こちらは最後の騎士王公開時に発売された “TLK-22 ニューバンブルビー” の仕様変更品になります。 TLK版の発売から半年ほどで上位互換とも言うべきこのアイテムが発売されたことに賛否あったようですが、個人的にはTLK版のほうをスルーしていたため、ダメージはありませんでした。 まぁ確かに、売り方そのものには思うところはあります。 ゴッドジンライの件もあるし……今後もこういうことが続くと警戒してしまう人も増えてくるでしょうし、そうして買い控えなんかが起きるとメーカー的にもいいことないと思うんですが…… せめてもう少し期間を空けるとか、もっとわかりやすい変更点などがあれば印象も変わるんでしょうが。 ともかく、レビューしていきたいと思います。 ロボットモード ただその脚部ですが、これボリューム的に外側と内側が逆じゃない? 膝関節とか、本来見えちゃいけない部分が外側になっちゃってるよ。 でも、それ以外は造形としては文句なし。個人的には歴代で一番格好いいと思います。 ビークルモード 第一作目から一貫してシボレー社のカマロにトランスフォーム。 今回は第六世代のカスタム車ということらしいです。 車にはまったく興味がないので、どのくらいの再現度なのかはわかりませんが、スタンダードな自動車系トランスフォーマーのビークルモードとしてはなんの問題もないかと。 強いて言うなら、タイヤとホイールが成形色の黒一色なのが、なんかもの足りないかも。実際にそういうもんなんですかね? あと、変形に関しては後部の合わせが若干シビアというか、なかなかかっちりすっきりとは決まりません。まぁ、このへんは個体差かと思います。 ただ、ドア後ろの細長い三角のパーツはクリア素材ということもあり、強度的にちょっと不安。 付属武器 ハンマー ブラスター 歴代バンブルビーと比較 ロボットモード リベンジ版と 歴代といっても第一作のものは持っていないので、リベンジ(RD)版以降との比較になります。 で、まずはそのRD版と。 一応、サイズは同じデラックスクラスなんですが、ここまでボリュームが変わってしまったのか…… 基本的にロボット、ビークルモードともに極端なデザインの変化はないので、全体のシルエットや変形パターンにも共通点は多いです。 しかし、少なくともロボットモードでの劇中再現度や各部の収まりの良さは、さすが長年のノウハウが活かされたベスト(TLK)版のほうが勝っているのは当然のところ。 でも、このRD版のどことなくポンコツっぽい愛嬌のある感じも、個人的には好きです。 なお、RD版は右腕がブラスター型で固定なので、ベスト版もブラスター装備状態で並べてみました。 ダークサイド・ムーン版と 続いてダークサイド・ムーン(DA)版と。 今回比較した3アイテムのなかでは、このDA版が一番似てるかな。 DAシリーズでも全体的にかなり小型化した印象があったけど、それでもベスト(TLK)版よりは若干大きいですね。 ロストエイジ版と 最後にロストエイジ(AD)版と。 サイズ感はほぼ一緒なんですが、AD版は劇中デザイン自体かなり変わっていたので、ほかの三つとは随分と異質なプロポーションになっています。 バンブルビーといえばのウイングもないし、色も従来のものに較べてかなり赤みの強く、ほぼオレンジ。変形パターンもフロント部分が肩アーマーになったり、胸パーツが完全ダミーなど、ほぼ別キャラです。 ということは、最後の騎士王のバンブルビーはまたデザインが原点回帰したってことなのかな。 ちなみに、AD版バンブルビーにはバトルマスクモードにできたり、右手をブラスターに変形できたりと細かいギミックが搭載されています。 ビークルモード 適当にアクションカット メイン武器のハンマーは、ムービー系トイではあまり馴染みがないイメージの純粋な近接武器。 実際に持てるのは柄の末端部分だけですが、両手持ちもさほど無理なく可能です。 可動はおおむね良好。 ただ難点としては、足首のジョイントが緩く、気付くとすぐ外れていて骨折したみたいにプラプラになってること。それ以外は、とくに問題ないです。 武器類をマウントしていた腰裏の穴はスタンド用としても使用可能。 以上、“MB ウォーハンマー バンブルビー” でした。 映画を見ていないこともあり、TLKシリーズのトイはこれまでとくに気になったもの三つしか購入していませんでした。 今回のベスト版の元になった “TLK-22 ニューバンブルビー” についても、もうバンブルビーばっかりいいや、と思ってスルーしていたのですが、ベスト版としてハンマー付きで発売されるということで、ならばせっかくだし買っておこうか、という程度の気持ちで購入した次第です。 なので特別期待もしていなかったのですが、実際手に取ってみると、これはかなりいいものですね。 さすが、新作が公開されるたび新規で作り起こされているだけはあります。 とくにロボットモードでのプロポーションは、マッシブ過ぎずスマート過ぎず、個人的には格好良さと可愛らしさのバランスが絶妙だと感じました。 一方の変形パターンも、基本形はこれまでに蓄積されたものをブラッシュアップしつつ、しかしマンネリにならないような変化もあって新鮮でした。 もちろん気になる点もいくつかはあります。先にも書いたような脚部のボリュームの違和感とか、足首のジョイントの緩さとか、なぜか脚周りばかりですが。 それでも、これまでに登場してきたバンブルビートイ(デラックスクラスのみ)のなかでは総合的に一番の出来だと思います。ベストの冠は伊達じゃない。 あえて言うなら、バトルマスクへのチェンジギミックの追加と、ブラスターが右専用でなく左右兼用、もしくは左右両方分付属してればなおよかった。 でも、そうなるとTLK版を買った人たちが発狂したかな? といったところで、今回は終了 またのご訪問を。
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