レジェンズシリーズでは、すでにLG12のナンバーを与えられて発売されていたウインドブレードが、装いも新たに二度目の登場。 同名キャラがかたちを変えての再リリースは、ブレインストーム以来かな。 さて、このウインドブレード、確か “アドベンチャーズ” にも登場していて、そっちのバージョンのトイもデラックスクラスのほか、EZコレクション(とはもう言わないのかな?)でも発売されていたと思います。 僕が把握してる限り、誕生から4年余りで発売されたトイは、海外の限定版も含めて5種類。 さすが30周年記念で誕生した新キャラ、優遇されてます。 それだけ人気を獲得できたってことなんだろうけれど。 でも、どうなんだろう。この、〝間違った日本〟全開のデザインは…… 僕個人は、正直あまり好きではありません。 まぁ、拒絶反応が出るというほどのことでもないんで、コレはこういうもんだと受け容れてはいますが、外国人はコレ見て可愛いとか、綺麗とか思うのかな? う~ん、謎だ…… では、レビューに移ります。 ロボットモード ビークルモード
LG12と比較 ロボット、ビークル両形態でバランスがかなり変わっています。 あらためて見ると、LG12のほうは華奢だなぁ。今回のは脚の太さがどうにも……と思ってよく見たら、これ、変形用の腰ブロックから太腿までのパーツはスカージの流用じゃないですか! なんであんなおっさんの太股流用しちゃったの? ほっとんどのパーツ新造なのに。流用するにしても、付け根まででいいじゃん! 一方、顔の白塗りメイクは今回のもののほうが落ち着いた印象。というか、LG12はやっぱ怖いわ。 ビークルモードは、今回のもののほうがLG12よりも少し大きくなり、かっちり感も増しています。その点は好印象。LG12は脚部がバラけやすかったからなぁ…… ただ、先にも言ったように代名詞ともいえる刀が変形に組み込まれていないことも含め、LG12のビークルモードのほうがキャラクターイメージ(僕の勝手なイメージですが)には近い気がします。 脚部の変形とか、新デザインのウィングの形状とかに、どうしてもミスファイヤーの影がちらつくんだよなぁ…… ヘッドマスター こういう頭のかたちに特徴のあるキャラはヘッドマスターには向かないよ。 だから、2010キャラが続々リメイクされるなかサイクロナスとレックガーはスルーされたんだろうし…… 確かに人気もあるんだろうし、ハズブロが押すのもわかるんだけど、それにしたってこの短期間で露出し過ぎじゃない? ターゲットマスター ポインテック ロボットモード
ウエポンモード 適当にアクションカット……の前に これまで、レジェンズシリーズでターゲットマスターとして発売されたアイテムには、ターゲットマスター以外のオプションは付属しませんでした。 それぞれが単体で発売された海外版では、二つを合体させることでヘッドマスターが搭乗可能なウエポンビークルになる武器が付属していたのですが、レジェンズ版ではターゲットマスターがセットされる代わりにそれらの武器がオミットされたかたちになります。 このウインドブレードにも海外版では二振りのブレード型武器が付属していたのですが、レジェンズ版では削除されています。 しかし、代名詞でもある刀が付かないのはさすがにいかんだろう、ということなのか、LG12に付属したものとまったく同じ刀と鞘が付属しています。 結果、一連のアイテムのなかで唯一ターゲットマスター以外の武器が付属することになったわけですが…… あくまでLG12用の武器なので、とってつけた感が拭えません。 ロボットモード時はともかく、ビークルモード時が問題で…… 改めまして、適当にアクションカット 可動性能は……多分標準レベル。ただ、キャラクター性を考えると、もっと柔軟に動いてほしかったというのが本音。 でも、各間接がへろへろで自立もままならなかったLG12と較べると、強度面での信頼性は格段に向上しています。 肩の接続はボールジョイントで、変形の都合もあって上下に位置も変えられるのですが、背面のウイング基部が干渉するので動かしづらいです。 腰の回転はなし。膝は深く曲げられ、足首も伸ばせますが、脛の形状がビークルモード優先のためかけっこう角張っていて、女性ならではの曲線は描けていません。 彼女の存在意義が…… スタンド用3㎜穴はロボット、ビークル共通で機首の底面に一箇所のみ。ロボットモード時はともかく、ビークルモード時にはバランスに注意が必要な場面も。 繰り返しになりますが、代名詞の刀はLG12に付属したものとまったく同じ。 ただ、刀身のパーツのみ無色クリアに変更されています。LG12に付属したほうは、濃いピンクから透明にグラデーションした綺麗な刀身だったのに…… とはいえ、ロボットモードで持たせるぶんにはなにも問題ありません。ちゃんと鞘も差せますし、拳もちゃんと柄にフィットするように造られてますし。 付属コミックに登場した、ターゲットマスター路組み合わせた “強制合体ブレードモード” は迫力がありますし、LG12付属のものと併せて二刀流にしてもいい感じです。鞘もちゃんと両腰(太股)に差せますしね。 以上、“LG62 ターゲットマスター ウインドブレード” でした。 アーシーとクロミアと一緒にLG12版が発売されたのが、もう3年前になるのか…… そして今回のターゲットマスター版(ヘッドマスター版)がLG62。 その間に50アイテムも発売されたんですね。気付けばけっこうな数だよ。 でも、3年もあれば人は変わるのかなぁ……昔はあんなに華奢だったウインドブレードさんが、今やムチムチ……いや、カチカチになっちゃいましたね。 そのぶんメイクはマシになりました。昔はバケモノの手前だったもん。 ボディは昔のままで、頭部形状もそのままでフェイス部分だけ今回のものに交換してくれたら、まだ可愛いと言えたかも。 まぁ、このへんは個人の趣味嗜好ですが。 そもそも僕はトランスフォーマーにそういうの期待してないし といったところで、今回は終了。 またのご訪問を。
2 コメント
セツナ
8/3/2018 12:53:41
この型は流用多いのですよ。スカージもですがハイブロウ等との共用部も多いですよ。流用これだけしてこれならばまだいいかなあって、自分は思っちゃったりしています(´-ω-`)
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退屈と惰性と
8/3/2018 16:02:54
コメントありがとうございます。
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