月刊メガミデバイス8月号は、まさに夏にぴったりの爽やかカラーに衣替えした忍者さん……なんですが、もはや10月も下旬に差し掛かり、世間はすっかり秋となってしまいました。 というか、こちらはすでに冬になろうかという勢いで冷え込んでおります。すでにコタツが稼働中。近くストーブも出さなきゃならない感じです。はぁ…… さて、昨年12月、そして今年1月と連続リリースされたものの、すぐ入手困難になってしまった朱羅シリーズ。そのカラバリアイテムとして登場したのが、今回紹介する “蒼衣” バージョンとなります。 通常版(公式にはどう区別するのかわかりませんが、以降は単に “赤いほう” と表記します)が赤と黒を基調にしたカラーリングだったのに対して、蒼衣はその名の通り青と白をメインカラーに、新規髪形パーツ、さらに前作Chaos & Prettyで採用された素肌タイプの手脚パーツを引っさげて劇的なイメチェンが果たされています。 赤いほうを買い逃した僕としては、カラバリとはいえ一般販売で朱羅シリーズが再登場するのは嬉しい知らせで、今度こそはと速攻で予約したわけですが…… うん。思った以上にイメージが変わってて正直なんともいえない気分になってしまった(笑)。 まぁ、イラストが発表された時点でだいたいわかってたんだけどね。 それでは、レビューしていきたいと思います。 キットは、素組みに一部塗装による仕上げです。 素体モード 忍者モード お腹のパーツに関してはお好みで。 どちらを使うかによってよって股関節の可動部のパーツを選択するよう指示がありますが、股関節自体2組組めるので、ユニットごと取り替えるのが楽かと。 付属武装など 苦無(くない) 忍者刀 手裏剣 手甲(カタール) 侍モード 前面
武装 大太刀 比較画像 (この項目は次回の弓兵のレビューでもほぼ同じ内容になるかと思います) 続いてそれぞれの武装モードで。 こちらも基本のパーツ構成は同じで、交換した腕部、脚部もまったく同じものなんですが、それぞれのオプション及びその装備位置で個性がはっきりと分かれた印象。 忍者が主に上半身(というかほぼ腕だけですが)にオプションを追加しているのに対し、弓兵は下半身に集中しています。 それぞれの侍モードでも。 貼り合わせの画像になりますので、ちょっとわかりにくい部分はご容赦を。 基本的に手甲及び脚絆の装着位置以外に違いはありませんが、忍者が肩と太股にそれぞれ装甲を追加したバランス型なのに対し、弓兵はこちらのモードでも脚部に装備を集中させているので、ずいぶん印象が違っています。 以下、イメージカット 続いて忍者モードで。 武器を持たせてポーズをとらせると、さすがに忍者っぽい雰囲気になります。 フレキシブルに可動するツインテールとマフラーがいいアクセントになりますね。 ただ、案の定ポロリ祭りなので、ポージング作業はなかなか大変。 腕が根元から外れやすいのに加え、マフラー、そして手首のハードポイントは頻繁に外れます。このへんはもう接着しちゃったほうがいいかな。 また、武装モードのハンドパーツは手首と一体化したタイプで、素体モードのものより可動面で劣ります。 弓兵との対決イメージで。 対決シーンの構図って難しいね。何回やっても上手くできない…… 最後に侍モードで。 武装盛り盛りの結果いろいろな部分で干渉しまくりで可動はけっこう制限されます。 というか、どこか動かすたんびにどこかが外れてストレスが溜まる溜まる…… まぁ、カッコ可愛いので全然許容範囲ですが。 説明書などにはとくに記載はありませんが、腰のウイングパーツももちろん武器として使用可能。今回は腕に装着して大型クローに見立ててみました。 以上、“メガミデバイス 朱羅 忍者 蒼衣” でした。
赤いほうを買い逃した人には嬉しいカラバリアイテムとなりましたが、イメージは一変してしまったので賛否ありそうな気はします。 しかもこれが届いた頃に赤いほうの再版決まったり……(さすがにもう、そっちも買おうとは思いませんが) 一応 “和” をテーマにした朱羅シリーズなんですが、正直この色味ではほとんど “和” は感じられませんね。色の選択ってやっぱ重要なんだなぁ。 もちろん、だからダメってことではなくて、赤いほうやコトブキヤショップ限定の “影衣” には格好良さは感じたんですが、可愛さはさほど感じなかったんですよね。 だけどこの “蒼衣” は、格好良いと同じくらい可愛くもあり、そういう部分を求める人にとってはいいカラバリになったんじゃないかと。 僕個人は、とりあえず髪色はこっちの組み合わせのほうが好きです。 中身そのものについては、あらためて言うこともありません。あくまでカラバリなので、とくに新たな試みはありませんが、髪の造型も相変わらずのクオリティですし、顔も普通に可愛いし、武装パーツの組み替えの自由度こそChaos & Prettyには及びませんが、あそこまで極端に振り切ってないという意味でも、安定のメガミデバイスです。 とまぁ、そんなところで今回は終了。 またのご訪問を。
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