すみません。最後の騎士王、まだ観てません…… もうなんか、地上波でやってたら観る、くらいでいいかな。 まぁ、映画の内容とトイの出来は別問題なので、かねてより高評価のニトロを入手いたしました。 でも、マスターピースでもない限り、再販ってそうそうかからないと思うんですが……よっほど問い合わせがあったのかな。 トランスフォーマーの映画なのに、シリーズが回を重ねるごとに扱いがぞんざいになっていくトランスフォーマーたち、とりわけディセプティコンの印象ときたら薄れていく一方で…… そんななか、久々に活躍して人気を博したのが、このニトロ。 劇中の実名はニトロゼウス(発音的にはナイトロゼウスのほうが近いのかな)ですが、過去にそのような名前のキャラクターはいなかったと思うので、実写版の完全新キャラということになりますね。 顔が、ダークサイドムーンに登場したショックウェーブと似ているということで、彼との関連が示唆させるような記述もあったようですが、詳細は不明。出自に関しても、まだ映画を観てないのでよくわかりません。観たところでわからない可能性も大ですが…… まぁ、もはや実写版にまともな設定は求めていないので、トイに関しても見ためが気になったら買う、出来が良さそうなら買う、という方向で今後も続けていきたいと思います。 というわけで、TLKシリーズの三体目。レビューに移ります。 ロボットモード ただ、やけにくっきり印字された左肩の「13」と右膝の「1」に違和感。 なんの数字なんだろう、これ…… ビークルモード
ヘッドオン・ギミック 一方のニトロは、いわゆる普通のトランスフォーマー。それなのにどうしてヘッドオンギミックが盛り込まれたのかと思ってたら、劇中の最期、バンブルビーに頭を吹っ飛ばされて死亡するそうで、おそらくはその再現ができるように、という遊びなんじゃないかと。 つまりは “オン” のためのギミックではなく、“アウト” のためのそれなんじゃないかな。 実際、コグマンの頭部はちゃんとロボットモードに変形できるのに、ニトロの頭部はただ付け外しができるだけ。 あれ? でも、トイ開発の段階で映画の内容ってそっちに伝わってるのかな? まぁなんにせよ、こういったかたちで遊びの幅が広がるのを喜ぶ(主にネタ的な意味で)ファンも多いと思うので、よかったんじゃないでしょうか。 ちなみにこの頭部、劇中のものとはデザインが違うばかりか、パッケージアートともまったく違います。 これは初期のコンセプトアートを元に作られたそうなので、まぁ仕方ないのかもしれません(それもどうかと思うけど……ていうか、やっぱ内容伝わってないわ)が、ならパッケージアートのあの顔誰だよ? (4作目に登場したモブキャラの一体らしいですが) 以下、適当に頭を交換してみました。
色味は合ってるけど、すごい小顔になっちゃって妙な感じですね。 それと、やっぱコンボイ顔はこういう曲線主体のボディには合わないなぁ。 一方右のコンボイボディにニトロヘッドは、頭身バランスは問題なし。ただ、雑魚感がすごいね。 デザイン的な違和感は、左側よりは感じないかも。始めからこれを見せられても、わりと受け容れてしまいそうな雰囲気はあります。
似合う。全然違和感ないです。 普通にメガトロンの新デザインとして発表されても、そんなに異論は出ないんじゃないだろうか。 サイズはブラックコンボイと同じはずなのに、頭身バランスもちょうどいいように見えます。 一方の右側、ボディの色、角張ったスタイルのせいでかなりG1デザインのショックウェーブ(レーザーウェーブ)に近い感じになりました。 これ、パーシャルでレーザーウエーブいけるんじゃない? モール限定でレジェンズで出たら、多分買うね。
まぁ、こちらはニトロボディでうんぬんと言うよりは、マスクオンタイプのボディにニトロヘッドが合わせられるかっていう検証ですね。 結果はバツ。 左右の耳が干渉して、フルフェイス型のマスクがジョイント基部と一体化しているシックスショットのボディには、そもそもヘッドオンできません。 画像は、シックショットもマスクを胸部に収納し、その可動部の隙間にニトロヘッドのジョイントを挟んで乗っけてるだけです。 一方のヘルメット型のボディ(サウンドウエーブやゴッドボンバー等)ではヘッドオンはできますが、マスクを被ることは不可能です。 適当にアクションカット 可動は十分。例によって腰は回りませんが、そのほかはとくに気になる部分はありません。 腕は、右の方が若干窮屈ですがそれでも90度近く(左はそれ以上)曲がりますし、脚も付け根、膝、足首とよく動くので立て膝も問題なし。ただ、足首の左右スイングはないので、あまり大胆な開脚は接地面に不安があります。 膝の装甲は可動します。ただし、関節の動きに連動するわけではなく、あくまで手動です。 右腕の、機首が変形したボウガン状の武装については、左右のリム(弓)部分は手動での開閉。レバーを押せば左右が連動して開くとか、それくらいあってもよかったのにね。劇中ではここからミサイルなどを発射していたようですが、そのようなギミックはありません。 左腕のキャノン砲のスライドもレバーなどはなく、直接手で引っぱるかたち。 主翼が変形したエンジンブロックは、意外と柔軟に動いてくれまます。上部に取り付けた三連装のミサイルは、ニトロ唯一のオプション装備。接続は5㎜軸なので、拳に持たせることも、一応は可能です。 ロボットモードでは股下に3㎜穴が設定されているので、スタンドを用いての空中ディスプレイが可能です。 肉抜きなどもほとんどなく、ぎっしり詰まった感じなんですが、それほど重量はないので、汎用のフィギュア用スタンドなんかを使ってもそれほど不安はないと思います。 また、エンジンブロックを展開してやると、まるでG1スタースクリームのような、ファンにとって馴染み深いシルエットになるのも面白いです。 この状態でウィングを水平に持ってこれないのが惜しい。 以上、“TLK ディセプティコン ニトロ” でした。 発売早々に品薄状態になり、長らくプレ値がついていたニトロも再販がかかり、ようやく適正価格で市場に出回るようになりました。 実際手に取ってみると、確かに最近のムービートイのなかではよくできてるほうだとは思いますが、正直そこまでか? という気もします。 これなら、同じTLKシリーズのスコーンのほうが、個人的にはよいものだと思うのですが…… まぁ、彼の場合は劇中での活躍等、キャラ人気もあってのことなんでしょう。 あぁ、それから、初回版では品質についていろいろ言っていた人もいたようです。やれ、変形の度に頭が吹っ飛ぶとか、やっぱり変形がかっちり決まらないとか…… でも、少なくとも僕の元に届いたものは、そんなことは全然ありませんでした。結局は個体差だったのか、それとも再販に当たって品質向上が図られてたのか……たぶん、先のほうだと思います。 トランスフォーマーの再販って、僕はこれまであまり聞かなかった気がします。 マスターーピースとかはときどきありましたけど、こういう通常ラインのアイテムでは始めて聞いた気がする。だいたいが発売日周辺で買い逃したら、もう手に入れるチャンスはほぼない、というのがパターンでしたから。 タカラトミーモールでも一部商品の再販を実施してましたし、今後はそういったかたちで品薄アイテムの再入手の機会も増えていくかもしれませんね。 というか、すでに一部に酷い値段が付いてるスタジオシリーズの再販は是非にお願いしたいです。 といったところで、今回は終了。 またのご訪問を。
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