われた繭のような状態だったという設定。 いや、繭というならその設定はキャタルガにあげてほしい。あ、でもそうなると幼虫じゃなく成虫になっちゃうか。 ワイルドブラスト(本能解放)形態 後面 この形態で敵ゾイドに飛びかかり、8本のヴェノムスパイクと鋏角を突き刺して毒を注入する必殺技が “スパイダーポイズン” ……そこは “スパイダーヴェノム” でよかったんじゃなかろうか? スパイダーポイズンだと、そのままクモの毒という意味合いが強いように感じるから、技名としてはどうかなぁ。 各部ディティール 比較画像 画像でも装備しているキャノン砲やガトリング砲など、オプション盛り盛りの豪華なキットでした。 フォルム自体は、先に言ったようにグランチュラをほぼそのまま大きくしたものなので、頭部(コクピット)含め旧ゾイドらしいデザインで、実際のクモというよりは、クモっぽい8脚歩行の戦闘メカ、といった感じ。 本来のクモ(決してゴケグモではないにしても)により近いデザインなのは、もちろんスパイデスのほうですが、これはもうシリーズの方向性の違いですし、どちらがいいというのは好みの問題になってくるかな。 僕は、今となってはもうどっちも好きですよ。 ゼンマイアクション
2対めと4対めの脚は半固定式になっていて、1対め、3対めの脚より遅れて動くようになっていたりと、芸が細かいです。 ただ、相変わらず限界までネジを巻いてもすぐ動かなくなる……
以下、イメージカット 以上、“ZW スパイデス” でした
クモ型なのに8本脚で歩行しない。ホイール走行という点に、最初は違和感を感じたものでしたが、実際に組んで動かしてみると、とりあえずアクションは安定しています(ゼンマイが巻きにくいのはまた別の話)し、ワイルドブラストモードへの変形も単純ながらけっこうインパクトもあって、最終的には面白い試みだったと受け容れられた感じです。 グソックのときにも感じたことですが、小サイズゆえにどうしてもギミックが限定されるS型キットにおいて、いかにインパクトを与えられるかという試行錯誤が感じられます。 でも、そろそろ虫型ばっかりなのは飽きてきました。 現状ではラプトール以外、S型ゾイドはすべて虫がモチーフになっています。 生物としてのゾイドのサイズ感統一というのもあるのかもしれませんが、そろそろ哺乳類型や爬虫類型のS型ゾイドも見てみたい。 また、ワイルドブラストモードへの変形でアクションそのものが変化するS型ゾイドというのも、今のところこのスパイデスとカブターだけなので、見ためだけでなく、アクションにもしっかり変化が見られるS型ゾイドを待っています。 といったところで、今回は終了。 またのご訪問を。
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