ファイアーボットはサイバトロン側としては珍しいモンスターモチーフに変形する連中で、劇中での立ち位置もわりと異質な、そういう意味ではダイノボットに少し近い感じかもしれません。 旧トイではスイッチを連続で素早く押し続けると火花が散るという、その名に相応しいギミックが搭載されていました。 往年の人気キャラクターが続々とリメイクされていくなかで、デストロンのターゲットマスター三人衆といい、こいつといい、けっこうニッチなチョイスだと思います。 では、レビューに移ります。 ロボットモード ビーストモード ヘッドマスター ホワイトレオ ヘッドマスター=本人というのがレジェンズシリーズにおける設定ですが、このダブルクロスのみが別人ということになってます。 というのも、そもそもこのダブルクロス、ビーストモードでの二つの首それぞれに自我があって、常に意見が食い違うというキャラクター。 そこにヘッドマスターとなったホワイトレオがヘッドオンすることで問題解決! というくだりは付属コミックにて詳しく描かれています。 というか、それ以前のロボットモードではどうなってたんだ? ターゲットマスター ヘイワイヤー ロボットモード ちなみに付属のコミックではホワイトレオの妹が変化したのがこのヘイワイヤーという感じのストーリーになっています。 基本、僕はこのコミックは適当に読み飛ばすのですが、歴代のトランスフォーマーの設定だけでなくけっこうメタなネタもぶちこんでくるその内容はハナから今の子供なんか相手にしてないよなぁ…… ウエポンモード 適当にアクションカット というわけで、“TFLG ターゲットマスター ダブルクロス” でした。 僕個人的には旧トイは思い入れのある逸品で、30年近く経った今でもまだギミックも健在のいい状態で手許に残してあります。 まぁ、それでも随分と薄汚れて、シールなんかも剥げまくってますけどね。 だから、このレジェンド版の発売(実際にはハズブロのタイタンズリターン版の発表)があっったときは、まさかと思いつつも単純に嬉しかったものです。 宣材写真を見た段階でも旧トイのイメージを残しつつ今どきのスタイルに仕上げた良リメイクだ、と思ったのですが…… 悪くはないです。ただ、ちょっと作り込みが甘かったように思います。 ビーストモードでの脚部や尻尾の処理、そしてなにより首の可動は、もう少しがんばれたのではないかと。 あと、大人の事情によるターゲットマスターとしての発売には、やはり違和感があります。 来月発売のパーセプターがアムホーンモチーフのミニビークルが付属する仕様であることも考えると、同日発売のブロードサイド付属のリパッグアーマーこそをこっちに付けるべきだろう、と。 ファイアーボット同士、ね。 まぁでも、このご時世に完全新規でリメイクしてくれたことにまず感謝ですよ。 グロテスも発売されるかなぁ? されるといいなぁ。 といったところで今回は終了。 またのご訪問を。
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