“HG ガンダム・ダンタリオン” のレビューのときにも書いたかもだけれど、僕はオルフェンズの外伝漫画については未読です。今後もとくに読む予定もないので、外伝系キットに関してはまさに惰性で集めている感じ。 ゆえにこの機体が劇中でどういった活躍をしたのか、どういう経緯でこうなるに至ったのか、詳しい情報は持ち合わせていません。 とりあえず、戦後のどさくさでフレーム以外の大半のパーツが失われた機体が、少しずつパーツを取り戻しながらパワーアップしていく=元の姿に戻っていく? という展開らしいということだけ押さえておけばいいのかな。 これが最終形態なのか、それともあくまで途中経過で今後さらなる魔改造を施されるのかはわかりませんが、なににせよこれ以上名前が長くならないことを祈ります。 ガンダム・アスタロトリナシメント……って、“ ・ ” 除いて15文字だよ。 ガンダム・グシオンリベイクフルシティの17文字には適わないけれど…… キットは素組みに最低限の墨入れ、一部塗装と付属シールによる仕上げです。 では、レビューに移ります。 色分けはけっこう優秀で、足りない部分もシールで補完可能。 ただ、右ふくらはぎ裏のフィンと同スラスター基部については上手く貼れそうになかったので塗装しました。 サブアームのエンブレムくらいはマーキングシールにしてほしかったなぁ。 武装類 適当にアクションカット シールドアームや大型化したサブナックルも使えばかなりハッタリの利いた派手なポーズがとれるものの、そのポーズをまともにキープできないのではどうしようもない。 武器用にスタンドを用意するのがベターかな。 というわけで、“HG ガンダム・アスタロトリナシメント” でした。 単体のMSとしては、巨大武器だったりシールドが変形するサブアームだったり、ケレンミたっぷりでクセの強い、左右非対称なデザインという部分を抜きにしても面白い機体ではあると思います。 ただ鉄血シリーズとして見れば、メインどころはだいたいそんなやつばっかだから、正直飽きてきた感は否めません。 そういう世界観っていったらそれまでなのかもしれないけれど、もう少しバリエーションあってもいいんじゃないの? 相変わらず名前と機体特性になんの関連もないし。 キットとしても、もうどんだけこれ使ってんだよ? っていうくらいのガンダムフレームの使い回しで、新鮮みはなし。 余剰パーツ盛りだくさん! って喜んでる人がなかにはいるけれど、ほとんどが形状の違う装甲パーツで、そのままオプション的に利用できるものは少ないし、いったいどれほどのユーザーがそういうのを利用して俺ガンダムを作るのか…… 僕も昔はそういうパーツも全部取っておいたけれど、結局使い途もないから今は普通にランナーと一緒に捨ててます。 でもそれだけ余剰パーツが出るってことは、つまるところ開発の段階でバリエーション展開が決まってないってことで、要は企画が行き当たりばったりなのかな。 最近のHGUCとかを見れば、たとえばイフリート・シュナイドとか、BD-1とか、はなからバリエ展開を踏まえたランナー配置になってるもんね。ゆえに後続商品でもほとんど余剰パーツが出ない。エコだ。 まあ、現在進行形のアニメや漫画の企画と連動しての商品開発と、過去作品のリニューアル要素の強いHGUCやMGの開発とでは事情は違うのでしょうが。 ……って、途中からいったいなんの話をしてるんだ!? といったところで今回は終了となります。 またのご訪問を。
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