なんかもうアニメのほうは全六話が配信されて終わったようですね、Twilight AXIS。 全部合わせても30分に満たない作品で、とくにどうという内容もなく、小説のほうはまだ続いているような感じですが、さらに続きがあるのか、アニメと同じようなところで終了なのか…… UCとF91を繋ぐ作品だと思っていたので、もう少しなにかあるのかと期待していたんですけれどもね。 まぁ、物語は終わろうともキットのリリースはまだまだ続きます。 プレバンばかりですが…… そんなところでレビューに移りたいと思います。 今回は、基本素組みなのは変わりませんが、少しパーツを加工しました。 あとは最低限の墨入れと一部塗装、付属シールでの仕上げです。 そもそもザクⅢ自体が状況に応じて豊富なオプション装備を選べるといようなコンセプトの機体だったはずなので、いわゆるマシュマー・セロが乗った機体も厳密にいえば “ザクⅢ高機動仕様” とでも呼ぶべきなのかも。 キットはその姿に郷愁すら憶える、HGUC最初期のキット、ザクⅢ改のカラバリキットです。 ポリキャップにカバー被せただけの間接も、見栄えを一切無視した合わせ目も、甘いモールドも18年前に発売された当時そのまんま。 中もスカスカなので、見た目のごつさからは想像できない軽さです。 本来はリアスカート中央下部にバウのシールドなんかにも付いているネオ・ジオン (?) のエンブレムがモールドされていますが、設定画によると今回の赤いザクⅢ改にはそれがなく、代わりに昔ながらのジオンマークが大きく描かれています。 マーキングシールも付いてることだし、せっかくなのでモールドを削ってジオンマークを貼ってやりました。 まぁ、ほかにも細々と違う部分はあるようなんですが、キリがないので今回はそこだけにしておきます。 武装類 適当にアクションカット 今回ここはあっさりめで。 だって、全然動かないんだもの。 いやはや、こんなに動かないもんだったかねぇ。逆に昨今のガンプラの進化を再確認できた思いですが。 肘の可動は90度。肩は胴体側が軸だけだったならまだよかったのに、間接基部みたいな余計なでっぱりが造形されているために干渉して水平方向にはほとんど上げられず。 意外にも胸部が可動するものの、腰が普通の軸接続なので、見た目にはあまり効果なし。 デザイン上の問題もあり、脚周りの可動は絶望的。フロント以外スカートは固定だし、接地性も最悪。少し膝を曲げようものならすぐ後ろにエビ反りという始末。 これでどうやって格好いいポーズをとらせろと? というわけで、“HGUC ザクⅢ改 (Twilight AXIS Ver.)” でした。
HGUCという新ブランドが始動し、その第三弾のキットとしてザクⅢ改が発表されたときはかなりの衝撃を受けましたが、それからもう18年ですか……僕も歳をとるわけだ。 さすがに今手にするといろいろと厳しいキットではあります。 でもなんというか久々に、作っていて、かたちができていくのを見ていて楽しかったキットだったような気がします。 REのハンマハンマもそうでしたが、こういうちょっとスタンダードからは外れたフォルムのキット、最近少ないですもんね。 そういう意味でも、今回は新規で出してほしかった。 REVIVEザクⅢ、そんなに売れませんかね? 通常のザクⅢに袖付き仕様、マシュマーのザクⅢ改に今回の赤いザクⅢ改と、すくなくとも四種のバリエ展開ができるのに。最近の風潮では四種中三種はプレバンになるのは仕方ないしにしても。 結局のところトリスタンが完全新規で出なかったのも、ザクⅢのREVIVEにGoサインが出なかったからじゃないかと勘ぐったりします。 ライバル機があれじゃ、ガンダムだけ新規で出したって釣り合わないって叩かれるだけだ。じゃあどっちも昔のやつの流用でいっとけ……みたいな。 まったく……、主役機、ライバル機ともに新規で出される外伝との差はどこで生まれたのか? まぁ、この作品自体はオワコンでいいとして、早いとこバイアランとRジャジャを発売してください。 ていうか、マジでRジャジャは引っぱり過ぎじゃない? といったところで今回は終了。 またのご訪問を。
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