海外では初代メガトロンとして、シルバーカラーで発売された本アイテム。 同時に発売されたオプティマスプライムが、日本ではブラックコンボイとして限定発売されたので、こちらはどうなるのかと思ったら、G2カラーのパープルで、その名もG2メガトロンとして一般発売されるという…… しかも、付属コミックではビーストメガトロン……いわゆる “千葉トロン” の生まれ変わりみたいな設定になっていて、いつものことながらカオス。 ライオコンボイ(レオプライム)が先に発売されてることだし、もういっそメガストームとして出しちゃったほうがわかりやすかったんじゃないのかなぁ。 まぁ、ライオコンボイのライバルはガルバトロン(ビーストウォーズⅡ版)であって、その弟のメガストームはただの噛ませ犬だったんですが。 ともあれ、レビューに移りたいと思います。 ロボットモード 戦車モード 砲塔は360度回転。砲身は固定で仰角の変更はできません。 また、砲塔上部にはヘッドマスターが搭乗可能。ただし、乗せるとキャノピーを完全に閉じることはできなくなります。 ジェット機モード ヘッドマスター 各種比較 LG ブリッツウイングと ジェット機モード
ビーストウォーズⅡ メガストーム & ユナイテッド タンクメガトロンと G2オリジナルの旧トイは持っていないので、そのリカラーであるメガストームと、ユナイテッド版G2メガトロンとなるタンクメガトロンと一緒に。 クラスがバラバラなんで比較もあったもんじゃないんですが、なんというか、技術の進化というものを感じられます。 ともあれ、メガストームの戦車モードの迫力は今見ても凄い。 LG メガトロンと 商品名はG2メガトロン、コミック内ではビーストメガトロンなので、LG13のメガトロンと今回のヒトは別人ということになりますが、せっかくなんで一緒に。 LG13は銃規制の強化以降、戦車へのトランスフォームが定着してしまったメガトロン系トイにおいて、ロボットモードでは見事にG1デザインを再現している傑作です。 あ、融合カノン砲の向きが逆だ…… LG ガルバトロンのヘッドマスターと パートナードローン ノーブル 海外ではファングリィ(日本名ワイルダー)としてヘッドマスターと一緒に発売されたもののリカラー。 ノーブルは、トランスフォーマーシリーズ一番の問題作としても有名な “ビーストウォーズリターンズ(海外名ビーストマシーンズ)” に登場したキャラクター。 オオカミから異形のドラゴンに変身することから、今回このレジェンズ版にて配役されたもよう。 さすがに、海外版発売の時点からここまで考えられたとは思えませんが。 それより、ヘッドマスターのほうはマジでこのままお蔵入りなの? ビーストモード ドラゴンモード ウエポンモード 適当にアクションカット 可動に関してはブリッツウイングとまったく一緒。腕周りは優秀ですが、腰の回転はなく、接地性には多少不安が残ります。 で、今回新たに膝はジョイントを外してやることでより深く曲げられることに気付きました。そのおかげで立て膝がわりと様になる。 武器装着用の5㎜穴が豊富なのももちろんそのままなので、融合カノン砲を肩に装着してやればオリジナルのG2メガトロンにより近いイメージになります。 というか、肩の穴はそもそもそのために開けてあったんじゃないかな。 戦車砲塔、ヘッドマスター用コクピットの後方に3㎜穴があるので、スタンドを使ってのディスプレイが可能。ボイジャークラスゆえに重量の不安はありますが。 腕部は肩のジョイントを外すことで大きく前に持ってくることも出来るので、ご覧のような融合カノン砲の両手持ちもばっちりです。 トランスフォーマーでこんなポーズができるヒト、珍しくないですか? 素直に格好いい。 メガストームと見立ててライオコンボイ(レオプライム)と絡ませるか、ブラックコンボイをG2コンボイと思い込んで絡ませるか、相手役を選ぶのが非常に悩ましいアイテムになってしまいました。 ましてや中身がビーストメガトロンということになると、ゴリラコンボイを持ってくるのがベストなのか? レジェンズ版は持ってないよ。本家ビースト版、どこにしまい込んだかな…… 以上、“LG G2メガトロン” でした。 最初にも言った通り、本来カップリングされるべきオプティマス型がブラックコンボイとして発売されてしまったために、キャラ的に宙ぶらりんなかたちでのリリースとなったG2メガトロン。 結果、コミックではわけのわからないことになってしまい、本来の彼がいったいどういうキャラなのかとか、ご新規さんは置いてきぼりの状態に まぁ、それはいつものことなんですが。 今さらながらに思うんですが、テックスペックと一緒に載ってるそれぞれのキャラクターの解説文と、コミック内での設定が完全に乖離してますよね。 解説文は、基本海外版のそれをわりとそのまま訳した感じで、昔から思ってたんですが、日本語的におかしな文章の場合がけっこうあります。 ただ、それはそれでトランスフォーマーらしくて僕は好きなんですが、ことレジェンズシリーズにおいては、コミック内の設定を踏まえた解説文を新たに書いたほうがよかったんじゃないかなぁ、と。本当、今さらですが。 じゃないと本当、今の子供とか混乱しますよ。 あ、そもそもレジェンズシリーズって子供がターゲットじゃなかった…… そんなところで、今回は終了。 またのご訪問を。
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