年明けから連続して今さらこれ? というレビューが続きますが…… 前回のBD-2が一月前なら、今回のこれが発売されたのはもう三ヶ月くらい前になるのか。 いや、なんか一度買いそびれるとね、あらためて買うタイミングってなかなかないじゃないですか。 今回はたまたま年末手が空いたもんで、久しぶりに行ったヨドバシで衝動的に買ってしまったわけです。 本来の目的は別にあったんですけどね。そっちが空振りだったんで、その代わりです。 ラス1だったし。 では、レビューに移ります。 キットは素組みに最低限の墨入れ、付属シールと一部塗装による仕上げです。 局地型ガンダム(通常仕様)と比較 武装等 MS用マシンガン ビームサーベル シールド ショルダーキャノン
適当にアクションカット 可動は性能は申し分なし。シンプルな体型なのでどこかが干渉するということもほとんどありません。 また、股関節が前後に動くので腰の入ったキャノン発射態勢や立て膝も自然に決まります。 本体がシンプルなら武装もシンプルなので、派手なアクションは苦手。 サーベル刃をどこかから借りてきて、トリプルビームサーベル状態にするのが精々かな。 ちなみに、シールドにマウントされているサーベル柄の向きは本来は逆方向です。 以上、“HG 局地型ガンダム(北米戦仕様)” でした。 “ククルス・ドアンの島” は原作のTV版1stガンダムでも印象的なエピソードですが、映画版ではカットされてたりするので、一般的な知名度はかなり低いんでしょうね。 漫画版のストーリーがどういったものなのかは知りませんが、ジオン目線のストーリーということなら、おそらく連邦は悪。当然このガンダムの位置付けも、悪の象徴といったところでしょうか。 ゆえにこのカラーリング。 1stではRX-78-2が “白い悪魔” と呼ばれていましたが、そうするとさながらこちらは “黒い悪魔” か。なんの捻りもない…… しかしこの機体、そもそもがジオン側の証言でのみその存在が噂されているMSであって、連邦側の正式な記録にはないという設定ですから、色どころか存在自体真偽が疑わしいという……そんなのキット化する前に確実に存在するヒトたちをキット化して欲しいなぁ、と思うのは僕だけでしょうか? まぁ、これもいずれ来るだろうオリジン版RX-78-2 ガンダムへの布石でしょうが、無理矢理捻り出してる感がすごいんだよなぁ。 バリエありきの商品展開はある程度理解しますし、量産機の細かい仕様変更機なんかに関しては需要もあるんでしょう。 しかし、それもこれまで積み重ねてきたものがあってのこと。後付けの設定で似たような名前の似たようなモノをちょこちょこ出されても嬉しくないんだよなぁ。 MSDというカテゴリが、あくまで企業利益のための方便でしかないと感じる人は少なくないと思うのですが、どうなんでしょうか。 といったところで今回は終了。 またのご訪問を。
1 コメント
新年、明けましておめでとうございます。 本年もゆっくりまったり続けていきますので、どうかよろしくお願いします。 新年一発目……といっても、既に発売から一月ほど経ってしまっているんですが、けっこうな田舎に住んでいるためにそう頻繁に街に出ることもできず、ホビー関連商品は基本的に某大手通販サイトで一月分まとめて注文しているので、新製品を発売日に入手できることが稀なわけで、しかもプラモとなるとさらに組む時間も必要で、もともと手も遅く飽き性なこともあって、今回のようにレビュー掲載が発売から一月後なんてこともざらにあるわけです。 まぁ、今さらここで速報レビューを期待する人もいないでしょうし、今まで通り、のんびりいきますよ。 そんなわけで、ブルーディスティニー(以下、BD)2号機です。 陸戦型ジムから派生したBDシリーズの二体目。いつの間にやら “REVIVE” という冠は使われなくなりましたが、要はMGで言うところのVer.2ですね。 漫画版が連載中とはいえ、まさか新フォーマットでBDシリーズが発売されるとは。 