というわけで、月刊メガミデバイスの9月号、“朱羅 弓兵 青衣” です。 忍者と対になるのが弓兵なのか? という疑問はありますが、要は近距離系に対する遠距離系といったところでしょうか。 例によって発売後すぐに入手困難となってしまった “赤いほう” のカラバリとなります。カラーリング含めた方向性は相方とまったく一緒。 そういえば、この “朱羅” シリーズまではテーマカラーも統一されてたんだよなぁ。 個々に色も変えてきたのはChaos & Prettyからですね。 ……うん、忍者のときにいろいろ書いたから、もうとくにないや。 では、レビューしていきたいと思います。 キットは、素組みに一部塗装による仕上げです。 素体モード そのポニーを束ねるリボンの位置、宣材画像では黄色い飾りの上になってますが、説明書にはどちらでもいいように書いてありました(というか、宣材と違っていることにあとになって気付いた……) なお、端4箇所のホワイトはこちらで塗装。今回、この弓兵にはフェイス以外に塗装済みパーツはありません。 弓兵モード 付属武装 苦無(くない) 太刀 大弓(小弓+大刀) 脚絆 侍モード 前面
武装 大太刀 比較画像 (この項目については前回の忍者のレビューとほぼ同じ内容です) 続いてそれぞれの武装モードで。 こちらも基本のパーツ構成は同じで、交換した腕部、脚部もまったく同じものなんですが、それぞれのオプション及びその装備位置で個性がはっきりと分かれた印象。 忍者が主に上半身(基本的に腕部)を中心にオプションを追加しているのに対し、弓兵は下半身にオプションを集中。とくに大弓を腰に装着した状態だとボリューム的に相方を圧倒しています。 それぞれの侍モードでも。 貼り合わせの画像のため、一応調整はしたんですが、縮尺などが微妙に狂っている部分はご容赦を。 基本的に手甲及び脚絆の装着位置以外に両者での違いはありませんが、忍者が肩と太股にそれぞれ装甲を追加したバランス型なのに対し、弓兵はこちらのモードでも脚部に装備を集中させているため、ずいぶん印象が違っています。 同じ侍モードとはいっても、弓兵のそれは忍者と違って直接相手と斬り合うことは考えていないような…… 以下、イメージカット 続いて弓兵モードで。 大型武装が豊富なおかげで、意外にも忍者よりも派手でハッタリの利いたポーズが決まります。 本体へのオプション装備が脛だけなので、各部の可動にもほとんど干渉がないのもいいですね。 ただ、色々な部分が頻繁にポロリしてしまうのは忍者を始め、ほかのメガミと同様。まぁ、組み替え前提のキットなので各部のはめ込みがそれなりになるのは仕方ない部分はあるんですが……なに書こう、根本的な解決策はないものかなぁ。 忍者と対決イメージで。 単純な攻撃力は弓兵のほうが高そうですが……当たらなそうだなぁ。 最後に侍モードで。 こちらも、干渉しまくりでけっこう可動に制限のあった忍者の侍モードに較べ、ストレスなく動かすことができます。 う~ん、近接メインであるはずのキャラより遠距離タイプのキャラのほうがよく動くとは…… でもやっぱり、遠距離戦が似合うので、苦無をファンネルっぽく飛ばしてみたり、大弓に武器を全部載っけてみたり。 以上、“メガミデバイス 朱羅 弓兵 蒼衣” でした。 メガミデバイスの定番としてニコイチが基本なので、もちろんそれぞれ1体だけでも十分遊べるキットではあるんですが、やっぱり忍者と弓兵、2体揃えてこその朱羅シリーズであることは言うまでもないですね。 もっとも、このシリーズ2体分のオプションを装着していわゆる完全形になるというギミックは、次作のChaos & Prettyでは採用されていませんし、今後しばらくはコラボキットや1体で完結するキットのリリースが続くので、以降はどうなるのかわかりませんが。 僕みたいに想像力の乏しい人間には、公式である程度組み替え例を示してくれるほうがありがたいんですけどね。 さて、忍者と違って弓兵の赤いほうはまだ再販が決まってませんが、まぁ、いずれは再販されると思います。 黒いの(影衣)も含めた三色のミキシングとかするひともいるのかなぁ。 赤や黒で感じた硬派な格好良さみたいなものは薄れて、テーマである “和” に関しても、なんとなくぼやけてしまった感のある “蒼衣” ですが、これをよく一般で売ったなぁ、思いますね。 まぁ、赤いのの人気を受けて、ということなんでしょうが、ある意味方向性が真逆だからなぁ……コトブキヤショップ限定とかだったら、普通にあり得るとは思うんですが。 さすがというかなんというか…… でも一方で、オリジナルが散々なChaos & Prettyのカラバリも一般販売するんですよね。 しかも2体同時発売。それも見た目は明らかにハロウィン仕様なのに、12月発売て…… こっちはさすがといっていいのかどうか…… そんなところで、今回は終了。 またのご訪問を。
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