9月にヤクト・ドーガ(ギュネイ・ガス専用機)の発売が決定したRE/100。 最近、わりとメジャーな機体のリリースが続いてるから、らしくないなぁ……なんて思ったりもしましたが、そもそもREはべつにマイナー機体に絞った企画じゃないんですよね。 ナイチンゲールに始まって初期のラインナップがアニメ未登場の機体が続いたので、勘違いしてましたが。 でも、そんななかにあってダントツにマイナーな機体と言えるのが、このガンキャノン・ディテクターだと思います。 一応、ガンダムUCにてアニメ作品への登場を果たしはしましたが、お世辞にも活躍したとは言いがたく、本当、よくキット化できたもんだと思いました。 今回紹介するのは、その一般販売されたUB版とはカラーリングおよび細部が異なるZ-MSV版。 もちろん、初出はこちらのほうなので、オールドファンにとってはこの赤いガンキャノン・ディテクターのほうが馴染みが深いことでしょう。 では、さっくりとレビューしていきましょう。 キットは素組みに最低限の墨入れ、付属シールによる仕上げです。 とりあえず赤いぶん、UC版よりはガンキャノンっぽい……かな? キットはUC版から成形色と一部パーツの変更があるだけで、当然基本構造はそのまま。 なので、特性もそのままUC版から引き継いでいます。つまりは全体的に緩い…… タッパもそこそこあり、おそらく分類上は重MSに近い存在のはずなんですが、そんな重量感や安定感はありません。 各部パーツのポロリやすさや、間接部の保持力のなさももちろんそのまま。 付属武装等 ビームキャノン ビームガン ビームライフル UC版と比較 頭部 腰サイドアーマー 脚部外装 ビームライフル基部 適当にアクションカット 砲撃姿勢への変形も含めた可動性能等に関しては、以前アップしたUC版のレビューにてわりと長めに書いたのでそちらをご参考に。 まぁ見た目通り、それほど派手に動かせるキットではありません。 でも、作ってすぐにしばらく弄った感覚だと、UC版よりも若干安定してるんですよね。肘もへたれないし、脚の付け根も確かに緩むんですが、スッポ抜けるようなことはなかったし…… UC版は完成直後から腰砕けでしたからねぇ。 もちろん、金型調整などが行われたとは思えないので、これは単なる個体差なんでしょうが。 以上、“RE ガンキャノン・ディテクター(Z-MSV Ver)” でした。
キット単体の印象としては、まさに化もなく不可もなくといったところ。 これはもう、完全なコレクターアイテムですよ。 今のご時世、UC版が一般販売でこっちがプレバンになったのも、まぁ妥当な判断だったと思います。というより、キット化されたこと自体が奇蹟に近い。 そんなところで、キットの内容に関しては、もうとくに言うことはありません。 今回個人的にちょっと面白かったのは、一般販売されたUC版が定価4000円だったところ、プレバン限定のこのZ-MSV版は定価3800円だったんです。 え? まさか、一般販売より割安になってる? と驚いたんですが、なんのことはない、UC版に付属した170㎜キャノンがZ-MSV版には付いてないんで、そのぶん安くなってるというだけのことでした。 つまり170㎜キャノンが200円ということですね。 でも、バリエ元からパーツを省いてそのぶん安くするというのは、少なくともプレバンでは初めてのことだったと思うので、なんか面白かった……という話です(笑)。 そんなところで、今回は終了。 またのご訪問を。
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