まぁ来るだろうな、と思っていた、順当なリデコアイテムですね。 一応、日本国内限定ということになるのかな。ほとんどシックスショットと同じですが。 なにかプラスアルファがあるわけでもないのに、定価で500円アップしてます。限定だからか? グランドマキシマスはフォートレスマキシマスからお値段据え置きなのに…… ともかくも、レビューに移りたいと思います。 基本的な部分については、シックスショットのときにけっこう長めに書いたので、今回はわりとあっさりめになるかと思います。 なんか、最近そんなのばっかだな…… ロボットモード LG シックスショットを最高! と思った人には、やはり最高の出来なんでしょうし、僕みたいにちょっともの足りなく感じた人には、やっぱり少しもの足りないです。 というわけで、リデコ元のLG シックスショットと並べてみました。 パッケージには、「オリジナル同様、シックスショットから大幅に改良され~」みたいなことが書かれていますが、実際の変更箇所はカラーリングを除くとヘッドマスターも含めたロボットモード頭部、肩先端部のパーツ、羽根飾りも含めた胸部パーツ、ビーストモードの頭部の四箇所のみ。 とはいえ、一番目立つ胸部パーツは羽根飾りも大型化され、黒地にゴールドの鳥のエンブレムが強烈でシックスショットとはかなり印象が違って見えます。 でも、これだけ派手な格好しといて隠密って…… ヘッドマスター ヘッドモードはなかなかのイケメン。正統派の正義ロボらしい面構えです。 でも隠密なんだよね? シックスショットと同じフルフェイスタイプのヘルメットを被る仕様になっていますが、被らないほうが金色の装飾とか見えてが格好いいような……まぁ、ちょっと額が狭いのは気になりますが。 ちなみにヘルメット両サイドの角飾りは、収納状態ではメットの内側にしまうかたちになります。 そのせいでシックスショットでは可能だった、ヘッドオンしたままでの変形が不可能になってしまっています。 ジェット機モード バトルカーモード ビーストモード タンクモード サブマリンモード コクピットの無理矢理感もそのままで、どう考えても苦肉の策だったとしか思えない。 まぁ、最悪正面が空いてるのはしかたないとして、だったら潜水艦じゃなくヨットにするとか、そんな意見は出なかったのかな? 形状的にも潜水艦よりはヨットに近いと思うんですが。 もちろん、ヨットよりも潜水艦のほうが格好いいけどね。 エトセトラ ついでに、以前のLG シックスショットのレビューでも紹介した二形態についても画像だけ載せておきます。 ……うん。やっぱガンモードのほうがしっくりくるなぁ。 ウイングウルフならぬウイングサイモードは……むしろウルフよりは違和感ないかもしれない。 適当にアクションカット 可動性能については、正直あまり優秀とは言えません。 LG シックスショットの時の繰り返しになりますが、腰は回らないし、肩の可動もかなりの制限あり、肘は間接部をスライドさせることで可動域が広がりますが、そうしても90度がせいぜい。足首には変形の都合で間接が仕込まれていますがクリック式なので任意の位置では止められず、結局のところ接地性もイマイチ。 ビーストモードの下顎パーツに3㎜穴があるのはリデコ元を踏襲していますが、個体差なのか、スカスカでほぼ用を足しませんでした。 まぁ、仮にフィットしてたとしても、このサイズのディスプレイには不安しかありませんので、あくまで補助程度に考えておくべきかと。 以上、“LG-EX グレートショット” でした。 LG シックスショットはオリジナルの旧トイへのリスペクトに満ちたアイテムでした。 デザイン、スタイル、そしておおまかな変形パターンも旧トイをかなりの部分で踏襲していて、オールドファンの郷愁を誘う一方、新規ファンにも代名詞となる六段変形が新鮮な衝撃となったことでしょう。 ただしかし、旧トイを踏襲するあまり、今現在のトランスフォーマーの基準から見ると、いろいろと見劣りしてしまうのもまた事実。 以前のレビューでも書きましたが、今の技術ならロボットモードと各ビークルモードのスタイルを両立しつつ、さらなる可動も見込めたはず。あえてのこの仕様なんだとは思いますが、僕個人は若干肩透かしを食らった感はありました。 それでも、オリジナルの旧トイを今も大事にも持ち続けている身としては思い出補正も含めてLG シックスショットは記念碑的なアイテムになりました。 で、今回のグレートショットなんですが…… こちらについては、僕は旧トイは持ていません。なので、とくに思い入れもありません。 今回購入に至ったのは、これでレジェンズシリーズもしばらくお休みになるだろうし、万が一最後のアイテムとなった場合は、スルーすればやっぱり後悔するかも、と思ったからです。 でも正直、この型は二つも要らなかった…… もう少しシックスショットからの変更点があれば良かったんですが、片手の指で足りるほどじゃぁねぇ。 変形パターンは丸っきり同じだし、これで単体としてのクオリティが高ければまだいいんですが、悪いとは言わないまでも旧トイリスペクトの仕様なので、思い入れがなければ、まぁこんなものか……という感想に行き着くと思います。 あと、これはアイテムそのものの出来ということではなく、あくまで品質管理の問題なんですが、各部の塗装跳ねやパーツのバリの多さが目に付きました。 これはグレートショットに限らず、同時発送のLG-EX グランドマキシマス(近日中にレビューを挙げる予定です)でも同様だったのですが、決算付きに合わせた大量投入のしわ寄せかと思います。幸い、僕の手許に届いたものには大きな不具合はありませんでしたが、回収返金となったアンコール版ゴッドファイヤーコンボイのような最悪の結果を招いた例もありましたし、タカラトミーには今後は品質管理は当然として、そんな無茶な売り方そのものをしないよう、もっと真っ当な商売のあり方を考えていってほしいと思います。 とまぁ、そんな感じで今日のところは終了。 またのご訪問を。
2 コメント
紅澪斗燭鍍
1/5/2018 18:24:49
HNの由来のグレートショットが出たのは嬉しく思いましたが、やはり刀を新規に付属させてグレート剣法が再現できるようにしてほしかったと思います。
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退屈と惰性と
1/5/2018 18:41:12
ですよね。
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