なかなかにマイナーなキャラがまさかのリメイク。 ただ、初出の海外版はリーダークラスからレジェンドクラスまでの各クラスにヘッドマスターをセットした、5体セット商品の中の一つとして発売されたものでした。 リーダー、ボイジャー、デラックスの三体が既存キャラのリデコだったのに、レジェンド枠の彼らだけ完全新規という謎の仕様。 しかも、2種類あった各セットに同梱されたのは、それぞれサイバトロン・クローンボットのファーストレーンと、デストロン・クローンボットのパウンス。 その後、クローン2パックセットとして残るクラウドレ-カーとウイングスパンがセット発売されるという、よくわからない展開となりました。 日本国内版のレジェンズでは、無事(?)勢力別のセット販売で、今回クローンボット、次月にクローントロンが発売されます。 まぁ、そりゃそうでしょうよ。海外の販売方法が謎過ぎる。 では、レビューに移ります。 地上戦士 ファーストレーン ロボットモード ビークルモード 空中戦士 クラウドレーカー ロボットモード ビークルモード 各種比較 ロボットモード 先にも行ったように、正面から見る姿は2体でほとんど違いがありません。 逆に後ろから見るとそれぞれがどういうキャラなのかが丸わかり。 ビークルモード時の後輪やリアウイングが肩の辺りでまとまっているファーストレーンに較べ、機種パーツが垂れ下がってるクラウドレーカーはちょっと野暮ったい感じがするのは僕だけだろうか? せめてあの機種パーツが裏っ側じゃなかったら、もう少しすっきりしてたかも。 実際のところ、二体の構造はほとんど一緒で、パーツの差異は後頭部と変形用の肩間接部(ファーストレーンの後輪含む)、そして脛外装(ファーストレーンの前輪、クラウドレーカーのウィング含む)の三箇所のみで、あとはまったく一緒なんですね。
ビークルモード 適当にアクションカット 可動性能は標準的。 腰こそ回りませんが、変形の都合上肩を大きく動かすことができるほか、デザイン的にはごくごくオーソドックスなロボットなので、素直な可動が可能です。 唯一、ファーストレーンが後頭部から生えるリアウィングパーツがあちこちに干渉するので首を回しづらいことがネック(首だけに……)かな。 それぞれのビークルモードにライドオン。 といっても、本当にただ乗っけてるだけで、とくに空中デスプレイしたクラウドレーカーに乗ってるファーストレーンの不安定さが半端ない。 こういう遊び方も当然想定されてただろうに、固定用のグリップとかダボとか、なんでつけといてくれないかなぁ…… 以上、“LG クローンボットセット” でした。
いろいろな意味で揃えるのが苦行だった海外版を後目に、ちゃんと双子同士のセットで発売され兒ことになったレジェンズ版。 当然といえば当然の展開ですが。 カラーもアニメ準拠に塗り変えられて、オリジナルに忠実なリメイクとなりました。 まぁ、あまりに忠実過ぎてプレイバリューとしては少々もの足りないものになってしまいましたが。 変形難易度は、レジェンズシリーズでは多分一番易しいかと。それでもロボットモードでの可動性能は及第点なので、小さいお子様のトランスフォーマー入門にはちょうどいいかな。 対象年齢15歳以上の表記は、基本ターゲットが僕らみたいなオールドファンだから、気を遣ってのことだと思ってます(笑)。 しかし、シャークトロンからレジェンズシリーズのレジェンドクラス(本当、ややこしいな)はヘッドマスターとセットで定価2000円(税抜き)なったわけですが、今回のクローンボットセットはレジェンズクラス単体の2体セットで定価3500円(税抜き)。 しかもこれほどの簡単変形…… あえてみなまでは言いませんが、まぁ、そういうことです。 普通、セット商品は割安になるもんなんだけどなぁ……あ、言っちゃった。 といったところで今回は終了。 またのご訪問を。
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