“新機動戦記 ガンダムW” より、 主人公の一人、カトル・ラバーバ・ウィナーを補佐する総勢40機のマグアナック隊。 そのなかから、隊長ラシード・クラマ以下、主要メンバー4人専用にカスタマイズされた “WMS-03 マグアナック” が 2機1セットのコンパチ仕様でプレミアムバンダイ限定発売となりました。 いわゆる標準機の一般販売からわりと短いスパンでの発売となりました各カスタム機。 いや、まぁ隊のなかでも主要メンバーとなる今回の4人のカスタム機は当然発売されるとは思ってましたが、まさか残りの36機もセット販売されるとは思いませなんだが。 あれもねぇ、もうちょっとパーツが多ければと思いますが、たぶん多少成型の新規ランナーが6枚入ってるだけでしょう? 1枚で6機をカバーしろってことですもんね。それで36パターンのカスタムをユーザーに丸投げっていうのはさすがに…… なので、僕は主要4機のみの購入で留めました。 というか、さすがにほぼ同じキットを40個も作る気になれないし。 それでは、レビューに移ります。 今回のキットは “ラシード機/アブドゥル機” と “アウダ機/アフマド機” でそれぞれ本体1機分に2機分の再現用パーツ2がセットされたコンパチ仕様という、最近だとわりと珍しい内容になっています。 つまり、4機すべて組み立てるにはほかに一般販売の標準機のキットが二つ必要になります。 すでに標準機を二つ組んでいた僕ですが、結局もう一つ標準機を買い足しました。 なお、ラシード/アブドゥル、アウダ/アフマドのキットで標準機を組むことはできません。まぁ、わざわざそんなことする人もいないでしょうが。 キットは素組みに最低限の墨入れ、付属シールと一部塗装による仕上げです。 ラシード機 とくに肩アーマーは護衛対象であるサンドロックのそれに似た形状になり、比較的曲面で構成されている部分の多い他機とは一線を画したシルエットになっています。 アブドゥル機 頭部はパイロットの役割に合わせたように大型のセンサーカメラが増設されていますが、生憎シールは付属しません。というわけで、ここが今回唯一の塗装箇所。 アウダ機 左腕のクローは親指に当たるものとは別の2本が一体成型ですが、切り離すことでそれぞれ個別に動かすこともできます。また、クローの代わりに通常のハンドパーツを取り付けることも可能です。 アフマド機 標準機からの変更点は頭部と胸部装甲、肩アーマー、腰サイドアーマー、バックパックとなります。 付属武装 標準機に付属した武装はすべてそのまま付属。 ただし、アウダ機以外は変更されたバックパックにアタッチメント用ダボ穴が空いていないので、シールドの背中へのマウントができなくなっています。 トマホークのアタッチメント用のダボ穴は、唯一新規パーツになってるアウダ機のリアスカートにも空いてるのに…… アームライフル ロングレンジライフル 比較画像
以下、イメージカット 可動性能は標準機からとくに変わることなく。ポテンシャルとしては優秀ですが、わりと重装甲なせいで実際の可動には制限のかかる部分も多いです。詳しくは過去レビューをご覧ください。 アブドゥル機とアハマド機では肩アーマーが大型化したせいで、肩周りの可動少々窮屈になってしまいました。 とはいえ、十分よく動くキットだとは思います。 以上、“HGAC マグアナック(ラシード機/アブドゥル機/アウダ機/アフマド機)” でした。
数年前だとえだと想像もできなかったマグアナックのHG化、そして各カスタム機の発売。 36機セットの仕様はさすがにやっつけ感がひどいですが、それもネタと思えば許容範囲もしれません。価格も価格ですし、本当に物好きな人しか手を出さないだろうから(笑)。 名付き4人のカスタム機の再現はしっかりできていますし、個人的にはこれで十分。サンドロックの発売も正式に決まりましたしね。 あとは、やはり残り3機のガンダムですが……なぜにシェンロンはこんなにも焦らされるのか? Rジャジャと同じパターンですか? プレバンでMGアーリータイプの武装追加版が新たに展開していますが、その前にTV版をHGでコンプリートしてほしいものです。 あとOZ系も、ビルゴならきっと強引にヴァイエイトとメリクリウスまで繋げられるはず? といったところで今回は終了。 またのご訪問を。
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