それも1号機から3号機まで、すべて一般販売。 最終的な主人公機である3号機はともかく、今回紹介する2号機は最近の風潮からいってプレバン送りになっても不思議はなかったのに、上層部によほど好きな人が……(しつこい) ただ、全機のリリースにはけっこう時間がかかりましたね。 3号機の発売が3月だから、足かけ7ヶ月か。しかも、その間にリリースされるHGUCキットはBDシリーズの三体だけ…… まぁ、その後はけっこう盛りだくさんな様子なので、今は充電期間ということで我慢、我慢。 それではレビューに移ります。 キットは、素組みに最低限の墨入れと付属シールでの仕上げです。 足首のほうはともかく、バックパックはパーツ分割できたんじゃないかな? 今回は塗装はサボってシールで済ませましたが。 その空間用バックパックは、1号機と同じ陸戦用のバックパックの上から重ねるようなかたちで装着します。 カメラアイパーツは、通常時のクリアグリーンとEXAM発動時のクリアレッドの二つが付属。 シールを貼らずに素材を活かした仕上げをするのもいいでしょう。 頭部はひさし部分が別パーツになっていて、それを外すことでカメラアイパーツの入れ替えが比較的簡単にできるようになっています。 おおっ! これなら通常時とEXAM発動時を自由に切り替えられるじゃん! と思ったのも束の間、メインカメラの色も変わるし! 目だけ入れ替えられても意味ないし!! これ、トサカも別パーツにして二つ付ければ解決したはずなのに……最後に手ぇ抜くなよ、と。 モード変化が売りの機体で、どっちか一方の選択式って…… しかたないので、今回は通常時で写真撮影を行ったあと、メインカメラのシールを貼り替えてEXAM発動時の写真を撮影しました。 よって現在我が家の2号機は常にEXAM発動状態です。 1号機と同様の展開ギミックは健在。 ただ、インストでは組み立て工程部分には描かれているのに機体解説では一切言及されず、パッケージイラストや写真でも通常時とEXAM発動時での変化はカメラの色だけで展開ギミックについては完全スルー。 これはどう判断すればいいのか? 1号機との比較
同じニムバス搭乗機のイフリート改と比較
武装等 ビームライフル 100㎜マシンガン ビームサーベル シールド 適当にアクションカット 各部の可動性能は最新のHGフォーマットで必要十分。 ライフルやマシンガンの両手持ちや立て膝も無理なく決まります。 接地性も問題なし。 ハンドパーツは左右武器持ち手のほか、左の平手が付属。 今後ハンドパーツの仕様はどういうかたちになっていくのかなぁ。イフリート系で全盛期のクオリティに戻ったと思ったのに、BDシリーズでまた元通り。 この角度で見ると、ライフルのグリップ部にはやっぱ違和感あるし、そのへんもちゃんと造形してもらって、ハンドパーツもそれに見合った構造で統一してほしいものです。 というわけで、“HGUC ブルーディスティニー2号機 “EXAM” ” でした。 陸戦型ジムベースのシンプルな構造と高いアクション製は、現在のガンプラのスタンダードモデルとして初心者にもお勧めできる良キットだと思います。 ただ、そのぶん詰めの甘さが気になります。 せっかく奪取前と奪取後を、青と赤、二色の肩パーツを付けることで組み替え可能にしたのに、肝心の通常時とEXAM発動時が結局のところ選択式になってしまっているという…… トサカをパーツ別けするだけ、たった2パーツ増やすだけで延べ4種類のバージョンを組み替え可能なプレイバリューが達成できたというのに、なんでそこまで考えが及ばなかったのか…… 3月発売の3号機でブラッシュアップされてるなんてことは、まずないだろうし、本当、痒いところに手が届かない感じでムズムズする。 そんなわけで今年最初のレビュー終了です。 いずれ書くだろう3号機のレビューも、似たようなものになるんだろうなぁ…… またのご訪問を。 |
Details
|