言い忘れてた…… 祝・一日訪問者数300人突破!! あとついでにいくつか書き忘れてたこともあるのでこっそり足しときます。 すみません…… スーパージンライに続きリメイクされたオーバーロード。 本来はヘッドマスターではなくゴッドマスターなので、なんかそれっぽいギミックが搭載された次シリーズ、パワーオブザプライム(POP)まで待ってくれててもよかったような気もしますが…… とはいえ、そのPOPのプライムマスターも基本的な仕様はヘッドマスターとほぼ一緒なんで、ともかくもレジェンズシリーズとして日本仕様で出てくれただけでもよかった、かな。 造形もよりアニメデザインに近いかたちに修正され、なによりヘッドマスターとなったギガとメガが付属するのは純日本製トランスフォーマーの面目躍如といったところ。 ギミックの都合上、二人が合体してオーバーロードになるという大前提は失われてしまいましたが、やむなく盛り込まれた新設定も、それはそれでアリだと思います。 詳しくはのちほど。 さて、出典の “超神マスターフォース” は、前作の ”ザ☆ヘッドマスターズ” に続く和製アニメシリーズの第二弾で、同じ姿形のトランスフォーマーでも日本と海外とでまったく違うキャラクターとして設定されているものもあります。 そんななか、オーバーロードは先にも言ったようにまったく日本独自に生み出されたキャラクターで、オリジナルの旧トイも海外では未発売。 のちに海外でもコミックなどで登場し、人気を得たようです。ゆえに、今回のリメイクは海外のファンにとっても待ち望んでいたものだったのではないでしょうか。 それでは、レビューに移りたいと思います。 オーバーロード ギガ ロボットモード 海外版ではぽっかり空いていた左右胸部には、右にギガ、左にメガがそれぞれゴッドオンしたようなパーツが埋め込まれています。 そう、埋め込まれてるんですよね。つまり取り外しは不可能(痛めると嫌だから無理はしてないんですが、多分無理)。 そのため、海外版でできたその胸のスペースにほかのヘッドマスターやPOPのプライムマスターをはめ込んだりする遊びが、レジェンズ版ではできなくなってしまっています。 なんで固定にしちゃったのか…… あと、海外版では開いていた踵のパーツは閉じたままにしておく仕様に変更。そのおかげで幾分身長が高くなりましたが、代わりに自立時の安定性が著しく低下しました。 このへんは明らかな改悪点だなぁ。 僕のオーバーロードはとくに爪先パーツの可動部が緩く、基本、一人では立てません。 写真は、まさに奇蹟の瞬間を切りとったものです(笑)。 ヘッドマスター ギガ オーバーロード メガ ロボットモード ヘッドマスター メガ メガジェット メガチャイルド ギガタンク
超距離移動モード 基地モード 適当にアクションカット 一見では堅そうな箱型のボディとは裏腹に、可動性能はなかなかに優秀。 腰は回転こそできませんが、背中側のパネルを外してやることで後ろに大きく反らせることができ、首が若干上を向けることもあり、大空に向かって高く拳を掲げるようなポーズも可能。 三角コーンが邪魔に思える肩もそのまま水平に上げられたり、変形用の間接のおかげで曲げた膝にも微妙な表情が付けられたりと、変形トイとしては大味ですが、アクショントイとしては及第点をあげてもいいかもしれません。 ただし、先にも言ったように踵パーツを開かない状態ではまともに立つことはできません。海外版に倣って開いてやれば安定しますので、ポージングの際はそのように。 ライバルのスーパージンライと。この段階で既に嫌な予感がする…… アレンジの効き過ぎた感のあるスーパージンライと、わりとオリジナルに忠実なオーバーロードとを並べると、正直違和感はありますが、そこは今回目を瞑りましょう。 背は踵の処理の変更もあって頭ひとつ分オーバーロードのほうが高いですが、全体的な厚みというか、密度感はスーパージンライの圧勝。 よく動くのはオーバーロードのほうですが、ゆえにこそボリュームのなさが悔やまれる…… さらにゴッドジンライと。 こうなるともう、オーバーロードが可哀想で…… せめてもの慰めでメガVer.で並べましたが。女性型だと思えば、これだけの体格差も気にならないかな、と思って。 旧トイはかなり大きかった印象があるんで、なんというか、いたたまれないものがあります。 生憎、このためにもう一体オーバーロードを購入する余力はないので(基本、海外版にも手を出さないので)、再現はできませんでしたが、写真のようにメガチャイルドはそのまま胸部に取り付けることができ、メガジェットの背中への接続も5㎜軸を使えばたぶん可能です。 一方で、ギガタンクのほうはどう考えても固定できそうにないけど……と思っていたら、すでに海外版と合わせて実際に再現された方がレビューを挙げられていて、その方によると、やっぱりただ乗せるしかないようです。 まぁ、メーカー側も散々試行錯誤した末の、苦肉の策だったんだろうさ…… 以上、“LG オーバーロード” でした。 スーパージンライをヘッドマスター仕様にしてしまった以上、こいつも同じ仕様で出しとくべきか……みたいな理由で、とりあえず作ってみたような残念な出来です。 いや……ね、造形はまぁ、こんなものだと思いますよ。 少なくともロボットモードでは、アニメデザインや旧トイをリスペクトしつつ、最新の可動も組み込まれていますし。 ただ、これは純粋なアクショントイではなく、トランスフォーマーです。 変形アクショントイなんですよ。 もうちょっとなんとかできたでしょうよ。せめて旧トイで実装してたギミックは全部盛り込みましょうよ。 オリジナルからのスケールダウンは半端ない。 僕個人はオーバーロードの旧トイは持っていませんでしたが、従兄弟が持っていて、よく一緒に遊んだものです。そのときに感じた巨大感、そしてわくわく感が、このレジェンズ版からは一切感じられません。 もちろん思い出補正も多分に含まれていますし、そもそも大人になった今、子供時代と同じわくわく感なんて感じられねぇよ!って話なんですが、実際いろいろな部分が簡略化、あるいは削除されてプレイバリューが下がってるのは事実だしね。 なんにしても、トランスフォーマーにおいては、クラスの大小と作り込みの度合いは必ずしも一致しない、といういい例だと思います。 ただまぁ、このオーバーロードにおける最大のミスは、ブリッツウイングと同日発売にしたことかもしれない。 コンセプトはまったく違うとはいえ、変形モチーフがほぼ被ってる2体をなんでわざわざ一緒に送り出したの? どうしたって較べちゃうでしょ。とくにそれぞれの戦車モードを。 少なくとも僕は、直前にブリッツウイングを触ったせいで、オーバーロードのチープさをより強く感じましたよ。 ブリッツウイングの発売が次月以降だったら、逆に発売からけっこう経っていたら、ここまでオーバーロードを悪し様に言うこともなかったかもしれない。 まぁ、あくまで個人が抱く印象の話で、モノ自体の完成度が変わるわけではないんですが。 といったところで今回は終了。 またのご訪問を。
0 コメント
返信を残す |
Details
|