“2010” から参加したデストロンの新キャラクター、オクトーン。 トリプルチェンジャーとしてはデストロンでは三人目の新人になりますが、新キャラということもあり、先輩のアストロトレイン、ブリッツウィングよりは物語の本筋に絡んでいたような印象があります。 まぁ、そもそもこの三人にチーム意識はなかったと思うけど…… 役割としては、死亡したスタースクリームに代わるトリックスター的な位置を担う存在として、当初は登場させたんじゃないのかなぁ。 でも、同じトリプルチェンジャーのアストロトレインが輸送参謀、ブリッツウィングも空陸参謀と参謀職を与えられているのに対し、オクトーンは補給 “兵” 。またアニメ劇中でも、サンドストームからは旧式呼ばわりされたり、化けて出たスタースクリームにはビビったりと扱いがどんどん酷くなっていき、最終的にはフェードアウト。 スタースクリームほどのキャラ立ちは望むべくもなく、僕個人のイメージとしては、ショボい卑怯者くらいにしか記憶していません。 そういった意味では、可哀想なキャラではあったかも…… では気を取り直して、レビューに移りたいと思います。 ロボットモード ヘケヘケ版と LG ブラックコンボイと
ジェット機モード ヘケヘケ版と LG ブラックコンボイと タンクローリーモード ヘケヘケ版と LG ブラックコンボイと ヘッドマスター ヘッドマスター ゴーストスタースクリーム 適当にアクションカット 可動に関してはコンボイ型と変わらず。 ただ、オクトーン独自の仕様によって肩周りが少々窮屈になってしまっています。 具体的には、基本のオクトーンモードでは後ろにたたんだ状態の肩ブロックパーツのサイドミラー部分が基部のパネルに引っかかって肩が回しにくいという…… ならば、その肩ブロックを起こしたスタースクリーム憑依モードでは大丈夫かというと、今度は背部のウィングが干渉して、やっぱり動かしにくい。 まぁ、ウィングは基部に三箇所間接があってわりと自由に動かせるので、そのへんは臨機応変に、というところでしょうか。 付属の武器は専用のライフルと、コンボイ型と同じヘッドマスター用のビークルにもなる二連装銃の二種。 オクトーンといえば盾のイメージもあったので、付属しなかったのはちょっと残念。 ライバルのスプラング(スプリンガー)とタイマン勝負。 カテゴリ的になんとなくライバル関係にされがちな二人ですが、劇中ではそれほど因縁はなかったような気も。 というか、こんなやつとライバルなんて言われたら、スプラングのほうが怒るかも…… でも、今回マッチョに変身できたおかげで、ジェネレーションズ版のスプラングと並んでも見劣りはしなくなったね。 あいにく近接武器がないので、ブラックコンボイからブラックソードを拝借して立ち会わせてみたところ、それなりの画にはなったかな。 以上、“LG オクトーン” でした。
デストン・トリプルチェンジャーとしては最後に登場したオクトーンですが、今回レジェンズ版としてはアストロトレインに続いて二番目の登場となりました。 ヘッドマスター仕様でリメイクされたトリプルチェンジャーは、センチネルプライム(日本未発売)からアストロトレイン、アルファトライオン(日本ではレオプライムとして発売)からブロードサイドというように、新設定を盛り込んだキャラを発売したあと、アニメ登場のG1キャラがそのリデコで発売されるという流れが続いています。 このオクトーンも、すでに言ったようにG2版オプティマス・プライム(コンボイ)発売のあとに、そのリデコアイテムとして発売されました。続くブリッツウィングも、G2版メガトロンが先です(日本では順番が逆になりましたが)。 でも、それぞれが明らかにG1キャラありきで開発されています。 まぁ、ブロードサイドだけはジェット機モードの完成度を見るに、そうとも言い切れないところはありますが…… この、副産物を先出しにして、本命はあとから出すという手法、どこかで見たような気がする! と思ったら、ガンプラでも同じようなことが起きてるじゃないですか。 直近では、ザク・ハーフキャノン(一般販売)からのザクキャノン・テストタイプ(プレバン限定)とか、 アクトザク・キシリア隊機(一般販売)からのアクトザク(プレバン限定)とか…… なんだろう? こういう手法が今後は主流になっていくのかな。 まぁ、本命もちゃんと一般販売で出してくれるタカトミのほうが良心的ではあると思う。それに、先に出したほうもちゃんとキャラクターとして成立してるしね。 後付けの設定で急に出してきたわけのわからないMSとは違うわけで、それと較べるのも失礼かもしれないけど、ふっと頭に過ぎったので、つい口走ってしまいました。 ここで言うことじゃないですね。はい、すみません。 このオクトーン自体はいいものです。 ただ、つい最近ブラックコンボイを触ったばかりなので、正直新鮮みはありませんでした。 ほとんど一緒だからね。レオプライムとブロードサイドくらい違ってたら、面白かったんだけど、まぁ、アレはちょっと特殊な例だし…… あと、これは商品そのものの話ではないんですが、今回このオクトーンはジェット機モードでパッケージされていて、そのため同じボイジャークラスのレオプライムやブロードサイドよりも大きな箱になっています。タンクローリーモードなら同じサイズでいけただろうに、せっかく最近箱のサイズが揃ってきて収納しやすくなってきてたのに…… ちなみに前回言い忘れましたが、同時発売のパーセプターも顕微鏡モードでのパッケージングのため、最近のデラックスクラス共通の箱サイズからはかけ離れたものになっています。 外箱のサイズの統一とかも、ブランドイメージにとっては大切だと思うんだけどなぁ…… といったところで今回は終了。 またのご訪問を。
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